インデックス投資の巨人たちが語る「最適解」――ボーグルからバフェットまで7つの格言
インデックス投資の巨人たちが語る「最適解」――ボーグルからバフェットまで7つの格言
「正解はない。でも最適解はある」
投資の世界は地味猛漁の世界です。
どれだけ優秀な人でも、どれだけ経験を積んだ人でも、多くの屍が積み重なっています。
株式市場というのはそれだけ厳しい場所です。
でも、だからこそ「最適解」があります。
投資も人生も、正解はありません。でも最適解はある。
そしてその最適解が、インデックス投資だと私は思っています。
今回は、世界の投資の巨人たちが残した言葉を通じて、なぜインデックス投資が最適解なのかを整理してみます。
インデックス投資の父・ジョン・ボーグルの言葉
まず押さえておきたいのが、ヴァンガードの創業者であるジョン・ボーグル。
インデックスファンドを個人投資家向けに初めて商品化した人物で、「インデックス投資の父」とも呼ばれています。
彼が残した言葉の中でも特に響くのがこれです。
「針を探すな。干し草の山ごと買え」
個別銘柄というのは、大量にある銘柄の中から「当たり」を探す行為です。
でも、そんな手間をかけなくていい。
市場全体という「山」をそのまま買えばいい。
もうひとつあります。
「市場に勝とうとするな。市場そのものになれ」
市場と戦う必要はない。
市場の成長についていくだけでいい。
シンプルですが、実践できている人は少ないです。
ボーグルが創ったヴァンガード社は、今でも低コストを徹底しています。
たくさん集まれば、コストをさらに下げられる。
宣伝もしない。
安くていいものには、黙っていても人が集まります。
日本のeMAXIS Slimシリーズも同じ思想で動いています。
投資の神様・ウォーレン・バフェットが妻に遺した言葉
年率20%という前人未到のリターンを叩き出してきたウォーレン・バフェット。
投資の神様と言われる彼でさえ、一般の人にはインデックス投資を勧めています。
バフェットが妻への遺言として残した言葉があります。
「私が亡くなったら、財産の90%をS&P500インデックスファンドに入れろ」
これは重い。
自分は個別株で莫大な富を築いてきたにもかかわらず、妻には「インデックスファンドで十分だ」と伝えているわけです。
彼はこうも言っています。
「何もしないことは、しばしば賢明な行動だ」
戦争があろうが、嵐が来ようが、パンデミックが来ようが、関係ない。
必要な時に必要な分だけ出す。
それだけでいい。
ちなみに、バフェットの年率リターンが20%という数字は逆に覚えておいてください。「元本保証で年率20%以上」などという投資商品は詐欺です。
投資の神様でさえ20%なのですから。
バフェットの師匠・ベンジャミン・グレアムの結論
バリュー投資の父であり、バフェットの師匠でもあるベンジャミン・グレアム。
彼は生涯をかけて銘柄選択の手法を説いてきましたが、1976年のインタビューで自らこう言っています。
「個人投資家にとって最善の選択は、毎月一定額をインデックスファンドに積み立てることだ。それ以上もそれ以下もない」
自らが生涯説いてきた銘柄選択よりも、インデックスの積み立てを推奨した。
この事実の重さは計り知れません。
「猿がダーツを投げた銘柄でも勝てる」――バートン・マルキールの衝撃
「ウォール街のランダム・ウォーカー」の著者であるバートン・マルキール。
彼は1950年から2020年の70年間のデータをもとに、こんなことを示しています。
S&P500を買い付けして15年経てば、最低でも年率4.2%以上のプラスで終わる。
15年という期間があれば、どのタイミングで買っても必ずプラスになるというデータです。
長期投資の根拠として非常に強力です。
そして彼の有名な言葉がこれです。
「猿がダーツを投げて選んだ銘柄でも、プロが選んだポートフォリオに勝てる」
何も考えずにインデックスを買う方が、プロが必死に考えたアクティブ運用に勝てる。
学術的根拠を50年以上示し続けてきた研究者が言っている言葉です。
精神科医が独学で至った結論――ウィリアム・バーンスタイン
医師としてのキャリアを持ちながら、独自に資産運用を研究してインデックス長期投資に辿り着いたウィリアム・バーンスタイン。
「投資の4つの柱」の著者でもあります。
彼の言葉はどれも重いです。
「もしあなたが市場平均を上回れると思っているなら、あなたはすでに負けている」
勝てると思った瞬間に、人は余計な行動をします。
余計な行動がリターンを削ります。
もうひとつ。
「投資で成功するのに必要なのは、退屈に耐える能力だ」
インデックス投資は暇です。
何もしない。
だから面白くない。
でも、投資に興奮を求めてはいけません。
興奮を求めた瞬間、それはギャンブルになります。
投資はパッシブ。ビジネスはアクティブ。ギャンブルはネガティブ。
この3つを混同しないことが大切です。
ノーベル経済学賞受賞者・ポール・サミュエルソンが言い切ったこと
経済学の最高権威であるポール・サミュエルソンはこう言っています。
「インデックスファンドの発明は、車輪の発明やアルファベットの発明に匹敵する」
これだけの人物がここまで言い切っている。
複利の力と長期保有の組み合わせがいかに強力か、ということです。
20年でも30年でも、時間が経てば経つほど複利は加速します。
20年前に入れた1万円が、30年後・40年後にどうなっているか。
それを実感できた人が、インデックス投資の本当の勝者です。
「プロに勝てる唯一の方法」――デビッド・スウェンセン
イエール大学の基金を運用し、世界トップクラスの成績を残してきたデビッド・スウェンセン。
機関投資家として最高峰の実績を持ちながら、個人には真逆のことを言っています。
「個人投資家がプロに勝てる唯一の方法は、低コストのインデックスファンドで長期保有することだ」
プロが個人にインデックスを勧める。
この逆説が持つ説得力は絶大です。
チャールズ・エリスも同じです。
「投資はプロが勝つゲームではなく、素人が負けないゲームだ」
勝とうとするのではなく、負けないことを目指す。
インデックスファンドを長期で持ち続けることが、そのまま「負けない投資」になります。
素直な気持ちで、最適解を選ぶ
今回紹介した7人の巨人たちは、それぞれ違う分野・違う立場から、同じ結論に至っています。
インデックスファンドを低コストで長期保有する。
それが最適解だと。
テレビや雑誌では「オルカンだけじゃ危険」「S&P500だけではダメ」という見出しが踊ります。
でも蓋を開けてみると、年齢や状況に応じた資産配分の話だったりします。
大騒ぎするほどのことではありません。
不特定多数の人に向けて発信するなら、耳にタコができるくらい同じことを言い続けるしかありません。
コア投資を愚直に続けること。
これが一番再現性が高い。
投資も人生も、正解はありません。でも最適解はあります。
その最適解を、素直な気持ちで選んでください。
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