
【2025年版】個人向け国債の買い方とおすすめタイプを徹底解説!
はじめに:個人向け国債は?
こんにちは、鼻つぶれぱぐ男です。
このチャンネルでは、金融機関や周りの人が教えてくれないお金の話、そして40歳でリタイアした私が実体験をもとに資産運用について発信しています。
さて今回は、「個人向け国債(こくさい)」についての質問をいただいたので、改めて詳しく解説します。
最近は銀行預金の金利が上がり始めており、「安全に少しでも増やしたい」という方にとって、個人向け国債は注目すべき商品です。
https://www.mof.go.jp/jgbs/individual/kojinmuke/
(出典:財務省)
個人向け国債とは?安心して運用できる国の債券
個人向け国債は、国が個人投資家向けに発行している債券です。
つまり、日本政府にお金を貸して利息をもらう仕組みです。
国が発行しているため、リスクを最小限に抑えたい方にも向いています。
種類は以下の3つです。
- 変動10年型(変動金利・満期10年)
- 固定5年型(固定金利・満期5年)
- 固定3年型(固定金利・満期3年)
どのタイプも1万円から購入可能で、途中解約も可能(発行後1年経過後)です。
途中で解約すると、直近2回分の利息分が差し引かれますが、それでも柔軟性が高い商品といえます。
ぱぐ男は、変動金利型10年を押す理由
2025年現在、日本ではゆるやかに金利が上がり始めています。
この環境では、変動金利型10年が特におすすめです。
理由は簡単で、金利が上昇すれば利息も連動して上がるからです。
変動10年型は半年ごとに金利が見直されるため、今後の経済動向に応じて自動的に利率が上がる可能性があります。
しかも最低金利0.05%が保証されているため、どれだけ金利が下がってもゼロにはなりません。
2025年10月現在の募集回では、
初回利率が**年1.08%(税引前)**と、
銀行預金の金利(0.2%など)とは比べものにならないほど高いです。
銀行窓口よりもネット証券で買うべき理由
個人向け国債は、銀行の窓口でも購入可能ですが、私は断然ネット証券での購入をおすすめします。
その理由は以下の通りです。
- 銀行では時間がかかる
→ 窓口での説明や書類手続きが長く、営業トークを受けることもあります。 - 不要な金融商品の勧誘を受けるリスクがある
→ 「もっと利回りの高い投資信託もありますよ」など、目的外の提案を受けがちです。 - ネット証券なら数分で購入可能
→ 楽天証券、SBI証券、マネックス証券などでは、ログインして数クリックで完結します。
おすすめの購入先は以下です。
- 楽天証券
- SBI証券
- マネックス証券
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(eスマート証券)
インフレ時代に備える「分散投資」の重要性
今の日本は、ゆるやかにインフレが進んでいます。
つまり、「預金のままではお金の価値が目減りする時代」に突入しているのです。
インフレ率が3%で、個人向け国債の金利が1.0%だとしても、銀行預金に寝かせておくよりは資産防衛効果が高いのです。
但し、預金よりは、個人向け国債は利回りが高いが、現在の日本のインフレには勝てていませんので、よりリスクをとった資産に分散していかないと、資産が目減りする可能性があります。
また、円だけでなくドル建て資産を少し持つことも、リスク分散になります。
たとえば、米国債(BNDなどのETF)を一部保有しておくのも選択肢の一つです。
ただし為替リスクがあるため、円やドルなどの資産に集中しすぎないようにしましょう。
まとめ:安全に増やすなら、まずは国債から
資産を守りながら増やしたい人にとって、個人向け国債は「守りの投資」の代表格です。
特に変動金利型10年は、金利上昇局面の今にぴったりです。
1万円から始められるうえ、国が元本を保証してくれます。
さらにネット証券ならスムーズに購入でき、管理も簡単です。
預金だけではお金を守れない時代。
リスクを抑えつつ、確実にお金を働かせる第一歩として、ぜひ個人向け国債を活用してみてください。
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