「年金繰り上げ受給できる人生」を目指す理由とは?資産形成で広がる選択肢の話

✍はじめに
皆さんおはようございます。鼻つぶれぱぐ男です。
今日も「金融機関や周りの人が教えてくれない、でも身近で大事なお金の話」をしていきます。
年金を「繰り上げ受給できる人生」ってどういうこと?
本日のテーマは「年金受給を繰り上げできる人生を送ろう」です。
皆さんご存じのとおり、日本には公的年金制度があります。
通常、65歳から満額で受給できますが、希望すれば60歳から前倒し(繰り上げ)で受給することもできます。
逆に70歳、75歳まで受給を遅らせる「繰り下げ」も可能です。
では「繰り上げ受給できる人生を送ろう」とはどういうことか?
簡単に言うと、それだけ経済的な余裕があり、年金を早くもらうという選択ができるほど資産がある人生を目指そうという話です。
繰り上げを推奨しているわけではありません
誤解しないでいただきたいのですが、私は「みんな年金は繰り上げた方がいい」と推奨しているわけではありません。
あくまでも繰り上げという選択肢を持てる状態を目指しましょうという話です。
選択肢が増えるというのは、人生において非常に大きな力です。
それは「お金に困らない状態」であることが前提となります。
FIREは全員が目指すべきではない。でも…
私は40歳でリタイア(FIRE)しましたが、全員がリタイアする必要はないと思っています。
ただし、経済的自立(FI)だけは目指した方がいいと思います。
なぜかというと、「辞めたくても辞められない仕事」に縛られる人生が一番辛いからです。資産があれば、ストレスのある環境から抜け出す自由が得られます。
選択肢がある人生は強い
例えば、資産がなければ60歳で定年しても働き続ける必要があります。
しかし、資産があれば働く・働かないを自由に選べます。
これは学生時代に「成績が良いことで選べる大学が増える」のと同じです。
勉強しておけば選択肢が広がる。資産形成もそれと同じです。
iDeCoやNISAを活用して資産形成を
資産形成は今からでも遅くありません。
iDeCoや新NISAを活用しながら、コツコツと資産を育てることが大切です。
今は相場が不安定かもしれませんが、10年後・20年後の視点で見れば、今の市場は「お宝の買い場」かもしれません。
Buy & Hold戦略で将来に備えましょう。
年金受給タイミングと税金の話
年金の受け取り時期によって、税金や社会保険料も変わってきます。
例えば、iDeCoを一時金受け取りして、5年が経ち、会社の退職金を一時金として受け取る戦略(退職所得控除の両取り)が、制度変更で10年に伸びてしまいました。
今後は、iDeCoや退職金を分割で受け取る必要がある人も増えるでしょう。
その際、雑所得(年金控除)として課税されたり、住民税・健康保険料にも影響する場合があります。
しかし、資産があればそういった調整も柔軟にできます。
「年金は繰り上げても繰り下げてもいい」
「退職金も一時金でも分割でもいい」
このように自分の人生に合った最適解を選べることが重要なのです。
相続や遺族年金にも目を向ける
年金は亡くなったら引き継がれません。
遺族年金という形で一部支給される場合もありますが、満額ではありません。
共働きの家庭などでは、片方が亡くなれば世帯収入が大きく減る可能性もあります。
だからこそ、年金だけに頼らない備えを今から作っておくことが必要です。
「繰り上げできる」ということは「選べる人生」
最後にお伝えしたいのは、「繰り上げ受給できる人生」というのは単に早く年金をもらえるということではありません。
それは、お金の自由を持ち、将来を自分で設計できる人生の象徴です。
今から資産形成を始めれば、将来その選択肢を手にすることができます。
おわりに
お金に困らない人生を送るために、今から準備を始めましょう。
相場が不安定な時期こそ、積み立てや資産形成のチャンスです。
私、鼻つぶれぱぐ男と一緒に、「選べる人生」を目指してコツコツ頑張っていきましょう!
それでは今日も元気に、いってらっしゃい!