40代は本当に恵まれない世代なのか？—時代背景と資産形成の現実

はじめに

こんにちは、鼻つぶれぱぐ男です。

このブログでは、金融機関や周囲の人が教えてくれないお金の話を発信しています。

今日は「40代は恵まれない世代なのか？」について考えていきます。

最近テレビを見ていたところ、「40代は恵まれない世代」と言われていました。

その理由として、主に以下の2点が挙げられます。

就職氷河期を経験
40代の多くは、就職氷河期の影響を受けています。特に現在の40代後半から50代前半は、厳しい就職活動を強いられました。企業の採用が少なく、希望の職に就くのが難しかったのです。
親世代の影響で資産運用に消極的
40代の親世代（現在の60～70代）は、バブル崩壊を経験しました。その影響で「株は危険」「資産運用はリスクが高い」といった考えが根付き、子供にもその価値観を植え付けたのです。そのため、現在の40代は資産運用に消極的で、貯蓄に頼る人が多いという特徴があります。

しかし、本当に40代は恵まれていないのでしょうか？

確かに過去の環境は厳しかったかもしれませんが、日本という国の現状を考えると、必ずしも不遇とは言えません。

日本は恵まれた国
- 夜に外を歩いても比較的安全
- 清潔な水が手に入り、公共トイレも無料で利用可能
- 副業や起業のチャンスがある
海外では、副業が禁止されている国や、治安が悪くて自由な行動が制限される地域もあります。その点、日本には努力次第で状況を変えられる環境が整っています。
資産形成はいつからでも可能
「資産運用はリスクがある」と思われがちですが、実際には正しい知識を持って取り組めば、大きなリスクを避けながら資産を増やすことが可能です。
- 長期投資の活用：株式や投資信託を活用すれば、少額からでも運用できる
- 固定費の見直し：不要な保険や高額なサブスクリプションを削減
- 副業やスキルアップ：収入を増やす選択肢は多様にある

では、40代がこれから豊かに生きるためには、どのような行動をとれば良いのでしょうか？

考え方を変える
「自分は恵まれていない」と思うと、どうしてもネガティブになりがちです。しかし、環境を変えることは難しくても、考え方を変えれば行動が変わります。「まだ40代」「これからでも間に合う」と前向きに捉えることが大切です。
時間の使い方を工夫する
「忙しくて時間がない」と感じることも多いかもしれません。しかし、テレビやスマホの時間を少し削るだけでも、自己投資や副業の時間を確保できます。限られた時間を有効活用することが重要です。
小さくても行動を始める
- 少額からの投資を始める
- 副業に挑戦してみる
- 固定費を見直して無駄を省く
大きな変化をいきなり求めるのではなく、まずはできることから始めるのがポイントです。