新NISA制度で見えてきた「長期投資」の本質と落とし穴

はじめに
こんにちは、鼻つぶれぱぐ男です。
このブログでは金融機関や周りが教えてくれない「身近なお金の話」をお届けしています。今回は、2024年に始まった新NISA制度に関する少し衝撃的なニュースをご紹介します。「みんな、新NISA利用の投資信託を売りすぎ!」というテーマでお話ししていきます。
新NISA制度、たった1年で半分が売却?
新NISA制度が2024年1月に始まり、同年11月までの購入額は26兆円。
一方で、同期間中に約13兆7000億円分が売却されたそうです。
この数字を見ると、長期資産形成を目的としたはずの制度が、短期売買に利用されてしまっている状況が浮き彫りになります。
投資助言会社の専門家も「長期投資の仕組みが活かされていない」と残念がっています。
なぜ売却してしまうのか?その背景を考える
売却理由はさまざまですが、主に以下の要因が考えられます。
- 余裕資金での投資ではない
多くの人が余裕資金じゃない資金で投資。しかし、生活に余裕がなく、結局、投資分を切り崩して、生活費に充てている可能性があります。 - アクティブファンドや高リスク商品への投資
派手なパフォーマンスを狙いすぎて、価格が下落した際に慌てて売却しているケースも。 - 短期の値動きに左右される心理的要因
優良な投資先でも、相場が下落したときに「不安」で売ってしまう。これは長期投資の大敵です。
インデックスファンドの基本に立ち返ろう
長期投資の基本は「低コストのインデックスファンドを買って、ガチホ(長期保有)」です。特に、以下のようなファンドがおすすめです:
- 全世界株式
- 米国株式
- 先進国株式
これらのファンドは、世界経済や物価上昇に伴い資産価値を守る役割があります。短期的な利益を狙うのではなく、自分の資産をインフレから守るという視点を持つことが大切です。
なぜ新NISA制度が作られたのか?
新NISA制度は、公的年金だけでは将来の生活が不安な中、国が「自助努力」を促すために作られた制度です。
非課税のメリットを活かして、少額でもコツコツ資産形成を進めることが目的です。
しかし、短期売買を繰り返していては、制度の本質が失われてしまいます。
投資初心者の方こそ、長期的な視点で制度を活用してほしいです。
長期投資でお金に困らない人生を目指そう
新NISA制度のような仕組みを活用することで、未来の自分の生活を守る準備ができます。ただし、投資はあくまで余裕資金で行うもの。
焦らず、自分のペースで無理のない投資を続けましょう。
これからも、このブログでは「お金に困らない人生」を目指すための情報を発信していきます!ぜひ引き続きご覧くださいね。
それでは、今日も元気にいってらっしゃい!