なぜ行きつけの医者はわざわざ遠いのか?──予防医療の価値と“本当に信頼できる医者”の見つけ方
なぜ行きつけの医者はわざわざ遠いのか?──予防医療の価値と“本当に信頼できる医者”の見つけ方
■ はじめに
このブログでは、金融機関や周囲の人がなかなか教えてくれない「身近なお金の知識」を、40歳でリタイアした私・鼻つぶれぱぐ男が発信しています。
お金に困らない人生を送るためには、資産だけではなく、健康もまた大切な資本です。
今回は、私が実践している「行きつけの医者はなぜ遠くなるのか」というテーマでお話しします。
■ 行きつけの病院が遠くなる不思議な現象
皆さんは、なぜか気に入った病院ほど家から遠いと感じた経験はありませんか。
私の場合、歯科と皮膚科がまさにその典型例です。
どちらも近所に病院があるにも関わらず、私はわざわざ1時間ほどかけて通院しています。
理由は単純で、「その医者が本当に信頼できるから」です。
医療は命に直結する分野ほど研究が進み、薬の開発も盛んに行われます。
しかし、歯科や皮膚科など、命に直接影響しないと判断されやすい分野は、
後回しにされがちです。
結果として、本当に患者に寄り添う医者かどうかで大きな差が出るのです。
■ 私が「予防歯科」にこだわる理由
私は幼少期の習慣の影響もあり、虫歯になりやすい体質です。
近所の歯医者に通っていた頃は「虫歯 → 即削る」の繰り返しで、通院するたびに心が沈んでいました。
しかし、ある時テレビで「予防歯科」という概念を知り、人生が変わりました。
予防歯科の目的は、治療ではなく虫歯にならない環境を作ることです。
現在通っている予防歯科では、たとえ虫歯が見つかっても「今は削らず様子を見ましょう」と言われます。
削れば削るほど歯は弱くなり、最終的には失うリスクが高まるのです。
さらに、歯の価値は1本100万円とも言われます。
20本で2,000万円。
これは決して大げさではなく、自分の歯で食事ができることは人生の質を左右する資産なのです。
お金持ちほど歯に投資する理由が、ようやく理解できました。
■ 皮膚科選びで人生が変わった話
皮膚の悩みもまた、軽視されがちな分野です。
私は近年アレルギー体質が急激に悪化し、肌荒れやかゆみに悩まされました。
しかし、近所の皮膚科でもらう薬はまったく効かず、日常生活にも支障が出るほどでした。
そんな時、知人の紹介で遠方の皮膚科に通い始めました。
ここがまさに運命の転機でした。
症状を丁寧に分析し、原因を探り、薬の処方も“その人だけの最適解”を提案してくれる先生だったのです。
結果、通院から約2年、今ではほとんど症状が改善され、快適な生活を取り戻せました。
本気で寄り添ってくれる医師は、決して近所にいるとは限らないのです。
■ 健康こそ最大の資産という事実
お金があっても、健康を失ってしまえば意味がありません。
医療費は支出でありながら、正しい選択をすれば未来の支出を減らす投資になります。
予防歯科や適切な皮膚科治療は、短期的には時間と費用がかかります。
しかし、その結果、将来的な治療費や生活の質の低下を防ぐことができるのです。
これはまさに、投資の世界でいう“複利効果”と同じ考え方です。
■ 結論:信頼できる医師は資産である
・近いから通う
・予約が取りやすいから選ぶ
こうした理由で病院を選んでいた過去の私は、今思えば非常にもったいない判断をしていました。
健康も資産運用も共通していることは、
「安さや近さではなく、価値で選ぶべき」
ということです。
賢くお金を使うとは、未来に残る価値を守る行動のこと。
遠くても信頼できる医者は、人生において間違いなく“持つべき資産”です。
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