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株主優待廃止は気にしない!長期投資の視点で考える株式投資戦略

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株主優待廃止は気にしない!長期投資の視点で考える株式投資戦略
こんにちは、鼻つぶれぱぐ男です。
このブログでは、金融機関や周囲の人が教えてくれない「身近でためになるお金の話」をお届けしています。
今回は「株主優待の廃止が続いているが関係なし」というテーマでお話しします。
株主優待廃止が相次ぐ背景
近年、多くの企業が株主優待の廃止や変更を行っています。これにはいくつかの理由があります。
- 企業の配当政策の見直し
株主優待を提供する代わりに、配当金を増額する企業が増えています。すべての株主に平等に利益を還元できるため、合理的な選択といえます。 - コスト削減のため
株主優待の提供にはコストがかかります。特に自社商品を優待品として提供する企業にとっては、流通コストや管理費が負担になることがあります。 - 海外投資家への配慮
日本の株主優待制度は国内投資家に有利な仕組みですが、海外投資家にはメリットが少ないため、国際的な投資家層に配慮し配当重視へシフトする企業もあります。
私の保有株も株主優待が廃止された
私自身も、保有している銘柄の中で最近2社が株主優待を廃止しました。
しかし、特に気にしていません。
その理由は、企業の成長性や配当の安定性を重視して投資しているからです。
私が重視しているポイントは次の通りです。
- 連続増配企業であること
保有銘柄の企業は、株主優待があったときから増配を続けています。さらに、今後も増配を続けると発表しているため、長期的に見れば株主優待が廃止されても問題ありません。 - 事業の参入障壁が高い
一つは住宅関連企業で、日本の住宅市場がすぐになくなることは考えにくい。もう一つはビジネス向けの通販プラットフォームで、一般消費者向けではなく企業向けのビジネスモデルを展開しているため、安定した成長が見込めます。 - 営業利益率・ROEの高さ
収益性が高く、安定した利益を生み出せる企業を選んでいるため、短期的な株価の変動に左右されません。
株主優待目的の投資は注意が必要
株主優待は魅力的ですが、それを目的に投資するとリスクもあります。
特に以下の点には注意が必要です。
- 優待内容の変更や廃止の可能性
クオカードなどの金券型の優待はコストの問題で廃止されやすい。 - 業績が悪化すると優待だけでなく配当も減る可能性がある
業績が悪い企業は優待だけでなく配当も見直されることがある。 - 本業の収益が安定していない企業は長期的にリスクがある
株主優待が魅力的でも、企業の本業が不安定なら株価下落のリスクが高まる。
株主優待よりも配当金を重視する理由
株主優待がなくなっても、配当金として還元されるのであれば、むしろメリットが大きいと考えます。
配当金の方が自由度が高く、自分の好きな用途に使えるからです。
- 配当金なら現金で受け取れるため自由に使える
優待品は使い道が限定されますが、配当金なら自分の好きなものを購入できます。 - 税制面で有利な場合もある
NISA口座で投資すれば配当金も非課税となるため、効率よく資産形成が可能です。
まとめ:株主優待にこだわりすぎず、企業の成長性を重視しよう
株主優待が廃止されても、企業の業績が安定し、増配を続けるのであれば気にする必要はありません。
むしろ、事業の成長性や財務の安定性に注目し、長期的な視点で投資をすることが大切です。
株主優待はあくまで「おまけ」と考え、本質的な投資判断基準を持つことが、成功する投資の秘訣ではないでしょうか。
今後も、自分の投資スタイルに合った銘柄を選び、長期的な資産形成を進めていきましょう!