年金だけで生活できる?現実と対策を考える
はじめに
こんにちは、鼻つぶれぱぐ男です。
このチャンネルでは、金融機関や周りの人が教えてくれない、身近なお金に関する知識をお伝えしています。
私が40歳でリタイアし、自由な生活を送る中で得た知識や経験を共有し、
皆さんが経済的に困らない人生を送れるようサポートしたいと思います。
今日は「年金だけで生活できるのか?」というテーマでお話しします。
年金だけで生活できるか?
まず、厚生労働省の2023年国民生活基礎調査の結果によると、年金のみで生活している人は、全体の約4割に達しているそうです。
つまり、年金だけで生活を維持している方は一定数存在しますが、
ここで注目すべきは、その方たちの多くが「生活が苦しい」と感じているという事実です。
年金が生活費の80%以上を占めている人も全体の約2割、
生活費の残り20%を貯蓄や資産の取り崩しで賄っている場合も少なくありません。
この2割の人も生活はできるが、余裕がない、贅沢はできないという現実があるのです。
私たちが目指すのは、ただ生活を維持するだけではなく、将来を見据えた経済的自立と安定です。
年金だけでは苦しい現実
調査結果を見て分かる通り、多くの人が年金だけでは十分に生活できないと感じています。特に、病気や予期せぬ出費がある場合、年金収入だけでは対応しきれないケースが多いです。
そのため、年金だけに頼るのではなく、別の収入源や資産を持つことが重要です。
老後に備える資産形成の重要性
年金だけで生活が苦しい場合、どのように対策すべきか。
やはり、早めに資産形成を始めることが大切です。
資産形成は、「コア」と「サテライト」の2つの戦略で考えるのがポイントです。
**コア資産**は、基本的に失わない、確実に守りたい資産です。
ここでは、株価の上下に左右されない安全な投資先を選ぶことが求められます。
例えば、確定拠出年金(iDeCo)や新NISA制度など、税制優遇を受けながら運用できる商品を活用するのが効果的です。
一方で、**サテライト資産**は、リスクを取ってリターンを狙う部分です。
株式投資での個別株や不動産投資、あるいは他の投資商品を活用し、長期的に資産を増やしていくことを目指します。
このバランスが重要で、どちらかに偏りすぎることなく、リスクとリターンを考慮しながら運用することが求められます。
年金+αの備えで安心の老後を
最も大切なことは、年金だけに依存せず、プラスαの備えを持つことです。
資産形成の計画を早めに立て、余裕のある老後生活を目指しましょう。
仕事を続ける選択肢ももちろんありますが、病気や事故など予測できない事態が起きた時に備えるためにも、経済的な自立が必要です。
私自身も、40歳でリタイアした後も資産運用を続け、収入源を複数持つよう心がけています。
リタイアを推奨するわけではありませんが、自分に合った生活スタイルや経済的自由を追求することが、豊かな人生を送るためのカギだと考えています。
まとめ
年金だけで生活している人は多いものの、その多くが「生活が苦しい」と感じています。
老後を安心して過ごすためには、年金に加え、資産形成や節税対策を行い、経済的に余裕を持つことが重要です。
iDeCoや新NISA制度などを活用し、今からでも備えを始めましょう。
今日も明日も、お金に困らない人生を目指して、一緒に頑張りましょう!