小金持ちへの道

ドル建て保険と未成年口座についての注意点:資産運用の視点から考える

ドル建て保険と未成年口座についての注意点:資産運用の視点から考える

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はじめに

こんにちは、鼻つぶれぱぐ男です。
このブログでは金融機関や周囲の人があまり教えてくれない、お金にまつわる情報をお届けしています。

今日は「ドル建て保険の解約」と「未成年口座の開設」についてのご質問にお答えします。


ドル建て保険の解約について

まずご質問ありがとうございます。

「ドル建て終身保険の解約を検討しているが、どう判断すべきか」という内容でした。

結論から言えば、解約返戻金など気にせず、解約し、自分で優良商品に投資などする。

ドル建て保険は、終身死亡保険でありながら、ある意味、貯蓄型保険の一種で、解約返戻金が設定されている商品です。

しかし、その実態は

「保険会社が運用益から高額な手数料を引いて提供する薄い保障と返戻率が非常に悪く、為替の影響受けて、受取金額が目減りする可能性のある商品」であり、

必ずしも効率的な資産運用とはいえませんし、注意が必要な商品です。

再度いいますが、特にドル建て保険では為替リスクが存在し、受け取り時に円高となれば、資産が目減りする可能性もあります。

一方で、円安が続けば利益が出る可能性もあります。

では、ドル建て終身保険のかわりにどういった優良商品が代替えになるかを考察しました。

今回の質問者さんがドル建て終身保険の解約金をお子様の教育資金に利用する希望があるということで、それに沿っての内容です。

教育資金対策おすすめ商品

  1. 預金
    必要な時期が1~3年以内であれば、預金の比率をあげましょう!教育資金は特に失敗できないお金であり、資金計画が重要です。
  2. 個人向け国債
    日本の個人向け国債はリスクはありますが、ほぼノーリスクに近いです。現在は預金よりも利回りが良いです。固定金利(3年と5年)と変動金利10年があり、あまりリスクはとりたくない人にはおすすめです。
  3. バランス型投資信託
    「eMAIX Slim バランス(8資産均等型)」は、国内外の株式や債券、リートなどを分散投資する商品です。教育費など用途が明確で中長期の運用を考えている方に適しています。株式のみの場合、教育資金が必要になった時期に暴落があった場合、大変です。バランス型は値動きがマイルドになり、リスクを低減できます。
  4. 米国国債の活用
    為替リスクはありますが、ゼロクーポン債などの米国国債は安全性が高い選択肢です。長期での運用を考える場合に検討してみてください。特に現在は米国金利が高いため、債券の利回りが高くなっています。

未成年口座の開設について

次に、ジュニアNISA廃止後の未成年口座開設に関するご質問です。お子さん2人の将来の資産形成を考える中で、注意すべき点を挙げます。

それは、贈与です。

詳しく知りたい方は、税理士などにご相談ください。

最後に

保険や資産運用に関しては、選択肢が多く、悩むことも多いと思います。

最終的な判断はご自身の状況や目標に合わせて行う必要があります。

質問を通して、多くの方が「お金に困らない人生」を実現できるヒントになれば幸いです!

次回もお金に関する情報をお届けしますので、引き続きよろしくお願いします!

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