知って得する!資産形成に役立つ「投資の法則」4選を解説します

✅はじめに
おはようございます。鼻つぶれぱぐ男です。
このチャンネルでは、金融機関や周囲の人が教えてくれないようなお金の話を、40歳でリタイアした私が日々発信しています。
少しでも多くの人が「お金に困らない人生」を送れるようにという思いで続けています。
さて、今回のテーマは**「知っていると得する投資の法則」**についてです。
将来の資産形成を考えるうえで非常に役立つ内容なので、ぜひ最後まで読んでみてください。
■ 投資の「〇〇の法則」とは?
投資の世界には、資産が何年で2倍・3倍・4倍になるかを計算する「法則」がいくつかあります。
これを知っておくことで、将来必要な資産額を見積もる際に非常に参考になります。
特にリタイアを目指している方や、仕事を減らしつつ資産運用をしたい方におすすめです。
以下では、代表的な4つの法則を紹介します。
■ ① 72の法則(資産が2倍になる目安)
計算式:
72 ÷ 年利(%)= 資産が2倍になる年数
たとえば、年利6%で運用した場合、
72 ÷ 6 = 12年 で資産が2倍になります。
逆に「10年で2倍にしたい」と思った場合は、
72 ÷ 10 = 7.2%の利回りが必要になります。
これは単利ではなく複利効果を考慮した法則で、長期投資に非常に役立ちます。
■ ② 115の法則(資産が3倍になる目安)
計算式:
115 ÷ 年利(%)= 資産が3倍になる年数
たとえば、年利5%で運用した場合、
115 ÷ 5 = 23年 で資産が3倍になります。
長期的に見ると、5%の利回りでもしっかりと資産を増やすことができることが分かります。
■ ③ 126の法則(資産が4倍になる目安)
計算式:
126 ÷ 年利(%)= 資産が4倍になる年数
たとえば、年利6%なら、
126 ÷ 6 = 21年 で資産が4倍になります。
同じ年利6%であっても、12年で2倍、21年で4倍と、時間の経過による複利の力の大きさがよく分かります。
■ ④ 190の法則(資産が8倍になる目安)
計算式:
190 ÷ 年利(%)= 資産が8倍になる年数
たとえば、年利5%の場合、
190 ÷ 5 = 38年 で資産が8倍になります。
4倍になるのに約25年かかるのに対して、さらに13年放置することで8倍になるというのは、長期投資の魅力を象徴しています。
■ 積立投資にも応用できる?
ここまでの法則は「一括投資」を前提としていますが、「積立投資」にも応用可能なものがあります。
特に126の法則と190の法則は、積立投資における資産が2倍・3倍になる目安としても使えます。
たとえば、年利6%で積立を行った場合、
126 ÷ 6 = 約21年で積立資産が2倍になります。
同様に、190 ÷ 6 ≒ 約31.7年、つまり32年で3倍になります。
■ 新NISAやiDeCoを使ったシミュレーション
仮に、月5万円を積み立てて年利6%で運用し、32年間継続できた場合、総額は約1,800万円。その3倍である5,400万円に到達する可能性があります。
もちろん利回りは確約されているわけではありませんが、時間×複利効果の力を活かせるのが積立投資の魅力です。
■ 法則はあくまで目安。でも知っていると強い
これらの法則はあくまでも目安であり、未来の利回りを確実に予測するものではありません。
ですが、「どれくらいの期間、どのくらいの利回りで資産を増やしたいか」を計画する上で、とても有効な考え方です。
■ まとめ:自分に合った目標を見つけよう
以上、今回は資産が2倍・3倍・4倍・8倍になるまでの目安を計算する「投資の法則」についてご紹介しました。
▼覚えておきたいポイント
- 72の法則:2倍の目安
- 115の法則:3倍の目安
- 126の法則:4倍の目安(積立にも活用可)
- 190の法則:8倍の目安(積立にも活用可)
これらを活用して、自分の目指す資産額・期間・利回りを考えることで、より現実的なライフプランが立てられます。
投資は一発逆転ではなく、コツコツと続けていくもの。お金に困らない人生を目指して、今日も積み立て投資や資産形成に取り組んでいきましょう。
それでは今日も気をつけて、いってらっしゃい!