AIに慣れるほど人への言い方が雑になる理由と妻に言われた1つの言葉

AIに向かって、3分間ノンストップで指示を出し続けたことはありませんか。

結論から言います。

AIへの指示の仕方は、そのまま人への接し方に出ます。

相手が怒らない環境に慣れるほど、あなたの言葉は静かに雑になっていきます。

私は40歳で金融機関を辞めてセミリタイアし、いまは毎日、音声配信とブログとYouTubeショートを作っています。

その制作の相棒が、ClaudeというAIです。

もう生活から切り離せないくらい使っています。

そのAIの使い方について、先日、妻から一言もらいました。

今日はその話をします。

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AIへの言い方は、そのまま人への言い方になります

まず、AIの何がすごいのか。

24時間、いつ話しかけても怒りません。

細かい要求を積み上げても、頭がパンクしない。

同じ質問を10回しても、態度がまったく変わらない。

これ、人間には絶対にできないことです。

私は文章を打つより、話すほうが速いタイプです。

だからスマホのアプリに向かって、思いついたことを一気に喋ります。

ブログの構成、ショート動画の台本、参考にした記事、気になったYouTube。

全部まとめて放り込んで、「これどう?」「じゃあこっちは?」と壁打ちしていく。

この速さに慣れると、もう元には戻れません。

ここに落とし穴があります。

相手が怒らないから、こちらは加減を覚えないんです。

加減を覚えないまま、その喋り方が体に染み込んでいく。

そして染み込んだものは、AIの前でだけ都合よくオンオフできません。

私が便利さだけを褒めないのは、ここです。

道具が優秀すぎると、使う側の癖が誰にもチェックされないまま育ってしまう。

止められないまま、自分の中で「これが普通」になっていく。

普通になったものは、もう疑いの対象から外れます。

だから気づけない。

妻に言われた「それ、私にやらないでね」

ある日、私はいつも通り、Claudeに向かって3分ほど一気に喋り倒していました。

要求を、バーッと。

それまで何も反応していなかった妻が、指示が終わった瞬間にスーッと私のところへ寄ってきて、こう言いました。

「それ、私にやらないでね」

え、と思いました。

どういうこと?と聞いたら、「そんなにたくさん一度に言われたら、私、頭がパンクする」と。

いやいや、人間にこんな言い方するわけないじゃん。

それはわかってるよ。

そう返しました。

そうしたら妻が、真顔でこう続けたんです。

「でも、そういうのやったら私、離婚しますよ」

やりません。

そんなの、やりません。

分かりました、気をつけますね、と頭を下げたら、もう一言ありました。

「もし私が、あなたの会社の社員だったら、私、会社辞めてます」

すいません。

気をつけます。

それしか言えませんでした。

妻はAIをほとんど使わない人です。

だからこそ、外から見た私の姿が、フィルターなしでそのまま見えていたんだと思います。中にいる人間には、絶対に見えない景色です。

慣れは、能力ではなく要求水準だけを引き上げます

この話には続きがあります。

私は自分の変化に、まったく気づいていませんでした。

以前はプロプランで、Sonnetという軽いモデルばかり使っていました。

最初は「すごいな」と本気で思っていたんです。

ところが、やりたいことが増えてMaxプランに切り替えて、Opusを使い出した。

すると「Opusはすごいな」に上書きされる。

しばらくすると、もっと賢いモデルが出てくる。

そこでまた上書きされる。

そのたびに、前まで感動していたはずのものが「遅い」「ミスが多い」に変わっていきます。

中身は何ひとつ落ちていないのに、です。

上がっているのは、私の要求水準だけ。

これが、慣れの正体です。

慣れは、こちらの能力を上げてくれません。

上げてくれるのは、要求水準だけです。

そして、上がった要求水準は、AIの前でピタッと止まってはくれません。

目の前にいる人にも、そのまま向きます。

妻からは、こうも言われました。

最近、一つひとつの言葉が強くなってきているよ、と。

AIに言ってるときほどではないけどね、と。

指摘されるまで、まったく自覚がありませんでした。

気づかないってのは、本当に怖いんです。

横断歩道の上で止まった車と、「ここ横断歩道だよ」の一言

もう一つ、同じ時期に見た光景があります。

珍しく妻とウォーキングをしていたときのことです。

信号機のない交差点で、駅に誰かを迎えに来たらしい車が、横断歩道のど真ん中に停まりました。

運転していた男性を、悪人だとは思いません。

