
お金は「短期」と「長期」に分けて考えるのが基本です
はじめに:お金の話は誰も教えてくれない
皆さん、おはようございます。鼻つぶれぱぐ男です。
このチャンネルは、金融機関や周囲の人が教えてくれない、でも知っておくと人生が豊かになる「へー」と思えるお金の話をお届けしています。
今日のテーマは「お金の分け方は長期と短期で」です。
目的別ではなく、期間別に分けるという考え方についてお話ししていきます。
お金を「目的別」に分ける人は多い
皆さんの中にも、「教育資金」「老後資金」「旅行用の資金」など、
目的別にお金を分けて管理している方がいらっしゃると思います。
もちろん、本人がしっかりと管理できていれば、それも一つの方法として悪くありません。
しかし、実際にはすべてのお金は「その家のお金」であり、
全体としてどれくらいの資産があるのかが大事なのです。
だからこそ、「期間」で分ける視点が重要になってくるのです。
お金は「短期資金」と「長期資金」に分けましょう
私が最もシンプルで効果的だと考えているのは、「短期資金」と「長期資金」で分ける方法です。
- 短期資金:1~2年以内に使う予定があるお金
- 長期資金:5年、10年先を見据えて運用・積立していくお金
この2つで大きく分けて考えると、リスク管理がとてもしやすくなります。
短期資金を株式で運用するのは危険です
たとえば、「来年の引っ越し資金」や「再来年の子どもの入学資金」など、
明確な使い道が近くにあるお金を株式に入れていると、とても危険です。
なぜなら、株式にはリスク=値動きの幅があるからです。
- 株式:プラス20%もあれば、マイナス20%になることもあります
- 債券:プラス3%なら、マイナス3%程度とマイルドです
リスクを「上下の振れ幅」として見ておくと分かりやすくなります。
必要な時期が近づいているお金は、マイナスになる可能性をきちんと見ておくべきです。
マイナスを想定して資産管理する
多くの方は「プラス」を期待して投資しますが、むしろ「マイナスになるかもしれない」と考えておく方が、現実的で安全な判断ができます。
1年以内に使う可能性があるお金を、マイナス20%になるかもしれない株式で運用しても大丈夫ですか?
そう聞かれたら、躊躇する人も多いはずです。
もちろん、「それでも構わないよ」「他に余裕があるから」という方は株で運用してもいいと思います。
でも、そうでないなら、現金や安全資産にしておく方が安心です。
長期資金こそ、インデックス投資を活用すべき
一方、5年10年といった長期的な資産形成であれば、株式やインデックス投資のメリットが活きてきます。
時間をかけて積み上げていくことで、値動きの振れ幅(リスク)も平均化されていき、右肩上がりの成長を期待できます。
焦って「短期で儲けよう」とするより、地道な積立の方が圧倒的に成功確率は高いのです。
「短期でお金持ちになりたい人」は別の道を
以前、あるアンケートで「5年以内にお金持ちになりたい」と考えている人が多いことを知りました。
ですが、正直に言います。そういう人には、私の配信は向いていません。
私の話は、あくまでもコツコツとお金に困らない人生を築いていく人向けの内容です。スピード重視の人には、別の情報源をおすすめします。
まとめ:短期資金は守り、長期資金は攻める
お金の運用は、攻めと守りのバランスが大事です。
- 短期資金:リスクを避けて守る。現金や預金など。
- 長期資金:時間を味方につけて攻める。インデックス投資など。
このシンプルな視点を持つだけで、資産管理はぐっと楽になります。
焦ってお金持ちになろうとせず、まずは「お金に困らない人生」を目指しましょう。
私はそのサポートを、これからも続けていきたいと思います。
今日も気をつけて、いってらっしゃい
ということで、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
お金の話はむずかしく考えず、日常の延長で考えることが大切です。
今日も一歩ずつ、前に進んでいきましょう。
いってらっしゃい!