
高額投資セミナーは「冠婚葬祭」と同じ仕組み?見えない心理トリックに注意!
高額投資セミナーに騙されないで!その仕組みは「冠婚葬祭」と同じです
こんにちは、40歳でリタイアした鼻つぶれぱぐ男です。
このブログでは、金融機関や周囲の人が教えてくれない「身近だけど驚くお金の話」をお届けしています。
今日は「高額投資セミナーの仕組みは冠婚葬祭と同じ」というテーマでお話しします。
高額投資セミナーに行く必要はあるのか?
私の配信を聞いてくれている方には、高額投資セミナーにわざわざ行く必要はないと思っています。
なぜなら、お金に困らない人生を送りたいだけなら、
低コストのインデックスファンドをiDeCoや新NISAでコツコツ積み立てていくだけで十分だからです。
途中で転職したり、働き方を変えたりしても、地道な資産形成ができていれば選択肢は増えていきます。
でも投資にいつも失敗してしまう人は…
ただし、自分ではうまく管理ができない人、
投資をギャンブルのようにやってしまう人、
いつもキラキラ銘柄に飛びついて損を出してしまう人は、
一度はプロの助言(=コンサル)を受けた方がいいかもしれません。
自分を律するのが苦手な人には、人の目や仕組みが必要なこともあります。
勿論、推奨はしません。
自己責任でお願いします。
高額セミナーの誘い文句と心理トリック
高額投資セミナーの主催者がよく言うセリフ、耳にしたことありませんか?
「あなたも50万円の受講料を払えば、資産が2倍になるかもしれない」
「自分でやったらマイナス100万。でもこの講座で学べばプラスに転じるテクニック教えます」
こういう「成功例」だけを前面に出し、失敗例やマイナスになった話は一切出してきません。
見せているのはあくまで“一部の成功者”の話だけです。
冠婚葬祭と同じ「価格麻痺」の仕組み
これ、実は結婚式やお葬式の費用感覚とまったく同じなんです。
たとえば結婚式で「お花を造花から生花にすると+3万円です」と言われても、
もともとの見積が200万円だったりするので、「それくらいなら…」と払ってしまいます。
高額セミナーも同じで、
「50万払っても、300万儲かればいいじゃないか」と思わせる構造になっています。
元の金額が大きいと、追加の出費が小さく見えるのです。
そして、費用を先出しできる人間は成功しやすいとも言ってきます。
勿論、何かを始めたりする場合、成功するか失敗するかわからない中、先出しで費用を出し、利益を得る事はあると思います。
例:ビジネスを始めるための初期費用
節税するために優秀な税理士に相談する費用など
しかし、先出しを高額な投資セミナーに紐づけすることはおかしいと思います。
それは、株式投資で先の株価なんて誰にも予想できないからです。
本当に必要なのは、地味な「積み上げ」
私は18年かけて地道に資産形成をして、40歳でリタイアしました。
・22歳から働きながら積み立て
・インデックス投資を中心にコツコツ
・無理なく生活しながら、自然と資産が増える形を作ってきました
すぐにお金持ちになれる方法ではありません。
でも、確実に「お金に困らない人生」に近づけます。
成功する人と失敗する人の違いとは?
高額セミナーで本当に成功する人もごく一部にはいるかもしれません。
でもその多くは「元々投資で大損していた人」や「投資管理が苦手な人」などをターゲットにしているように見えます。
逆に、コツコツと着実にできる人には、セミナーは不要です。
むしろその時間とお金を使って、良書を何度も読み込んだほうがずっと効果があります。
周りが止めても、やる人はやる
最後に一つ。
もしあなたの友人や家族が高額セミナーに行こうとしていたら、
「やめといたら?」と声をかけたくなるでしょう。
でも、たぶん止まりません。
私の友人もオフショア積立型の投資を続けています。
何度言っても聞きません。
残念ですが、人は簡単に変わりません。
まとめ:焦らず、確実に、コツコツと
高額セミナーは「うまい話しか出さない」。
これは覚えておいてください。
結婚式や葬式と同じように、心理的なトリックがそこに仕込まれています。
私の配信は、「すぐお金持ちになれる方法」ではありません。
でも、18年かけて自由を得たリアルな経験をもとに話しています。
焦らず、確実に、そしてコツコツと。
それが、お金に困らない人生への一番の近道です。
今日も気をつけて、いってらっしゃい!