たぶん彼の頭の中にあったのは「大切な人を、1秒でも早く乗せてあげたい」だけです。

そこだけにフォーカスしている。

すごく男性的な発想だと思います。

私にも、その気持ちは分かります。

では、乗り込む瞬間、その女性がなんと言ったか。

「ここ、横断歩道だよ」

ここなんです。

ありがとう、ではなかった。

一瞬だからいいじゃん、と思った方もいるかもしれません。

私はそう思いません。

歩行者の邪魔になりますし、道路交通法にも関わる話です。

でも、それ以前にマナーの問題ですよね。

そして本当に怖いのは、その人はきっと、横断歩道以外の場面でも同じことをやっているということです。

「え、そこをそうするの?」が、いろんな場所で出てしまう。

悪気がないまま、積み重なっていく。

これ、AIの話とまったく同じ構造です。

個人の悪意じゃない、慣れの構造です。

人は変わりません。変わるのは、自分を見た相手だけです

今日の格言です。

人は変わりません。

「うーん」と思うことがあったら、それはずっと続きます。

簡単には変わらない。

だから、相手を先に変えようとするのは、おこがましいというより、単純に無理です。

変わる方法は、一つしかありません。

自分が変わって、その姿を見せることです。

それでも変わらない相手は、正直います。

そういう人は、もう相手にしない。

これが一番です。

ここで、私がいつも言っている哲学を出させてください。

「投資はパッシブ、ビジネスはアクティブ、ギャンブルや借金はネガティブ」

AIを使い倒すのは、ビジネス側の話です。

だからアクティブでいい。

全力でいい。

実際、私はやりたいことがあると一生懸命やってしまうタイプです。

効率化に頭と時間を使って、その分を稼ぐ力に回して、投資のほうは低コストのインデックスに任せて寝て待つ。

これが私の型です。

でも、そのアクティブさを人に向けたら事故ります。

全力で回すのは仕事のほう、家庭に持ち込むのは加減のほう。

ここを混ぜてはいけないんです。

パートナーに「正直に言ってほしい」と聞いてみてください

私はラッキーです。

妻が、その場で言ってくれる人だから。

問題は、言わない人です。

言わないパートナーは、溜めます。

溜めて、あるとき大爆発する。

そのとき出てくるのは、今日の話ではありません。

5年分の話です。

だから、これを読んでいる方にお願いがあります。

もし今後もその人と長くいたいと思うなら、一度、聞いてみてください。

聞き方は、こうです。

「いつも何も言わずにいろいろやってくれて、ありがとう。

本当に感謝してる。

感謝してるからこそ、これからも長く続けていきたい。

だから、もし積もり積もって溜まってる部分があるなら、正直に言ってほしい。」

これだけです。

かっこよく言おうとしなくていい。

ただし、責任は取れません。

聞いた結果、「総合的に、ごめん、離婚します」と言われても、私は責任を取れません。

でも、遅かれ早かれ相手がそう思っているなら、聞かなかったところで結果は変わらないんです。

だったら、聞けるうちに聞いたほうがいい。

そして、もし何か言われたら、「すいません、気をつけます」でいいんです。

完璧に直そうとして消耗しなくていい。

70点で十分。

気張らなくていい。

私も、そう言いました。

今日が、あなたの人生で一番若い日です。

AIに慣れるのはいい。

むしろ、どんどん使ったほうがいい。

でも、隣にいる人への言い方に慣れるのは、やめておきましょう。

一度でいいので、自分の毎日に慣れが生じていないか、チェックしてみてください。

いい習慣と、よくない習慣。

誰の毎日にも、両方が必ず混ざっています。

分けて見るだけでも、だいぶ違います。

そして最後に、パートナーに「ありがとう」と言ってみてください。

私も、いつも感謝しています。

今日も気をつけて、いってらっしゃい。

※ぱぐおはリベシティ応援会員です。資産形成の原点は両学長(リベラルアーツ大学)の考え方から学びました。

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はじめまして、鼻つぶれぱぐ男です。 「一人でも多くの人がお金に困らない人生を送れるように」をコンセプトに、新NISA・インデックス投資・固定費削減・保険の見直しなど、シンプルで再現性の高いお金の話を発信しています。 40歳でアーリーリタイアを達成。難しい金融知識ではなく、普通の人が実践できる方法にこだわってお伝えしています。ブログ・YouTube・音声配信・noteでも情報発信中です。ぜひあわせてご覧ください!
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