4年やった短期売買を今年やめてビジネスに全振りした本当の理由
4年やった短期売買を今年やめてビジネスに全振りした本当の理由
値動きを追いかけている時間は、あなたの人生から確実に引かれています。
結論から言います。
私は、セミリタイア後の約4年間続けてきた短期でちょこちょこ売り買いする投資を、今年の春、4月末の妻への資産報告会を前にやめました。
その時間はまるごと、自分のビジネスに移しています。
理由は「投資はパッシブ、ビジネスはアクティブ、ギャンブルはネガティブ」を、自分で有言実行したかったからです。
4年やってみて一番はっきりしたのが、「利回りをいじる時間より、自分の手で価値をつくる時間のほうが、はるかにリターンが大きい」ということです。
短期売買をやめた一番の理由は「有言実行」です
正直に言うと、向いていませんでした。
センスもなかったと思います。
40歳で郵便局を辞めてから約4年、トレンドを追いかける売買をさんざん試して、それがはっきり分かりました。
ですが、それは二番目の理由です。
一番の理由は、自分がいつも言っている言葉を、自分でやっていなかったからです。
投資はパッシブ、ビジネスはアクティブ、ギャンブルはネガティブ。
これを毎日のように配信で言っておきながら、自分は先の読めない値動きをガチャガチャ追いかけている。
これでは筋が通りません。
言葉を出す側の人間が、その言葉どおりに動く。
それだけの話です。
もうひとつ、はっきり言えることがあります。
短期売買は、勝っても負けても時間を吸い取っていくということです。
買った後もチャートが気になる。
上がれば売り時を考え、下がれば損切りを考える。
市場が開いている間じゅう、頭のどこかが占領されます。
その時間を全部足したら、いったい何時間になるのか。
私はそこに気づいてしまいました。
短期売買は、うまくいっても再現性がありません。
次に同じ相場が来る保証はどこにもない。
一方で、自分のブログや音声配信は、積み上げた分だけ確実に残ります。
一発でバズる面白動画のような世界ではなく、コツコツ積み上がるストック型です。
積み上げ方を間違えなければ、時間が味方になってくれる。
同じ「時間を使う」なら、味方になってくれるほうに使う。
私はそう決めました。

やめたのは「売買」であって「保有」ではありません
ここは誤解されやすいので、はっきり書いておきます。
やめたのはトレンドを追いかける短期の売買です。
資産を売り払ったわけではありません。

株式の超長期コアは、新NISAでオルカンなどのインデックスを毎月淡々と積み立てるだけ。
円高でも円安でも、暴落でも最高値更新でも、やることは変わりません。
ここは取り崩さない場所です。
そのほかにゴールド、東証REIT指数、ビットコイン、米国債、日本株の中小型連続増配株を、10年以上持つ長期のコアとして保有し続けています。
各アセットクラスで一番の王道をひとつずつ持つ、という考え方です。
買うのは資金が抜けて安くなったとき。
基本は売りません。
つまり、減らしたのは「判断の回数」です。
持ち続ける判断は最初に一度だけ。
あとは寝て待つ。
判断の回数が減れば、頭のメモリが空きます。
その空いたメモリを、ビジネスのほうに回した。
それが今回の話の中身です。
世の中に「無料」はありません。時間はすべて有償です
ここからが、今日いちばん伝えたい部分です。
自分でゼロからブランドを立ち上げてみて、はっきり気づいたことがあります。
世の中に無料なんてものは、ひとつもありません。
家の中のことでも同じです。
私は料理が得意ではないので、妻に作ってもらっています。
逆に私が得意なことは私がやる。
得意なことは得意な人がやればいい、というだけの分担です。
ただ、その妻の一つひとつの行動は「無料」ではありません。
その人の時間を使ってやってくれている。
だとしたら、尊敬すべきだし、感謝すべきです。
「家族なんだから当たり前」
「誰のおかげで生活できていると思っているんだ」
こういう考え方は、私は違うと思っています。
子どもであっても一人の個人です。
誰かが一時間動いてくれたなら、それは有償です。

