投資雑誌5月号を逆指標で読んだら見えた株主優待とパッシブ投資の本質

こんにちは、鼻つぶれぱぐ男です。

毎月2冊の投資雑誌を読んでいますが、参考にするためではありません。

「逆指標」として読んでいます。

逆指標とはどういうことか。

雑誌は世の中の多くの人が興味を持ちそうな内容を特集します。

注目が集まっているということは、多くの場合「すでに遅い」ということでもある。

だからこそ、雑誌が特集しているものには近づかないという意識で読んでいます。

長期投資の戦略が固まった今、雑誌を読んでも「どうでもいいな」という感覚になっています。

今日は5月号の内容を通じて、長期投資の本質をお伝えします。

注意喚起として聴いておいていただければ幸いです。

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投資雑誌が言う「長期」と私が言う「長期」は全然違う

まず大前提を確認しておきます。

投資雑誌が言う「長期」と私が言う「長期」は意味が異なります。

私が言う長期とは20年・30年のことです。

本当の長期投資を提案したら雑誌は売れません。

雑誌はどうしても数ヶ月〜数年スパンの短〜中期的な視点になります。

この違いを理解した上で読まないと振り回されます。

今日の格言を先にお伝えします。

「投資はパッシブ、ビジネスはアクティブ、ギャンブルはネガティブ」。

この3つを頭に入れておくだけで、多くの危険な判断を避けられます。

1冊目:割安な日本株特集を「逆指標」で読む

5月号の1冊目は、割安な日本株銘柄の見方がテーマでした。

株高が狙えそうな今、お買い得な日本株はどれか、という内容です。

サテライト投資として個別株を楽しんでいる方が参考情報の一つとして見るのは悪くありません。

ただし「実際に上がるかどうかは誰にもわかりません」。

これだけは頭に入れておいてください。

個別株でキャピタルゲインを狙うなら、そもそも世界全体の成長に長期で乗っていく方が合理的です。

オールカントリーは約2,500銘柄、S&P500はアメリカ企業500社が入っています。

強いところには自動的に資金が集まり、一時的に割安な銘柄があればそこに資金が流入する可能性も含めて、全部込みで持てるわけです。

「割安銘柄を自分で探す」より「企業の集合体を買う」方がずっと合理的だと思っています。

私が日本株の中小型×連続増配を選ぶ本当の理由

私の日本株戦略を改めてお伝えします。

保有しているのは「中小型株×連続増配×財務優良×仕事内容が理解できる企業」が条件の銘柄です。

オールカントリーに入っていない銘柄が中心で、特定口座で保有しています。

新NISA枠では持っていません。

理由は自分が好きなタイミングで柔軟に動かしたいからです。

この戦略の目的は「私的年金づくり」です。

例えば株価1,000円で買った銘柄の配当金が年10円(利回り1%)だったとします。

連続増配で配当金が20円に増えると、私の取得コストは1,000円のままなので実質利回りは2%になります。

財務優良な企業は株価も上がっていくことが多い。

20〜30年後には今は利回り1%の銘柄が高配当株に化けている可能性があります。

VTIのようなアメリカ全体への投資信託も同じで、アメリカ企業は増配傾向が強く、将来的に3〜5%の高配当に化けてくる可能性があります。

今から買い始めておくことで、将来の年金の足しにできます。

投資信託の場合、分配金も全部複利で再投資されて雪だるま式に増えていきます。

必要なタイミングで必要な金額だけ取り崩せる柔軟さがある。

これが資産形成中の方に最もおすすめできる仕組みです。

ちなみに最近、Claude AIに相談しながら自分が保有している日本株の割安度を判定するツールを作りました。

財務指標をまとめて割安なタイミングで買い増しの判断ができるようにしています。

AIを使えばこういったツールも自分専用で作れます。

ぜひ活用してみてください。

2冊目:株主優待特集について

5月号の2冊目は株主優待の特集でした。

先に言っておくと、株主優待自体を否定するつもりはまったくありません。

私も優良銘柄についている優待で妻と外食を楽しんでいます。

でも「株主優待を目当てに投資をする」のは筋が良くないと思っています。

理由は大きく2つあります。

Cash is King:現金の方が自由度が高い

株主優待で年5,000円もらえる銘柄を買ったとして、その年に株価が1万円下がったとしたら実質−5,000円です。優待をもらっても意味がありません。

一方、株主優待はないけれど配当金2,000円が出る銘柄で、株価が1,000円上がったなら合計3,000円のプラスです。

しかも配当金は現金なので何にでも使えます。

その銘柄の関連店舗で使ってもいいし、まったく別のことに使ってもいい。

Cash is Kingとはそういうことです。

「縛られた使い道」の株主優待より、現金配当の方が圧倒的に自由度が高い。

これが私の考えです。

時間は有限:使いに行く手間も考える

仕事で忙しい中、「株主優待の期限が来たから使いに行かないといけない」となってしまうと本末転倒です。

このチャンネルを聴いてくださっている方の1時間は3,000〜4,000円の価値がある場合もあります。

専業主婦の方だって同じです。

子育て・家事・家族の管理を24時間こなすのは立派な仕事です。

その時間を株主優待のために使うのはもったいない。

株主優待は「優良銘柄についてきたおまけ」ぐらいに思っておくのがちょうどいいです。

中小型×連続増配×財務優良の銘柄を選ぶ中で、たまたま優待がついてきたらラッキー。

それぐらいの感覚で十分です。

「オルカンの次の一手」特集に要注意

今回の雑誌には「オルカンの次の一手」という特集もありました。

アクティブファンドやバランスファンド、ゴールドを含んだ商品が紹介されていて、信託報酬が1.5〜2%という商品が並んでいました。

はっきり言います。

やらなくていいです。

皆さんは一生懸命働いて日本円を稼いでいます。

皆さん自身が「アクティブファンド」です。

アクティブに稼ぐからこそ、投資はパッシブでいい。

低コストのインデックスファンドを長期で持ち続けることが正解です。

投資とビジネスをごっちゃにしてはいけません。

「投資でいい話がありますよ」と言われたら詐欺を疑ってください。

投資は手数料を払わないことが大事です。

シンプルに、低コスト・長期・パッシブ。

これだけです。

まとめ

今月の投資雑誌から学べることは、逆説的ですが「雑誌に書いてあることをそのままやらない」ということです。

長期投資の戦略は「投資はパッシブ、ビジネスはアクティブ、ギャンブルはネガティブ」この一言に尽きます。

新NISAで資産形成を始めている方は、固定費削減で投資資金を作りながら、低コストのインデックスファンドを積み立て続けることから始めてみてください。

※ぱぐおはリベシティ応援会員です。資産形成の原点は両学長(リベラルアーツ大学)の考え方から学びました。

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はじめまして、鼻つぶれぱぐ男です。 「一人でも多くの人がお金に困らない人生を送れるように」をコンセプトに、新NISA・インデックス投資・固定費削減・保険の見直しなど、シンプルで再現性の高いお金の話を発信しています。 40歳でアーリーリタイアを達成。難しい金融知識ではなく、普通の人が実践できる方法にこだわってお伝えしています。ブログ・YouTube・音声配信・noteでも情報発信中です。ぜひあわせてご覧ください!
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