投資雑誌に惑わされるな。オルカン積立を続ける人が最強である理由
投資雑誌に惑わされるな。オルカン積立を続ける人が最強である理由
毎月投資雑誌を読んでいる理由──逆指標として
毎月、投資雑誌を2冊読んでいます。
「え、インデックス投資家なのになんで雑誌なんか読むの?」と思う方もいるかもしれません。
理由はシンプルで、世の中の空気感をつかむためです。
今どんなテーマが注目されているのか、どんな言葉で投資初心者が煽られているのか。
それを知ることで、自分が正しい方向に進んでいるかどうかの確認ができます。
ただ、正直に言います。
雑誌の内容は、あまり参考にはなりません。
むしろ逆指標として活用しています。
4月号に載っていた2つの特集
今月読んだ2冊の雑誌には、それぞれ印象的な特集がありました。
1冊目は「個人投資家のポートフォリオ公開」がメインテーマ。
5億・10億という資産を持つ投資家たちが、どんな銘柄を持ち、どう運用しているかを紹介する内容でした。
見た目も鮮やかで、読んでいると思わずワクワクしてしまいます。
プロが作っているだけあって、本当によく作られています。
2冊目は「新NISAオルカン一択からの脱却」というタイトル。
これには正直、ちょっと辛口になりました。
オルカンで愚直に積み立てている人を、わざわざ迷わせる必要があるのかと。
「5億・10億の人のポートフォリオ」は参考にならない
5億・10億の資産を持つ個人投資家が雑誌に載っていると、資産形成を始めたばかりの人が「自分もこうなりたい」と思うのは自然なことです。
僕もその気持ちは理解できます。
でも、はっきり言います。
ほとんどの人には無理です。僕自身も含めて。
これは夢を壊したいわけではありません。
現実的に考えてほしいのです。
雑誌に掲載されるような投資家は、いわば一流の部類に入ります。
野球でたとえると、プロ野球選手です。
小学校・中学校・高校と野球を続けてきた人の中で、プロになれる人は何人いるでしょうか。
ごくわずかですよね。
それは努力が足りないとか、才能がないとかではなく、プロになれる人が圧倒的に少ないというだけの話です。
株式投資も同じです。
雑誌に出てくる5億・10億の人たちは、プロ野球選手と同じ。
その人たちのポートフォリオをそのままコピーしようとしても、同じ結果にはなりません。運用額が違いすぎるし、そもそも感情のコントロールや情報収集力も全然違います。
だからこそ、私たちのような普通の個人投資家にとって最適な方法は、シンプルなインデックス投資なのです。
「オルカン一択から脱却」は本当に必要か?
もう1冊の「オルカン一択からの脱却」という特集には、少し腹が立ちました。
新NISAでオールカントリーをコツコツ積み立てている人は、正直、今日の話は聞かなくてもいいくらいです。
それくらい正しいことをしています。
迷う必要は一切ありません。
「脱却」という言葉は、まるでオルカンが間違っているかのような印象を与えます。
でも、全世界に分散されたインデックスファンドを長期で積み立てることは、今でも最も合理的な選択のひとつです。
雑誌はビジネスです。
「オルカンだけでOK」という記事では、読者は動かない。
「新しい何か」を提示しないと売れない。
その構造上の問題があります。
だから毎月、何らかの「新提案」が出てくるのです。
アクティブファンドが長期で負ける2つの理由
雑誌では毎回、注目のアクティブファンドが紹介されます。
でも数年後に同じ雑誌を読むと、あのころ持て囃されたファンドは跡形もなく消えています。
長期でアクティブファンドがインデックスに負ける理由は、2つです。
①人間の感情が入るから
アクティブファンドは、ファンドマネージャーが判断して売買します。
どれだけ優秀な人でも、人間である以上、感情が入ります。
恐怖で売ってしまったり、期待で買い増してしまったり。
その積み重ねが市場平均を下回る結果につながります。
②信託報酬(コスト)が高いから
アクティブファンドの信託報酬は、1%を超えるものが多いです。
中には1.5%・1.8%のものもあります。
一方、eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)の総経費率は約0.08%です。
100万円を運用した場合、1年間のコスト差を計算してみましょう。
・オルカン(0.08%):800円
・アクティブファンド(1.8%):18,000円
差額は17,200円。
毎年です。
これが10年・20年・30年と続くと、複利の効果で差は雪だるま式に膨らみます。
1%の差が30年でどれだけ変わるか
月5万円を30年間積み立てた場合、年率5%と年率4%ではどのくらい差が出るでしょうか。
気になる方はAIに聞いてみてください。
「毎月5万円を30年間積み立て、年率5%と年率4%でそれぞれいくらになるか教えて」と入力するだけです。
結果を見れば、1%の差がいかに大きいかを実感できるはずです。
信託報酬をコストと思わずに「どうせ小さい金額」と甘く見ると、長期では大きな損失につながります。
今日の格言:投資はパッシブ、ビジネスはアクティブ、ギャンブルはネガティブ
投資においてはパッシブ(受け身)でいることが正解です。
インデックスファンドを積み立て、相場に一喜一憂せず、ただ続けるだけ。
一方、仕事やビジネスではアクティブに動くことが大事です。
AIを使って効率化し、副業を育て、収入を増やす。
そのエネルギーを投資ではなく、稼ぐ側に向けてください。
そしてギャンブルは、長期で必ずネガティブな結果になります。
FXの短期売買、テーマ株の集中投資、「必勝法」と称された手法……すべてギャンブルと同じ構造です。
雑誌はキラキラしていて、読んでいると心が躍ります。
僕も人間なので、全く感情が動かないわけではありません。
でも、その感情に乗っかって行動してはいけない。
それが長期投資家としての鉄則です。
オルカンをコツコツ積み立てている皆さん、今日もそのまま続けてください。
それが最強です。
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