低コストインデックスファンド比較表が有料級すぎる|信託報酬より総経費率とトラッキングエラーで選ぶべき理由

moomoo証券

インデックス投資家の「推し活」の話をします

今日はいつもと少し趣向を変えて、私の「推し活」の話をします。

私が長期投資家として尊敬している方のひとりに、水瀬ケンイチさんという方がいます。「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」というブログを長年にわたって書き続けている方で、インデックス投資を2002年頃から実践されているというから驚きです。

リーマンショックより前から、今のようにオルカン一本で全世界に分散投資できる便利な商品がなかった時代から、自分で銘柄を組み合わせながらBUY&HOLDを続けてきた。

それだけで十分すごいと思います。

水瀬ケンイチさんのX

https://x.com/minasek

梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー

https://randomwalker.blog.fc2.com/

(出典:梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記))
著書は山崎元さんと共同執筆した『ほったらかし投資術』をはじめ、『お金は寝かせて増やしなさい』『賢者の投資術』など複数出版されていて、私も何度もおすすめしてきました。

 

 

 

何がすごいかというと、ただ長く続けているだけでなく、本業もやめずに経済的自立を実現しながら、今もコツコツと実践を続けているところです。

FIREという言葉が広まりましたが、「いつでもやめられる状態で、あえてやめずに社会とのつながりを保ちながら続ける」という姿勢は、再現性という意味でも本当に見習いたいと思っています。

私自身は会社を辞めてしまいましたが、音声配信などで社会とのつながりを保っています。

水瀬さんのブログに「有料級」の比較表があります

その水瀬健一さんのブログに、「低コストインデックスファンドの徹底比較表」というシリーズ記事があります。

2026年4月12日に掲載された2026年3月末時点の最新版を見て、改めてその内容に唸りました。

参考記事

https://randomwalker.blog.fc2.com/blog-entry-5670.html

(出典:梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記))

これ、作るのが相当大変なはずです。

全世界株式・先進国株式・日本株式などのカテゴリに分けて、主要な低コストインデックスファンドの信託報酬・総経費率・リターン・トラッキングエラーをすべて一覧にまとめてくれている。

しかも無料で公開している。

本当にありがたいです。

一度でいいので、ぜひ見に行ってほしい。

信託報酬だけ見ていてはダメな理由

ここからは、私の考えです。

インデックスファンドを選ぶとき、多くの人がまず「信託報酬」を見ます。

これは間違いではありません。

ただ、信託報酬だけで選ぶのは不十分です。

私がいつもお伝えしているのはこの点で、今回の比較表を見るとその理由がよく分かります。

大事な指標は2つあります。「総経費率」と「トラッキングエラー」です。

総経費率とは、信託報酬以外にかかるコストも含めた実質的なコストの合計です。

信託報酬が低くても、その他のコストが上乗せされることがあるため、年間報告書に記載される総経費率で確認する必要があります。

比較表では各ファンドの総経費率が出ており、改めて見るとeMAXIS Slimオールカントリーは以前0.1%程度だったものが0.08%台まで下がってきていました。

純資産総額が集まってきているからこそ、コストがどんどん下がっている。

これは量の力です。

トラッキングエラーとは、インデックスファンドがどれだけ元の指数に連動できているかを示す指標です。

例えばS&P500の指数が1日で1%上がったとき、同じS&P500に連動するファンドが0.9%しか上がらなかったとしたら、その差がトラッキングエラーです。

なぜこれが発生するかというと、純資産総額が十分に集まっていないと、ファンドマネージャーがバランスよく株を買い付けられなくなるからです。

インデックスファンドにもファンドマネージャーはいます。

ただし彼らの仕事は指数に連動するよう機械的に買い付けることで、アクティブファンドのように自分の判断で銘柄を選ぶわけではありません。

その仕組みがうまく動くためには、ある程度の規模が必要です。

今回の比較表で見ると、楽天・プラスオールカントリー株式インデックスファンドはトラッキングエラーがゼロという驚異的な数字を出しています。

一方で、信託報酬が低く見えても純資産総額が小さいファンドは、マイナスのトラッキングエラーが発生していることもあります。

つまり、指数より低いリターンになってしまっている。

コストが安く見えても、これでは意味がないわけです。

これを自分で調べなくても、一覧で見れる!

水瀬ケンイチさんは神ですか(笑)

結論:純資産総額が大きく、総経費率が低く、トラッキングエラーが小さいものを選ぶ

私がインデックスファンドを選ぶ基準はシンプルです。

①純資産総額が大きいこと

②総経費率が低いこと

③トラッキングエラーが少ないこと

この3点です。

ごちゃごちゃ考える必要はなく、みんなが乗っかっているところに乗っかればいい。

インデックスファンドはみんなで買うから機能するんです。

比較表全体を見ると、eMAXIS Slimシリーズが全世界株式・先進国株式・日本株式いずれのカテゴリでも頭ひとつ抜けていることがはっきりわかります。

もし迷っているなら、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)を持っておくのが一番わかりやすいと思います。

ちなみに余談ですが、「オルカン」と正式に名乗っていいのはeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)だけです。

楽天版は「楽天オルカン」のように商品名に別の名前がつきます。

何気なく「オルカン」と言っている方は一度確認してみてください。

コア投資は「守る」ではなく「目減りを防ぐ」ものです

最後に改めてお伝えしたいことがあります。

新NISAで積み立てているコア資産というのは、遊びのお金ではありません。

守らないといけない資産です。

ただ、「守る」というのは防御力を高めるという意味ではなく、インフレによって資産の価値が目減りしないようにするということです。

現金をそのまま置いておくと、インフレによって実質的な価値はどんどん下がっていきます。

世界の成長に自分のお金を乗せることで、その目減りを防ぐ。

それがインデックス投資の本質です。

リスク許容度を考えながら、リスク資産と無リスク資産の割合を決めて、コア部分は低コストのインデックスファンドでBUY&HOLD。

シンプルイズベストです。

サテライトで色々やるのは、ゼロになってもいいと思えるお金の範囲でやること。

そのお金が「ゼロになっても困らない」と思えないなら、全部コアなんです。

そういう方はごちゃごちゃやらない方がいい。

水瀬ケンイチさんの比較表、本当に一度見てほしいです。

あれだけの情報を無料で公開し続けてくれていることへの感謝を込めて、今日は紹介させていただきました。

参考記事

https://randomwalker.blog.fc2.com/blog-entry-5670.html

(出典:梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記))

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