最初の一歩

民間保険に加入する際に支払うコストとは?

こんにちは。

はなつぶれぱぐおです。

日本人の多くが加入している民間保険。

私自身も元々、たくさん加入していました。

よく、広告でこんな内容を見かけませんか?

「月々○○○○円から加入できる○○保険」

手軽に保険に加入してもらうために保険会社も考えています。

ここで、安いからいいか?と手軽に加入する前に少し疑問に思ってほしいことがあります。

「この保険って月々○○○○円で加入できるって言っているけど、何かコストはかかっているの?」

今回は、民間保険のコストについて考えたいと思います。

民間保険はあくまで金融商品です。

本来、金融商品で掛け捨てというリスクがあるので、コストの説明があっていいのではないかと思います。

皆さんの保険を検討する手助けになれば、嬉しいです。

民間保険に加入する際に支払うコストとは?

民間保険加入の私の考え方

改めて、今回のテーマとは、逸脱しますが、民間保険加入は不要と思っています。

病気やケガの保障については、健康保険で充分と考えています。

しかし、ご自身が亡くなる事で、生活が困窮してしまうご家族等がある場合は、掛け捨ての死亡保険に適正な保障で加入する必要はあると思います。

①広告費

皆さんがいつも見ているCMなどは無料で見ていますが、CMを作るためには、お金はかかります。

なので、当然加入している保険の保険料の中に含まれています。

一般的に魅力のある金融商品は広告を打ちません。

それは、広告を打たなくても、売れるからです。

例えば、バンガード社のVTやVTIなどは広告を打たなくて、魅力ある商品です。

勝手にお金が集まるので、安い信託報酬で運用が出来る訳です。

②人件費

例え、ネットで安い民間保険を選んだとしても、必ず人件費は掛かっています。

ましてや、人を介して、保険に加入しているなら、目の前の販売員のお給料を払っていると思っていいでしょう。

利益が出ないビジネスはありません。

必ず、それを考えるのは人間で、儲からない事はしません。

③保険金

これをコストと言ってしまえば、元も子もないですが、事実です。

仮に、医療保険に加入して、一度も入院や手術をしなかったら、あなたが払った保険料は誰か知らない人の保険金になっています。

勿論、あなたが貰う立場かもしれません。

今の保険会社に相互扶助の精神があるかは疑問が湧きます。

④運用商品

民間保険には、掛け捨て保険だけでなく、貯蓄保険(養老保険や年金保険)があります。

貯蓄保険は債券などのリスク商品に保険会社が皆さんからの保険料から投資、運用を行っています。

その際に保険会社はリスク商品の投資から得た利益を手数料という名目で差し引いています。

年金保険などの商品の利回りが悪いのはそういう理由です。

なので、自分でiDeCoやNISAを使って、直接投資する事をお勧めします。

まとめ:見た目の簡単でも、中身は複雑な保険。

今回のコストの話はほんの一部に過ぎません。

実際に保険の内容は複雑に作られています。

ほとんどの保険営業マンが自分の販売している商品のどんなコストが掛かっていて、どんな商品で運用しているかなんて答えられないと思います。

私は外見も中身もシンプルな金融商品が好きです。

VTIは、ほぼすべての全米株に投資ができ、信託報酬も0.03%。

見た目だけが簡単な商品には、注意が必要です。

一歩♪一歩♪コツコツが大事♪

それではまた♪