セミリタイアへの道

40歳でリタイアした理由 その2 〜愛する妻に、自分の仕事を自慢できなくなったこと〜

こんにちは、鼻つぶれぱぐ男です。

このブログでは、40歳でリタイアした私が、金融機関や周りの人が教えてくれない身近で重要なお金の話をしていきます。

一人でも多くの方がお金に困らない人生を送れるようになることが、私の願いです。

今回は、私がリタイアを決意した2つ目の理由についてお話しします。

40歳でリタイアした理由 その2 〜愛する妻に、自分の仕事を自慢できなくなったこと〜

愛する妻に、自分の仕事を自慢できなくなったこと

結論から言うと、「愛する妻に、自分の仕事を自慢できなくなったこと」です。

なぜそう感じるようになったのか、詳しく説明していきましょう。

お客さまのためになっているか疑問

私は金融業界で18年間勤務してきました。

最初の3年間は信用金庫で、その後15年間は郵便局で働いていました。

金融機関の職員として、自分が販売している商品が世の中の人のためになっているという信念のもと、一生懸命仕事に取り組んでいました。

お客様を喜ばせることが私の使命だと思っていたのです。

しかし、私はお金の勉強が好きで、常に新しいことにチャレンジする気持ちがありました。そのため、金融知識や投資、保険について独学で学び始めました。

様々な本を読み、金融の世界について深く掘り下げていくうちに、自分が販売している商品について疑問を感じるようになったのです。

金融商品の内容に疑問

郵便局で生命保険などの商品を販売していた経験から、自分が売っている商品が本当にお客様のためになっているのか、疑問を抱くようになりました。

金融の知識を深めれば深めるほど、その疑問は大きくなっていきました。

もちろん、仕事の目的の一つは給料を稼ぐことです。

しかし、納得できない商品を販売してその収入で生活することに、違和感を覚えるようになりました。

自分の価値観が揺らいだ時に浮かんだ妻の存在

当初は自信を持って仕事に取り組んでいましたが、次第に自分の価値観が揺らいできたのです。

そして、ある時気づきました。

家族に対して、「今の仕事は世の中の人のためになっている」と胸を張って言えなくなっていたのです。

特に、愛する妻に自分の仕事を誇りを持って説明できないという現実に直面しました。

おまけですが

ここで誤解のないように言っておきますが、郵便局のような機関は決して不要なものではありません。

社会にとって非常に重要な役割を果たしています。

しかし、私個人としては、その中で扱っている商品やサービスに納得できなくなってしまったのです。

このような葛藤は、多くの人にとって難しい問題かもしれません。

しかし、私にとっては、愛する人に胸を張って自分の仕事を語れないことが、大きな転機となりました。

まとめ

私がリタイアを決意した2つ目の理由は、愛する妻に自分の仕事を誇りを持って説明できなくなったことです。

自分の価値観と仕事の内容のギャップに苦しみ、最終的にはリタイアという選択をしたのです。

明日は、リタイアの理由3つ目についてお話しする予定です。

皆さん、今日もお金のことを少し考えながら、素敵な一日をお過ごしください。