お金が動いていないだけで、時間という一番高い対価が支払われています。
これは外の世界でも同じです。
無料の相談窓口も、無料の情報も、どこかで必ず誰かのコストが乗っています。
誰かが無償で動いているように見えるとき、その人の時間か、あるいは別のところで発生する報酬が、その裏で支払われています。
ここに気づけるかどうかで、受け取る情報の見え方はまるで変わります。
「なぜこの人は、無料でここまでしてくれるのか」
この問いを一度持てるようになれば、判断を大きく間違えることは減ります。
本当に苦手な分野を任せたいなら、きちんとした専門家にきちんと払う。
家計の見直しやライフプランの設計が自分では手に負えないなら、費用を払って任せる価値は十分にあります。
その見直しが何十年も効いてくるなら、安いものです。
そのほうが結果的に安くつくことは、いくらでもあります。
そして自分自身も無料ではありません。
私が毎日配信を無料で出しているのは、「一人でも多くの人がお金に困らない人生を送ってほしい」という自分の欲でやっているからです。
無料だから手を抜く、ということは一切ありません。
ただ、それを続けるためには、自分の生活が成り立っていなければならない。
ここが次の話につながります。
稼ぐことを目的にすると、発信は結局ブレます
私が案件やPR、コラボをやらないのは、格好つけているからではありません。
それをやった瞬間に、伝える内容が「稼ぐため」に引っ張られるからです。
もし私自身がお金に困る生活になったら、この配信は続けられません。
人にお金の話をしておいて、自分が幸せでなければ、「配信を続けるために稼がなきゃ」という発想になります。
そうなると、もともとの目的がブレる。
だから私は、自分の生活と資産を先に守ったうえで、その外側でビジネスをやる、という順番にしています。
そのうえで、ビジネスで少しでも収入が生まれたら何に使うのか。
私は物欲がほとんどありません。
車も時計も欲しくない。
服にもこだわりがない。
そんな人間が唯一お金を使いたいと思うのが、妻です。
今住んでいる賃貸は十何年目で、いまカーテンから中の物まで順番に入れ替えているところです。
「こんなに使っていいの」と言われますが、十何年使ったものを新しくしているだけです。
先日の地震のあと、妻と防災用品の話になりました。
必要だと思うものを調べて提案してみてよ、と任せました。
私が全部やってしまうと、妻が「自分は何もしていない」と感じてしまう。
任せることも分担のうちです。
こういう小さな判断ひとつにも、お互いの時間という対価がかかっています。
現状維持は衰退の始まりです。挑戦して、ようやく現状維持
もうひとつ、最近の格言に加えた言葉があります。
現状維持は衰退の始まり。挑戦して、ようやく現状維持です。
セミリタイアしたのだから、あとは静かに暮らせばいい。
そう思われるかもしれません。
でも、何もしなければ、持っているものは目減りしていきます。
お金だけの話ではなく、スキルも、体力も、発信力もです。
正直、まだ全然稼げていません。
会社員のころは、もともとある土台の上で踊っていただけだった、と今なら分かります。
ゼロから名前だけで立ち上げると、お金を稼ぐことが本当に大変だと分かる。
ただ、この稼げていない期間があるからこそ気づけることがあります。
最初から簡単に稼げてしまった人には、たぶん見えないものです。
そして今、AIという産業革命がちょうど来てくれました。
AIが主役になることはありません。
仕事を全部取られるという話も、私は極端だと思っています。
AIは、いい辞書のように使う道具です。
自分では読み切れない量の情報を読み込んで整理してくれる。
判断するのは自分、公開するのも自分。時短のためのツールとして使えば、積み上げのスピードは確実に上がります。
まとめ:時間をどこに置くかで、10年後が変わります
投資はパッシブでいい。
4年かけて遠回りした私が言うので、少しは参考になるはずです。
値動きに頭を使う時間があるなら、その時間を仕事や自分のビジネスに回して、入金力そのものを増やすほうが、経済的自立には近づきます。
そして、あなたの時間も、あなたの家族の時間も、無料ではありません。
そこに気づけると、お金の使い方も、人への感謝も、両方変わります。
積立の金額や年数を変えると将来がどう動くかは、新NISAのつみたてと取り崩しを自分の数字で試してみると、感覚ではなく数字で見えてきます。
今日が、あなたの人生で一番若い日です。
70点で十分です。
気張らず、時間の置き場所だけ変えてみてください。
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※ぱぐおはリベシティ応援会員です。資産形成の原点は両学長(リベラルアーツ大学)の考え方から学びました。
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