
40歳でリタイアした私が語る「メンタルが強い」とは?武装することで心は強くなる
はじめに:雑談ですが、大事なテーマです
皆さん、おはようございます。鼻つぶれぱぐ男です。
このチャンネルは、金融機関や周りの人が教えてくれない、思わず「へー」と思える身近なお金の話を、40歳でリタイアした私が発信しています。
一人でも多くの方が「お金に困らない人生」を歩めるよう、日々音声配信を続けています。
今回はちょっと雑談寄りのテーマ、「私はメンタルが強いのか?」という話をしてみたいと思います。
リタイア後の生活や投資スタンス、日々の感覚から見えてきたことを共有します。
相場に一喜一憂しない自分に気づいた
きっかけは、週末に行ったあるクローズドなコミュニティのオフ会でした。
普段から「おむすびチャンネル」というライブ配信で関わっている仲間たちと直接会い、お互いの近況を話していたときのことです。
最近の米国大統領選挙やトランプ氏の関税発言の影響で相場が不安定になっており、
「下がると不安になる」と話す方がいました。
その流れで「ぱぐ男さんはどう感じていますか?」と聞かれました。
正直に言うと、私は相場をあまり見ていません。
S&P500が最高値を更新していても、私は無風状態です。
みんなが「いけいけ!」となっているときに、私は静かにしているタイプ。
むしろ下がったときに動くことが多いです。
そんな姿を見て「メンタル強いですね」と言われたんですが、
自分ではあまりそう思っていませんでした。
でも言われてみると、確かに最近は相場で不安になることは少ないのです。
「強さ」というより「慣れ」なのかもしれません
私が思うに、メンタルの強さというよりも、「慣れ」や「経験」が大きいのではないかと思います。
市場が上がっても「乗れなかった」と悩む人、現金比率を高めたことを後悔する人もいます。
でも私は、それを見て「そう感じる人もいるのか」と思うだけで、焦ったりしません。
理由はシンプルです。
市場には「いつか下がるリスク」が常にあるからです。
みんなが買っているときは、誰かが売り始めた瞬間に一気に下がる可能性もある。
リスクとは「値動きの幅」であり、上下どちらにも振れるものです。
FIREしたこと自体が「強さ」かもしれない
改めて振り返ると、40歳でリタイアしたという事実が「メンタルが強い」証拠かもしれません。
私は郵便職員として働きながら資産形成をしてきましたが、3億円や5億円といった資産があったわけではありません。
38歳の時点で「亡くなるまでギリギリやれそう」と感じ、そこから2年働いて少し余裕を持ち、40歳で退職しました。
母と祖母の相続で多少の資金が入ったこともありましたが、生活費を使っても資産が減っていないのは事実です。
しかしそれでも、「仕事を辞める」という決断には勇気が要りました。
そういう意味では、メンタルが強いのかもしれません。
メンタルは「武装」で強くなれる
私が思う「メンタルの強さ」とは、もともとの性格というより「武装」のようなものです。裸でモンスターに挑むのではなく、節税の知識や、長期投資の理解、生活コストの見直しなどの「鎧」を身につけて戦うイメージです。
特にお金に関する知識は、自分を守る大きな武器になります。
例えば、インデックス投資をコツコツ続けている人は、相場の上げ下げに一喜一憂しません。
こうした姿勢こそが「武装されたメンタルの強さ」だと思います。
本当の強さは「我慢」ではありません
「嫌なことを我慢し続ける」ことがメンタルの強さだと誤解されがちですが、
私はそうは思いません。
我慢は体にも心にも悪影響を及ぼします。
むしろ「嫌なことを我慢しないで済む環境を作る力」こそが、現代に必要な強さだと感じています。
経験・知識・対策が「鎧」になる
節税や資産管理の知識、相場に対する経験、自分の支出の見直しなど、日々の積み重ねが「鎧」となって、自分を守ってくれます。
私はもともとメンタルが強いわけではありません。
むしろ弱いからこそ、そうした鎧を少しずつ身にまとってきたのだと思います。
だから、誰でも「メンタルが強い状態」になることは可能です。
必要なのは「武装する準備」と「学び続ける姿勢」だと思います。
おわりに:自分の頭の整理にもなりました
今回の話は、完全に自分のことを振り返る雑談でしたが、話しながら自分の頭の整理にもなりました。
今後も、こうして自分の考えを配信しながら、皆さんにとっても少しでも気づきになるような話ができたらと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今日も元気に、いってらっしゃいませ!