単元未満株の魅力と注意点:応援したい企業を少額投資で支える方法

はじめに
こんにちは、鼻つぶれぱぐ男です。
このチャンネルでは、金融機関や周囲の人が教えてくれない「身近なお金の話」を40歳でリタイアした私が発信しています。
今回はリスナーさんからいただいた「単元未満株」についての質問にお答えします。
単元未満株は少額から投資が始められる手軽な手段ですが、いくつか注意点もあります。
本記事では、その魅力とデメリット、そして効果的な活用方法について解説します。
単元未満株とは?
単元未満株とは、通常の株式取引で必要な単元(一般的に100株)未満の単位で株式を購入できる仕組みです。
例えば、100株100万円の株でも単元未満株を利用すれば1株1万円から購入可能です。
これにより、初心者や少額投資家でも好きな企業に投資しやすくなっています。
単元未満株のメリットとデメリット
単元未満株には以下のメリットとデメリットがあります。
メリット
- 少額投資が可能:大きな資金を用意しなくても投資を始められます。
- 応援投資:好きな企業や普段利用している企業に投資しやすい。
デメリット
- スプレッドの発生:楽天証券では取引時にスプレッド(売買価格の差)がかかるため、注意が必要です。
- 差し値注文ができない:SBI証券では成行注文のみ可能で、指定価格での購入ができません。
楽天証券とSBI証券の比較
単元未満株を購入する際におすすめなのが、楽天証券とSBI証券です。それぞれ特徴が異なるため、自分に合った証券会社を選びましょう。
楽天証券
- メリット:差し値注文が可能。
- デメリット:スプレッドがかかる。
SBI証券
- メリット:スプレッドがなく、売買手数料が無料。
- デメリット:成行注文のみ可能。
私はSBI証券をおすすめします。
理由は手数料がかからず、初心者にも扱いやすいからです。
ただし、楽天証券も便利な機能が多いので、使い分けるのも一つの方法です。
長期投資の考え方
私は、単元未満株投資が長期投資に向いていると考えています。
好きな企業を応援しながら、コツコツと投資を続けることがポイントです。
例えば、以下のような方法があります:
- 金額を分散して購入:少額の金額を複数の銘柄に分け、株価に応じて少しずつ購入する。
- 暴落時に追加購入:株価が大幅に下がった際に追加購入し、平均購入価格を下げる。
- 配当利回りを基準に判断:配当利回りが上がったタイミングで買い増しを検討する。
応援投資の魅力
質問者さんは、好きな企業を応援したいという気持ちがあり、その企業に投資をするのはとても素晴らしいことです。
その気持ちが長期投資の原動力になり、株価の一時的な下落にも冷静に対応できます。
いわば「推し活」ならぬ「推し株」の感覚で、投資を楽しむことができるでしょう。
証券口座の使い分け
最後に、楽天証券とSBI証券の両方で口座を持つことをおすすめします。
それぞれのメリットを活かし、投資の幅を広げることができます。
また、システム障害などのリスク分散にもなります。
まとめ
単元未満株は少額から投資を始められる魅力的な手段です。
特に好きな企業を応援したい方や、長期投資を目的とする方におすすめです。
一方で、スプレッドや差し値注文の制限といった注意点もあるため、証券会社を比較しながら自分に合った方法で活用してください。
皆さんの投資生活がより充実したものになることを願っています!