小金持ちへの道

日本の高齢者資産の二極化と老後に備える方法


日本の高齢者資産の二極化と老後に備える方法

こんにちは。鼻つぶれぱぐ男です。
このブログでは、金融機関や周囲の人があまり教えてくれない「お金に困らない人生」を送るための知識や考え方をお伝えしています。

今回は、日本で進む「高齢者資産の二極化」について解説しながら、私たちが今できる備えについて考えていきます。


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家計金融資産は過去最高水準に

参考資料

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO91408770Z10C25A9EE9000/

 

(出典:日本経済新聞)

日経新聞の記事によると、日本の家計が保有する金融資産は2239兆円と過去最高に達しました。

その背景には株高があり、投資をしている世帯では資産が大きく増えています。

しかし、インフレで生活費も上昇しているため、「資産額が増えている=生活が豊か」とは限らない点に注意が必要です。


高齢者に集中する金融資産

全体の金融資産の約6割は60歳以上の世帯が保有しています。

つまり、日本では「高齢者が圧倒的にお金を持っている」構造になっています。

その一方で、若年層の金融資産は乏しく、世代間で大きな格差が広がっています。

さらに驚くべきは、高齢者の中でも二極化が進んでいる点です。

調査によれば、60代単身世帯の約3割が金融資産ゼロである一方、3000万円以上の資産を持つ世帯も約17%存在します。


お金がお金を生む仕組みと格差の拡大

株式や投資信託を保有している人は、資産の増加ペースが速まっています。

例えば100万円を運用して20%増えても120万円ですが、1億円を20%増やせば1億2000万円になります。

まさに「お金がお金を生む」仕組みであり、資産を持つ人ほど加速度的に資産が増える構造です。

このため、資産を持っていない人との格差は今後さらに広がる可能性が高いと考えられます。


老後資産の格差が意味するもの

高齢者の中で資産がない人は、生活保護や年金だけに頼らざるを得なくなります。

一方で資産を蓄えてきた人は、老後も余裕を持って暮らせます。

同じ60代でも大きな差が生まれている現状を直視する必要があります。

つまり「自分はどちらの側にいるか」を早いうちに考え、備えをしておくことが重要です。


今からできる資産形成の基本

資産格差の広がりは「今の生活に納得できないなら自分で変えるしかない」という現実を示しています。

以下のような取り組みが有効です。

  • 家計の見直しと固定費の削減
  • 無駄な保険や浪費の見直し
  • インデックス投資など長期的に成長を期待できる運用
  • 小さくても継続的な積立投資

知識を得るだけでは意味がありません。

実際に行動してこそ、老後に備えられる資産を作ることができます。


自分の人生をどう選ぶか

浪費しても楽しい人生ならそれも一つの選択ですが、その結果として老後に困窮するなら自己責任となります。

他人や社会のせいにしても現実は変わりません。

大切なのは「自分がどう生きたいか」を考え、そのために必要な準備を今から行うことです。


まとめ:お金に困らない老後を目指して

日本では高齢者世帯の資産二極化が進み、格差はますます拡大する見通しです。

しかし、今からでも家計を整え、インデックス投資などを通じて資産形成を続ければ「お金に困らない人生」は十分に実現できます。

私はこれからも情報を発信し続け、10年後、20年後に「聞いていてよかった」と思っていただける方を一人でも増やしたいと考えています。

老後に備えるのは長期戦ですが、一緒に歩んでいきましょう。

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