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国内MMFが9年ぶりに復活!楽天マネーファンドに注目する理由と預金との違いを徹底解説

国内MMFが9年ぶりに復活!楽天マネーファンドに注目する理由と預金との違いを徹底解説

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🪙国内MMFが復活!久しぶりの再登場に注目集まる

皆さんこんにちは。鼻つぶれぱぐ男です。
このブログでは「金融機関や周りの人が教えてくれないお金の話」を、40歳でリタイアした私の視点からお届けしています。

今回は「国内MMF(マネーマーケットファンド)が9年ぶりに復活!」というテーマです。
2025年10月2日の日本経済新聞で報じられたニュースによると、国内MMFが再び登場し、個人投資家の新たな資金の受け皿として注目されています。

参考記事

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO91675410S5A001C2MM8000/

 

(出典:日本経済新聞)

長らく超低金利が続いた日本では姿を消していたMMFですが、金利上昇を背景に再び日の目を浴びつつあります。


💰MMF(マネーマーケットファンド)とは?

MMFとは、投資家から集めたお金を国債・地方債・社債など安全性の高い短期金融商品に分散投資するファンドのことです。
株式のような値動きリスクが少なく、「預金より少し高い利回り」を狙える低リスク運用商品として知られています。

ただし、MMFには元本保証はありません
とはいえ、運用対象が安全性の高い債券中心のため、極めてリスクは低い商品です。


🏦MMFと普通預金の違いを比較

項目 MMF 普通預金
元本保証 なし あり
利回り 預金より高い 低い
購入単位 1円以上 1円以上
手数料 無料 無料
維持コスト 信託報酬あり なし
引き出し 翌営業日に反映 即時反映
税金 20.315%(利子・譲渡益) 20.315%(利子)

MMFは投資信託の一種なので、信託報酬や解約時の信託財産留保額が発生する場合があります。
ただし、表示される利回りはこれらのコストを差し引いた後の数字が多く、実際の手取り利回りとして見やすい点は安心です。


💹なぜ今、国内MMFが復活したのか

MMFは1990年代から2000年代前半にかけて人気の運用商品でした。
しかし、日本が長期間のゼロ金利・マイナス金利政策に突入したことで、運用益が出にくくなり、2016年には販売停止が相次ぎました。

ところが、最近の金利上昇局面(現在は0.5%程度)を背景に、再びMMFの運用環境が整いつつあります。
その先陣を切ったのが楽天証券
です。

楽天証券では「楽天マネーファンド」としてMMFを再開。
1円から購入でき、**税引前利回りは0.416%(2025年10月時点)**と、普通預金より高い水準になっています。


🧾楽天マネーファンドの特徴

楽天マネーファンドは安全性を重視した短期債券ファンドです。

  • 最低投資額:1円以上
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬:年率1%以内(控除後利回りで表記)
  • 解約:翌営業日に反映
  • 法人口座では利用不可
  • 積立・ポイント利用不可

「すぐに使う予定はないけれど、普通預金に置いておくのはもったいない」という余裕資金の一時置き場として活用できます。


⚠注意点とリスク

MMFは「安全性が高い」とはいえ、元本保証ではない点に注意が必要です。
また、為替変動リスクがある海外MMFとは異なり、国内MMFでは為替差益は発生しません

解約は即日ではなく翌営業日になるため、完全な流動性を求める場合は普通預金の方が向いています。


🌏今後の見通しと投資スタンス

今後は、他の金融機関も2026年前半を目処にMMFの販売を再開すると予想されています。
日本の金利が徐々に正常化する中で、「預金だけではもったいない」という個人投資家のニーズにマッチしているのがMMFです。

短期資金の一時運用先としては有力ですが、長期資産形成の主軸はやはり全世界株式やS&P500などのインデックスファンドが基本です。
MMFはあくまで「サブ(サテライト)」として、余裕資金を効率よく運用する手段として位置づけましょう。


🪙まとめ:低リスクで預金より高いMMF、復活の意義

MMFの復活は、日本の金利正常化の象徴ともいえます。
元本保証こそありませんが、安全性が高く、預金より利回りが良い運用先として魅力的です。

今後も金利上昇に伴い、MMFの利回りがさらに改善する可能性もあります。
焦らず、自分の資金用途に合わせて活用することで、資産を効率的に働かせることができます。


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