宝くじってギャンブルじゃないの?40歳でリタイアした元会社員が断言する「お金の線引き」の話
宝くじってギャンブルじゃないの?40歳でリタイアした元会社員が断言する「お金の線引き」の話
宝くじはギャンブルです。これは断言できます。
今回は読者の方からいただいた質問にお答えしていきます。
内容は「宝くじってギャンブルなんですか?」というシンプルでありながら、実はとても本質的なテーマです。
結論から言います。
宝くじはギャンブルです。
当たる確率も非常に低いです。
「夢があっていいじゃないか」という気持ちはわかりますが、それはあくまでも娯楽として割り切った話であって、お金持ちになる手段としては機能しません。
まずここをはっきりさせておきましょう。
こちらにギャンブルの当選確率の一覧図を貼っておきます。
「ギャンブルと思って買う人」と「そう思っていない人」の差
宝くじをギャンブルだと認識しながら買う人と、
「投資のつもり」
「一発逆転できるかも」と思って買う人では、
お金に対するマインドがまったく違います。
後者のタイプの人は、資産形成においても同じような考え方をしがちです。
「レバレッジをかければ一気に儲かる」
「FXで一発逆転」
「4.3倍のブル型ETFを全力買い」といった行動に走りやすい。
本人はそれを投資だと思っているかもしれませんが、実態はギャンブル(投機)と変わりません。
大事なのは、自分が今やっていることが
「趣味・娯楽の範囲内か」
「余裕資金の範囲内か」
「それとも余裕の範囲を超えているか」
を自分でちゃんと判断できているかどうかです。
そこが曖昧なまま行動している人は、資産形成において後手に回り続けます。
ぱぐ男が宝くじを年に1回だけ買う理由
じつは私も宝くじを買います。
ただし、年に1回だけ、年末ジャンボ3,000円分のみです。
なぜ買うのかというと、お金持ちになりたいからではありません。
妻との会話を楽しみたいからです。
宝くじを買ってから当選発表までの1ヶ月ほどの間、
「当たったらどうする?」
「どこ行く?」
「何に使う?」
と話し合うのが楽しいんです。
それだけのために買っています。
連番で10枚買えば1枚は300円が当たりますから、実質2,700円の出費で1ヶ月間の夫婦の楽しい会話ができる、と思っています。
これはギャンブルであることを完全に理解した上での「娯楽費」として使っているわけです。
3,000円がゼロになっても困らない、生活には何の影響もない、そういう前提があるから楽しめるんです。
もしこれを「これで老後を何とかしよう」とか「10万円分買えば当たるだろう」という感覚でやっていたら、それは完全にギャンブルです。
同じ行動でも、マインドが違えば全然別の話になります。
車の買い方だって同じ話です
「宝くじはギャンブルだ」と言いながら、ローンを組んでグレードアップした新車を買って、車両保険まで入っている。
そういう人に向かって「宝くじに使うお金がもったいない」と言っているとしたら、私からすれば「それも一緒じゃないですか」という話です。
別に新車が悪いわけじゃないんです。
本当にその車が好きで、貯蓄も投資もしっかりやった上で「これだけは自分へのご褒美だ」と思って買うなら、何も問題はありません。
でも、余裕がないのにディーラーに言われるがまま買ってしまっている人が「宝くじなんてギャンブルで馬鹿らしい」と言っているとしたら、笑えない状況です。
お金の使い方に一貫したマインドがあるかどうか、というのが大事なんです。
投資だって同じ原則が当てはまります
投資も同じです。
新NISAでオールカントリーをコツコツ積み立てる。
これは面白くも何ともないです。
毎月積み立てて、あとはほったらかし。
「米国株が強い」とか「今年はインドが来る」とか、そういうことを気にしなくていい。
全部入っているんだから。
でもこの「面白くない感」こそが正解です。
投資に興奮してはいけないんです。
興奮しはじめたら、それはもうギャンブルの領域に入りかけているサインです。
レバレッジをかけたり、テーマ株に全力投資したりするのは、本人が「投資」と言っていてもギャンブルと同じ心理になっています。
老後資金のコア投資は「長期・低コスト・インデックス(オールカントリー)・新NISA」これだけです。
サテライト投資は余裕資金でやる分には構いませんが、なくなっても仕方ないという気持ちでやる必要があります。
月々5万円の積み立てでも、新NISAの非課税枠1,800万円を埋めるのに30年かかります。
それだけ長い話です。
iDeCoも大事ですが、まず新NISAを最優先にしてください。
「NISA貧乏」になるほど無理をする必要はありませんが、生活が苦しくならない範囲で全力で埋めていくのが正解です。
「線引き」ができているかどうかがすべて
今日の話を通じてお伝えしたいのは、宝くじに限らず、あらゆるお金の使い方において「自分の中の線引き」ができているかどうかが大事だということです。
趣味・娯楽として余裕の範囲内でやっているのか、それとも余裕の範囲を超えて一発逆転を狙っているのか。
この違いは大きいです。
資産形成を真剣に考えるなら、コアの部分はぶれずに守る。
その上で趣味・娯楽の出費は自分が楽しめる範囲で自由にやる。
これがバランスの取れたお金の使い方です。
宝くじはギャンブルです。
ただ、ギャンブルでも娯楽として割り切って楽しめる人は買っていい。
でも「これで人生を変えよう」と思っている人は、まず考え方を変えてください。
その考え方のままでは、お金は増えません。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
一人でも多くの人がお金に困らない人生を送れるよう、これからも発信を続けていきます。
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