
投資雑誌は「逆指標」?40歳でリタイアした私が考える本当に見るべき企業の姿とは
はじめに:お金の話は誰も教えてくれない
こんにちは。40歳でリタイアした鼻つぶれぱぐ男です。
このブログでは、金融機関や周囲の人がなかなか教えてくれない、お金に関する実践的で身近な話をお届けしています。
今日のテーマは「7月の投資雑誌を読んで感じたこと」です。
投資初心者から中級者まで、自分の投資スタイルを見直すきっかけにしていただければ嬉しいです。
投資雑誌は“あえて”逆指標で見る
私は毎月2冊の投資雑誌を読んでいます。
誌名は伏せますが、主に市場の「方向感」や「トレンド」を把握するために読んでいます。
ただし、雑誌に出ている情報をそのまま鵜呑みにすることはありません。
むしろ、雑誌に取り上げられている銘柄は注目されすぎており、買い時を過ぎている可能性が高いと見ています。
そういう意味で、雑誌は「逆指標」として参考にしています。
今月の雑誌の内容をざっくり振り返り
今月の一冊は、日本企業の決算後の株主総会に関する内容が中心でした。
- 決算情報の見方
- IR(投資家向け情報)活用法
- 投資家への説明が不足している企業の傾向
などが紹介されていました。
もう一冊は、私が好む高配当株や連続増配株を多く取り上げており、キャラクタービジネスやゲーム関連など、いわゆる「トレンド投資」についても書かれていました。
私の投資スタイル:身近なもの、業績重視、株主還元
私は基本的に日本株に関しては「身近で使っている、これからも使いたい」と思う商品やサービスを提供している企業に投資しています。
また、以下の視点も大事にしています。
- どこにでもある、社会に必要とされる商品やサービス
- 過去の業績が安定して成長していること
- 株主還元がしっかりしていること(配当、増配、自社株買い)
特に連続増配企業には注目しています。
無理のない配当政策(配当性向30%前後)を保ちながら、
10年以上増配を続けている企業は、業績も伴っていることが多く、信頼感があります。
雑誌に載っている銘柄=買いではない
雑誌で「買い」とされている銘柄を自宅でIR情報などを調べることもありますが、実際には購入しないケースも多いです。
その理由はシンプルで、「今から買うには高すぎる」「自分が理解できない事業内容」などの基準で弾くからです。
良い企業でも、自分が理解できないビジネスには手を出さない。これが私のポリシーです。
投資のタイミングに振り回されない
「良いな」と思っていた銘柄が気づけば上がっていて、買いそびれた経験は誰にでもあると思います。
私もあります。
でも、気にしません。
上がってしまったら「縁がなかった」と思えばいいんです。
むしろ、下がったときに買えばいいだけ。
雑誌で「買い」と書いてあるときほど、私は「そろそろ売りなのでは?」と逆の発想をします。
アクティブ投資とインデックス投資の違い
最近の雑誌やテレビでは、アクティブ投資(または個別株投資)をすすめる風潮があります。
しかし、それがインデックス投資よりも優れているとは限りません。
アクティブ投資が過去の成績で勝っていたとしても、それは結果論であり、未来が保証されているわけではないからです。
大事なことは、自分の目的とリスク許容度に合った投資を選ぶこと。
老後資金など守るべきお金に関しては、インデックス投資の方が無難で確実性が高いと私は考えます。
投資の判断基準は「自分の目」と「数字」
最終的には、誰かの予想に頼るのではなく、自分で企業の業績を見て判断する力が必要です。
- 普段使っている商品を作っている会社
- これからも社会に必要とされるサービス
- 増配や株主還元を続けている企業
そういった企業に、業績という「数字」と、自分の生活という「肌感覚」の両面から投資していく。
これが私の長期投資のスタンスです。
まとめ
- 投資雑誌は情報源として有用だが、鵜呑みにせず「逆指標」として活用
- 長期投資では、企業の業績・配当・株主還元を重視
- トレンドに流されず、自分の理解できる企業に投資
- 雑誌やテレビの「おすすめ」は、自分の投資判断とは別物
- 守りたい資産はインデックス投資で堅実に積み上げる
最後に
今月も投資雑誌は良い参考材料になりました。
しかし、判断するのは自分自身です。
雑誌を読んで得られた知識は、自分の投資方針を再確認する材料にすぎません。
皆さんもぜひ、ご自身の目で企業を見て、長期的な視点で投資に取り組んでみてください。
それでは、今日も気をつけて、いってらっしゃい!