心の余裕はFIRE前から作れる|40歳で辞めた僕の5つの習慣
心の余裕はFIRE前から作れる|40歳で辞めた僕の5つの習慣
最近、空を見上げたのはいつですか。
心の余裕は、セミリタイアしてから手に入るものではありません。今日から、自分で作れます。
40歳で郵便局を退職してセミリタイアした僕ですが、勤めていた頃から、下を向いて歩くことはあまりありませんでした。余裕を作っていたのは退職ではなく、毎日のちょっとした習慣です。
この記事では、僕が続けている5つの習慣を、音声配信で話した実体験と一緒に紹介します。お金の目標の立て方と、お金で余裕を買う考え方まで書くので、読み終えたら今日から1つ試せます。
習慣1:1日1回、空を見上げる|平日の街は下を向く人ばかりだった
1つ目の習慣は、1日1回、空を見上げることです。
先日、平日の昼間に、都市部の繁華街を歩く機会がありました。天気がよく、暑すぎない、気持ちのいい日です。
それなのに、すれ違うスーツ姿の人たちは、スマホを見て下を向いているか、険しい顔や暗い顔をしている人ばかりでした。空を見る余裕もないくらい、みんな疲れているんだと思います。疲れること自体が悪いわけではありません。
ただ、勘違いしてほしくないことがあります。
セミリタイアしたから、空を見る余裕があるわけではありません。
僕は今もウォーキングのたびに、車に気をつけながら空を見上げます。じっと見ていると「まあ、なんとかなるか」と思えてくるんです。
寝る前は「今日も1日頑張った、後悔はない」と思って目を閉じます。朝起きたら「今日も起きられた、じゃあ今日もやるか」と動き出す。この繰り返しです。
空を見られる理由は、もう1つあります。
僕は発信で、変な話をしていません。稼ぐことより、聞いてくれる人に喜んでもらいたい、感謝されたい。後ろめたいことがないから、自信を持って空を見られます。
空を見る暮らしについては、以前こんな記事も書きました。
空を見る余裕がある生活──リタイア4年目の穏やかな日々と思うこと
習慣2:起きたことは考えない|考えるのは「次に起きない対策」だけ
2つ目は、もう起きてしまったことを、いつまでも考えないことです。
嫌なことが起きると、ずっとそのことを考え続ける人がいます。でも、起きたことはもう起きてしまっていて、考えても変わりません。
考えるなら、同じことが二度と起きないための対策です。日頃から何に気をつけるかを決める。ここをやらない人が、本当に多いと感じています。
お金の話にすると分かりやすいです。
タバコを吸って、お酒を飲んで、スキルアップにつながらない暇つぶしの動画を見ながら「お金が貯まらない」と言う。これは矛盾しています。
お金が貯まらないなら、タバコをやめればいい。お酒も、そんなに飲まなくても死にはしません。リラックスのための時間は別として、コストだけで見ればそういうことです。
暇つぶしでスマホを見ている時間があるなら、その時間で働いて稼ぐ方が早い。人はそう簡単には変わりませんし、僕自身も自分に甘い方です。それでも、締めるところは締める。
嫌なことが起きたら、「次に起きないために何をやめるか」を1つだけ決めて、考えるのはそこで終わりにしてください。
習慣3:お金の目標を「1億円」にしない|物差しは自分の生活費
3つ目は、お金の目標を「1億円」「2億円」のような金額にしないことです。
金額を目標にすると、他の人との競争になります。1億円という数字は漠然としていて、比べる相手がいる限り終わりがありません。
目指すなら、金額ではなく経済的自立です。
貯めることを目標にするなら、「生活費の25年分」のように、自分の生活費から決める方がいいと僕は考えています。生活費は人によって違うので、目標の金額も人によって違って当然です。
たとえば月の生活費が20万円なら、年240万円の25年分で6,000万円です。月15万円なら4,500万円、月25万円なら7,500万円になります。運用益や年金、税金、インフレは入れない、単純な掛け算です。(鼻つぶれぱぐ男の試算)
自分の生活費から決めた目標に、毎月の積立で何年かかるかは、シミュレーターで確かめられます。
資産形成が進むと、仕事との付き合い方も変わります。「これだけ貯まっているから、嫌なことがあればいつでも転職できる」と思えるだけで、気持ちに余裕が出てきます。
僕も郵便局に勤めていた頃は、朝「ああ、今日も仕事に行かなあかんな」と思う日がありました。「今日も楽しく行けそう」と思える仕事に就いている人は、正直、少ないと思います。だからこそ、そういう仕事を探し続けることも大事です。
