最初の一歩

人は人、他人は他人。家族や周囲と適度な距離を保ちながらお金に困らない人生を歩む考え方

人は人、他人は他人。家族や周囲と適度な距離を保ちながらお金に困らない人生を歩む考え方

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はじめに

このブログでは、金融機関や周囲の人が教えてくれない「お金に困らない人生を送るための考え方」を、40歳でリタイアした私が日々の気づきを交えてお伝えしています。

今回は少し雑談寄りのテーマですが、「人は人、他人は他人」という考え方について掘り下げていきます。

これは、家族との関係やリタイア後の人間関係、お金の価値観に直結する大切なテーマです。


家族であっても他人という前提

私は妻と二人で暮らしています。

もちろん妻のことを深く愛し、感謝し、人生に欠かせない存在だと思っています。

しかし、それでも「妻は他人」という意識を忘れないようにしています。

「家族だから当然」「家族だからやらなければならない」という考えは、

時にお互いを縛り、ストレスの原因になります。

法律上の扶養や介護の義務などは当然ありますが、

だからといって相手の人生を完全に自分のものとして扱うのは違うと思うのです。

血縁であっても、一人ひとりは別の人間です。

親も兄弟も、自分とは異なる価値観やリズムを持っています。

その違いを「他人」として受け入れることが、健全な距離感につながります。


自分の正しさを押し付けない

私たちは「自分の考えが正しい」と思いがちです。

しかし、それはあくまで自分にとっての正しさであり、相手にとってはそうではないこともあります。

例えば「こうした方がいい」と家族に言ったとしても、それは余計なお世話になってしまう場合があります。

こちらは善意のつもりでも、相手には押し付けに感じられてしまうのです。

大切なのは「言わない勇気」です。

人は自分の意思でしか変わりません。

他人からのアドバイスや忠告だけで根本的に変わることはありません。

依存症やギャンブルなども同じで、本人が変わろうと決意しない限り、改善は難しいのです。


人は変わらない、だからこそ距離感が必要

私は郵便局で働いていた経験もあり、数えきれないほどの人と接してきました。

その中で強く学んだことは「人は基本的に変わらない」ということです。

もちろん気づきを得て改善することはありますが、根本的に他人が変えることはできません。

だからこそ、他人に期待しすぎないことが重要です。

「この人なら変わってくれるはず」と思い込むと、裏切られたと感じてしまいます。

最初から「他人は他人」と割り切ることで、余計なストレスを抱えずに済むのです。


経済的自立は目立たずに進める

ここで少しお金の話に繋げます。

FIRE(経済的自立と早期リタイア)やセミリタイアを目指すと、周囲から必ず反対や批判を受けます。

私自身、会社を辞めるときに

「もっとお金を貯めてからにしたら?」

「何をするんだ?」と散々言われました。

中には「怪しいコンサルを始めるんだろう」と決めつけてきた人もいました。

しかし、周囲の意見は所詮「他人の声」です。

責任を取るのは自分自身であり、他人ではありません。

だからこそ、経済的自立を目指す過程では、周囲にあまり公言せず、目立たずに進めるのが賢明です。

「いつでも辞められる」という余裕を心の中に持ちつつ働く。

これだけでも人生はかなり楽になります。

セミリタイアやリタイアを実現するにはさらに一歩踏み込む必要がありますが、

その分、周囲からの風当たりも強くなることを覚悟しなければなりません。


人間関係の整理も必要

会社を辞めると、これまでの人間関係が一気に整理されます。

私も退職後、年賀状のやり取りが一気に減りました。

郵便局時代の同僚とも自然に疎遠になりましたが、これは悪いことではありません。

むしろ、本当に大切な人だけが残るチャンスです。

離れていく人は、もともとその程度の関係だったということです。

自分の人生に不要な人間関係を手放すことで、身軽に、自由に生きられるようになります。


まとめ:人は人、自分は自分

「人は人、他人は他人」という意識は、家族関係を円滑にし、リタイア後の自由な生き方を支える基盤になります。

  • 家族であっても適度な距離を持つ
  • 自分の正しさを押し付けない
  • 他人は変わらないと理解する
  • 経済的自立は目立たずに進める
  • 不要な人間関係は自然に整理される

これらを意識することで、周囲に振り回されず、自分のペースで生きることができます。

お金の自由と同じくらい、人間関係の自由も大切です。

自分の人生を主体的に歩むために、「他人は他人」という考えをぜひ持ってみてください。

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