お金を貯めすぎるのは良くない?リタイア生活4年目で見えてきた本当のこと

はじめに:お金の話、誰も教えてくれないこと
皆さん、おはようございます。鼻つぶれぱぐ男です。
このチャンネルでは、金融機関や周囲の人がなかなか教えてくれない「身近なお金の話」を40歳でリタイアした私がゆるくお届けしています。
今日のテーマは「お金を貯めすぎは良くない?」という内容でお話ししていきます。
お金はないよりある方がいいけれど
「お金はないよりあった方がいい」。
これは多くの人にとって間違いない事実だと思います。
しかし、40歳でセミリタイアしてから、実際に「お金を使っていく」フェーズに入って、感じることも増えてきました。
私は2021年にリタイアして、今年で4年目です。
資産を取り崩しながら生活しているのですが、驚くべきことに資産は減っていないのです。むしろ増えているくらいです。
貯めすぎることの「不安」と「安心」
多くの方が「資産が減るのが怖い」と思っていると思います。
だからこそ貯め続ける。
でもそれがストレスになっている方も少なくありません。
実際、アメリカの著名な本『DIE WITH ZERO』でも、老後に向けてしっかり準備した人たちが、資産をほとんど減らさずに亡くなっていくという実態が語られています。
日本でも、堅実に貯めたまま亡くなる人が多い印象です。
「使わなかった後悔」を避けるために
私は40歳でリタイアした理由の一つに、「今このお金をどう使うか」が重要だと思ったからというのがあります。
未来のことを考えるのも大切ですが、「今をどう生きるか」も同じくらい大事です。
年金や社会保険料、年間の生活費をシミュレーションした結果、「今やりたいことをやっても大丈夫」と判断しました。
結果としてこの4年間、資産は減っていません。
「節約が好き」ならいい。でも「我慢」はダメ
私は散歩がてら、いくつかのスーパーを歩いて回って、最安値のものを見つけるのが趣味です。
これは私にとって楽しみであり、運動にもなります。
しかしこれを我慢として続けている人がいたら、それはちょっと違うかもしれません。
やりたいことを後回しにして、結果的に「やれなかった人生」になるのは悲しいことです。お金を貯めることは大切ですが、「今しかできない体験」や「自分へのご褒美」にも目を向けてみてください。
「バケットリスト」で自分を見つめ直す
やりたいことがわからない…という方は、バケットリスト(死ぬまでにやりたいことリスト)を作ってみてはいかがでしょうか?
3個でも5個でもいいので、スマホのメモなどに書き出してみましょう。
そこから、自分の「お金を使う優先順位」が見えてくるかもしれません。
家族にも「我慢させない」お金の使い方を
私の妻にもよく聞きます。
「我慢してない?」「今の生活に不満はない?」と。
お金があるからといって、なんでも贅沢しているわけではありませんが、必要なことにはちゃんと使う。
それが大切だと思っています。
家族も、そして自分自身も**「我慢しすぎない」**ように。
小さなご褒美や楽しみが、人生の質を大きく左右するのではないでしょうか。
まとめ:将来も大切。でも「今」も同じくらい大切
お金を貯めすぎることが悪いわけではありません。
でも、それが「我慢」や「不安」につながっているのであれば、見直すタイミングかもしれません。
人生は一度きり。「今しかできないこと」にお金を使う勇気も大切です。
将来のための備えも必要ですが、「今の自分」にも優しくしてあげましょう。
最後に
ということで、今日の配信テーマは「お金を貯めすぎは良くない?」でした。
将来ももちろん大事ですが、「今の自分」を大事にすることも忘れないでください。
それでは、今日も元気にいってらっしゃい。ありがとうございました!