新NISAの次は外貨クレカ積立? それ、手数料ビジネスの罠ですよ。
新NISAの次は外貨クレカ積立? それ、手数料ビジネスの罠ですよ。
はじめに|金融機関が教えてくれないお金の本質
このブログでは、金融機関や周りの人が教えてくれない「へぇ」と思えるお金の話を、40歳でリタイアした経験をもとに発信しています。
一人でも多くの方がお金に困らない人生を送るためのヒントになれば幸いです。
今回はかなり辛口です。
新生活が始まるこの時期、「新NISAを始めたら次は外貨クレカ積立だ」という広告やCMが増えています。
はっきり言います。
それ、やめた方がいいです。
気になったCM|外貨クレカ積立を勧める会社の正体
最近、あるクレジットカード会社のCMで「新NISAの次は外貨クレカ積立!」という内容が流れています。
名前は伏せますが、ポイント還元で急成長している有名どころです。
愛知県民としては「たわけー!」と思いました(笑)。
なぜそんなことを言うのか。
答えは単純です。
クレジットカード会社を始めとした大手金融機関は為替手数料で儲けたいからです。
日本円でクレカ引き落としして外貨に換える。
その瞬間に、皆さんが気づかない形でスプレッドや為替手数料が発生しています。
クレカ引き落としで見えにくくしているだけで、しっかり取られているんです。
そもそも外貨はオールカントリーに入っている
大前提として知っておいてほしいことがあります。
私は、長期資産形成について
「ネット証券で新NISA制度を使って、eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)を愚直に積立する」
ことを推奨しています。
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)の構成比率を見ると、日本株の割合はたった5〜6%です。
つまり、残りの94〜95%はすでに外貨建て資産なんです。
オールカントリーを買っている時点で、ほぼ外貨に投資しているも同然です。
そこにわざわざ外貨クレカ積立を追加する意味はありません。
外貨に比率を上げるだけで意味がなく、かつ、手数料だけが増えます。
つまり、新NISAでの積立の次の外貨積立は不要という事です。
月15万円未満の人は新NISAだけやっていれば十分
新NISAの非課税枠は年間360万円、総枠1800万円です。
月々に換算すると30万円が最速ペース、月15万円でも枠を埋めるのに10年かかります。
月5万円なら30年かかります。
それだけ長い道のりなのに、外貨クレカ積立や貯蓄保険に手を出している場合じゃないんですよ。
まずは新NISAの枠を埋めることだけ考えてください。
オールカントリーを毎月コツコツ積み立てて、ほったらかしにする。
これが最強のシンプル戦略です。
新NISAをやる本来の目的を忘れていませんか?
「2倍になった」「3年で増えた」と聞いて、儲けるためにやっていると思っている方はちょっと待ってください。
それは本来の目的ではありません。
世界はインフレし続けています。
今100万円で買えるものが、10年後には200万円になっているかもしれない。
預貯金に置いておくだけでは、お金の価値が目減りしていくんです。
オールカントリーを持つのは、資産の価値を守るためです。
儲けるためではなく、インフレに負けないためにやっているという本質を忘れないでください。
どうしても外貨を持ちたい場合は?
もしどうしてもドルを直接持ちたいのであれば、SBI証券や楽天証券で外貨をリアルタイム取引で購入する方法があります。
この場合、為替手数料は無料(スプレッドは発生しますが最小限)です。
クレカ積立のように自動引き落としではなく、自分の手で操作して購入することがポイントです。
次のステップはiDeCo、それ以外はいらない
新NISAを月15万円以上入れられるようになった方の次のステップは、iDeCoです。
外貨クレカ積立でも、貯蓄保険でも、個人年金保険でも、変額保険でも、オフショア保険でもありません。
全部いりません。
iDeCoは掛け金が全額所得控除になるので、節税効果が非常に大きいです。
新NISAを埋めた上でiDeCoも満額入れる。
この順番が正解です。
まとめ|正しい優先順位でお金を守る
今回のポイントをまとめます。
①月15万円未満なら新NISAのみ、オールカントリーを積み立てる。
②新NISAはインフレから資産を守るためにやるもの。
③外貨クレカ積立は手数料ビジネスの罠。
④外貨はオールカントリーに94%入っているので不要。
⑤次のステップはiDeCo、それ以外は基本いらない。
金融機関のCMや営業トークに惑わされず、シンプルな戦略を続けることが経済的自立への最短ルートです。
今日から正しい優先順位を意識してみてください。

