【米国株はオワコン?】ゴールドマンが示した衝撃予測と長期投資の正解を40歳リタイア勢が解説します
はじめに
皆さんおはようございます。鼻つぶれぱぐ男です。
このブログでは、金融機関が決して教えてくれない本当のお金の話を、40歳でリタイアした私が実体験をもとにお伝えしています。
目的はただ一つ、一人でも多くの人が “お金に困らない人生” を実現することです。
今日のテーマは、多くの投資家が気になる話題、
**「米国株はこれからオワコンなのか?」**という内容です。
最近、米国株に関するネガティブなニュースが増えています。
その象徴とも言えるのが、2024年11月に報じられたブルームバーグの記事です。
ゴールドマンサックスが**「今後10年、米国株は他地域にアンダーパフォームする可能性が高い」**と予測したのです。
参考記事
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-11-12/T5M28TGQ1YQ000
(出典:Bloomberg)
長期投資の王道として語られ続けてきた米国株。
その未来はどうなるのでしょうか?
本日は、投資初心者から中上級者まで役立つ視点で、冷静に整理していきます。
■1. ゴールドマンの衝撃予測:米国株は低迷するのか?
ゴールドマンサックスの株式ストラテジスト、ピーター・オッペンハイマー氏によれば、**今後10年間の米国株の期待リターンは年率6.5%とされています。
一方で、新興国株式は約10.9%**の高リターンが期待されています。
差は約4%。長期投資ではこの差が資産形成に大きな影響を与えます。
「え、6.5%なら悪くないじゃん」と思うかもしれません。
しかし重要なのは “相対比較” です。
投資というのは、より効率よく増える市場に資金が流れるのが自然です。
その観点で見ると、米国株はこれまでの優位性を維持できない可能性があります。
■2. そもそもなぜ米国株が不安視されているのか?
理由は主に3つあります。
① 割高感の拡大
ここ数年、米国株はS&P500の**マグニフィセント・セブン(7銘柄)が指数を強烈に押し上げてきました。
7社だけで指数構成比の約35%**という異常な偏りです。
もしこれらが崩れれば、市場全体が一気に下落する可能性は否定できません。
② オールカントリー比率の異常な偏重
全世界株式(オルカン)の約6割が米国株です。
過去には4割程度だった時期もあります。
この比率が高いということは、世界全体の株価が米国依存になっているということです。
③ 米国以外の市場が息を吹き返し始めている
特に新興国は人口増とGDP成長率の上昇が追い風となり、
AIやインフラ需要も相まって長期的な成長余地が大きいと指摘されています。
■3. S&P500 VS オールカントリー、どっちが正解?
2025年時点では、S&P500よりオールカントリーの年初来リターンが上回る局面も登場しています。
これまで10年以上米国一強だった状況に、わずかながら変化の兆しが出てきたのです。
しかし、ここで大切なのは
「どちらが上か下かを短期で判断しない」ことです。
■4. 鼻つぶれぱぐ男の結論(ここが一番重要)
私はこう考えています。
- 米国株が完全に終わるとは思っていません
- 米国は多国籍企業の強さ、人口増、経済の中心性は変わらない
- ただし、米国一本集中はリスクが高まっている
- コアはオルカン、既存のS&P500はホールド
- 新NISAで積み立てるならオールカントリーが無難
つまり、
「米国株はオワコンではない。しかし独り勝ちの時代は終わる可能性がある」
これが現実的な視点だと思います。
■5. 投資で迷ったら1つだけ覚えてください
市場は常に変化します。
しかし、長期資産形成の本質は変わりません。
・感情ではなく仕組みに従う
・分散は最大の防御
・続けた人だけが勝つ
これを理解して行動できるかどうかが、10年後の資産に直結します。
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