小金持ちへの道

毎月10万円以上を投資する人が増加中?増やす前に知っておきたい“リスク許容度”の話

毎月10万円以上を投資する人が増加中?増やす前に知っておきたい“リスク許容度”の話


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はじめに

こんにちは。鼻つぶれぱぐ男です。
このブログでは、金融機関や周りの人がなかなか教えてくれない「身近なお金の話」を、40歳でリタイアした私がわかりやすく発信しています。
一人でも多くの人がお金に困らない人生を送れるよう、今日も話していきます。


30〜40代の多くが「毎月10万円以上」投資している

参考記事

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOTG290Y50Z20C25A7000000/

(出典:日本経済新聞)

日本経済新聞が行った読者アンケートによると、

現在、30〜40代の投資額は「毎月10万円台」が最も多かったそうです。
対象は日経電子版IDを持つ10〜80代の1,934人で、そのうち72%が給与とは別に投資をしているという結果でした。

特に驚きなのは、30〜40代の半数以上が毎月10万円以上を投資しているという点です。
さらに、毎月30万円以上を投資している人が20%もいたというデータもあります。
年収や生活状況により差はありますが、「毎月積み立てる金額が大きい人が増えている」という傾向ははっきりしています。


「早く新NISA枠を埋める」ことは目的ではない

新NISAの年間投資枠は最大360万円、5年間で1,800万円です。
確かに毎月30万円投資すれば、ちょうど5年で満額埋まります。
しかし、ここで重要なのは**「早く枠を埋めること」が投資の目的ではない**ということです。

資産形成は競争ではありません。
他人と比べて焦っても、投資は続きません。
大切なのは、自分の生活に無理がない金額で積み立てることです。


リスク許容度を理解していないと続かない

投資で最も重要な概念は「リスク許容度」です。
これは、**価格が下落したときに「どれだけ耐えられるか」**という自分の心と家計の器のことです。

たとえば株式市場は、過去に何度も30〜40%の暴落を経験しています。
実際、コロナショックの際には短期間で大きく株価が下がりました。
初めて大きな下落に直面すると、何もできなくなります。
「売らなければよかった」「やめたい」と思うのが自然です。

しかし、そこで冷静さを失って売ってしまうと、それが損失を確定させる行動になります。
だからこそ、暴落がきても「ホールドできる金額」で投資することが大事なのです。


投資は「余剰資金」で行うのが原則

次の条件を満たしていれば、投資額がいくらであっても問題ありません。

  • 生活費が安定している
  • 防衛資金(会社員は、生活費6〜12ヶ月分)(自営業などは、生活費1~2年分)を現金で確保している
  • 使う予定のない余剰資金で投資している
  • 15年以上売る予定がない

つまり、生活が苦しくなるような投資額は絶対にNGです。
人は「余裕」があるときに、正しい判断ができます。


まとめ:自分のペースで続けることが、最も強い投資戦略

最近はSNSでも「資産1億達成」「新NISA満額」などの情報が増えています。
しかし、投資は見栄や競争ではありません。
自分の心と家計が耐えられる範囲で、淡々と積み立て続けることが、長期的な成功につながります。

焦らず、比べず、自分のペースでいきましょう。
お金に困らない未来は、今日の一歩の積み重ねです。

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