精神的にどうしても行きたくない仕事や、嫌がらせを受けている職場なら、転職を考えていいです。体は1つしかありません。
僕が資産形成を本格的に学び始めた原点は、2019年に出会った両学長(リベラルアーツ大学)の発信と、リベシティでの学びです。生活費の何年分で目標を立てる話は、こちらの記事でも詳しく書いています。
貯蓄が上手い人は使うのが下手。目標は生活費25年分で立て直す
習慣4:旅行は「行くこと」より「楽しむこと」を目的にする
4つ目は、何をするにも「楽しむこと」を目的にすることです。
セミリタイアしてから、妻と2週間かけて北海道をほぼ一周しました。行く場所もコースも全部事前に決めて、いろいろな宿に泊まりました。楽しかったし、今でも思い出に強く残っています。
ただ振り返ると、あの頃の僕は、旅行に行くこと自体が目的になっていました。
旅行の目的は「行くこと」ではなく、行った本人たちが「楽しむこと」です。
お盆休みのような連休も同じです。休みがあるから旅行に行くのか、家族とその時間を楽しみたいから行くのか。子どもと一緒にいられる時間は限られていて、大人になれば巣立っていきます。
思い出を作りたいのが目的なら、行き先や日程の決め方も変わってきます。
最近の僕は、やりたいことはすぐやる、買いたいものは「ちょっと待とうか」ではなく買う、食べたいものはすぐ食べに行く、にしています。枕もスマートリングも、迷わず買いました。僕の趣味は妻なので、妻が喜んでくれるのが一番です。
次の休みの予定は、行き先より先に「誰と、何を楽しみたいか」を1つ決めてください。
習慣5:お金で解決できることは解決する|家事代行は余裕のプレゼント
5つ目は、お金で解決できることは、お金で解決することです。
困ったときに「助けて」と言える素直な気持ちと関係性は、とても大事です。そして、いつも自分がやっていて苦痛に感じている家事を、お金を払ってプロに頼むのは、いやらしいことではありません。
お金で余裕の時間が買えるなら、買っていいんです。
たとえば家事代行です。3時間でも4時間でもいいので頼んで、空いた時間で出かける、好きなことをする。家族といつも一緒にいる人ほど、1人になれる時間は貴重です。
子育て中の家庭なら、パートナーに家事代行や育児のサポートをプレゼントするのも1つの方法です。物や食べ物もいいですが、自由に使える余裕の時間を贈るという考え方です。サプライズにするなら、家に他人が入るのが苦手な人もいるので、そこだけは先に確かめてください。
自分でやるのも、気持ちは十分うれしいものです。ただ、慣れないことをすると人は失敗します。洗い物を洗い直されたら、お互いに嫌な気持ちになりますよね。
だったら1回、プロに頼んでみる方がいい。空いた時間は2人で出かけてもいいし、「好きなことしてきて」と送り出してもいい。
そして言葉は「愛してる」より「ありがとう」です。感謝の言葉は、いくらでも言えます。
うちは夫婦でも、ずっと一緒にいるわけではありません。妻には「好きにやってください」と言っていて、朝も起こしません。
初めて頼むなら、苦痛に感じている家事を1つだけ選び、短い時間の単発で試すのが始めやすいです。料金はサービスや地域で違うので、申し込む前に各社の公式サイトで確かめてください。
まとめ|今日、1回だけ空を見上げてください
心の余裕は、セミリタイアのご褒美ではありません。今日から作れます。
僕が続けている習慣は5つです。
1日1回、空を見上げる。起きたことは考えず、次の対策だけ決める。お金の目標は、金額ではなく自分の生活費で決める。
旅行も買い物も、楽しむことを目的にする。お金で解決できることは、お金で解決する。
この記事を読んでくれる人、配信を聞いてくれる人は、普段から頑張っている人が多いと思います。だからこそ、気づかないうちに自分で余裕をなくしていないか、ときどき振り返ってほしいんです。
今日、危なくない場所で、1回だけ空を見上げてください。
家の中なら、窓を開けて空を見る。何も考えずに、じっと見る。疲れている人なら、涙が出てくるかもしれません。
それでいいんです。頑張ってきた自分に「よう頑張った」と言ってあげてください。「なんとかなるか」と思えたら、それが余裕の入り口です。
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※ぱぐおはリベシティ応援会員です。資産形成の原点は両学長(リベラルアーツ大学)の考え方から学びました。
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