小金持ちへの道

アクティブファンドを解約した理由とは?40歳リタイア後に見直した投資の選択

アクティブファンドを解約した理由とは?40歳リタイア後に見直した投資の選択

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はじめに:金融機関が教えてくれない「お金の話」

このブログでは、金融機関や周りの人がなかなか教えてくれない「へー」と思える身近なお金の話を、40歳でリタイアした私が発信しています。

一人でも多くの方が「お金に困らない人生」を送ってもらえるよう願って、日々情報を発信中です。

今回は、私が先日ついに「アクティブファンドを解約」した話です。

実際に解約に至った経緯や理由、今後の投資方針についてお話していきます。


郵便局のアクティブファンドを購入していた過去

私がアクティブファンドを購入したのは、郵便局で積立NISA口座を開設したことがきっかけでした。

当時は「長期投資が大事」と思い、ファンドマネージャーの言葉にも惹かれて、「これで資産形成だ」と素直に考えていました。

積立NISAは20年間非課税というメリットがあるので、じっくり育てて将来の生活費に…という思いでスタートしたのです。


気づき:信託報酬のコストが大きすぎた

しかし、自分で投資の勉強を続けていく中で、「信託報酬が高い」という事実に気づきました。

最近は低コストな優良インデックスファンドがたくさんあるではありませんか。

特にアクティブファンドは信託報酬が1%前後と高く、長期運用では「1%の複利効果」が大きくのしかかります。

これが運用成績にボディーブローのように効いてきます。


解約の決断:8年保有したけれど…

私がそのアクティブファンドを保有していた期間は8年間。あと12年保有すれば、ちょうど20年非課税枠の満了です。

しかし、8年間の運用成績を、同じ指数に連動するインデックスファンドと比較してみると、明らかにインデックスファンドの方が優秀でした。

このまま12年間保有を続けても、信託報酬による差は埋まらないと判断し、解約を決断しました。


iDeCoや新NISAなど制度の変化も後押しに

もう一つの理由は、制度の変化です。

最近では、iDeCo(個人型確定拠出年金)の年間拠出限度額が引き上げられるかもしれないという話も出ています。

iDeCoは非課税期間に終わりがなく、原則60歳まで引き出せない代わりに税制優遇が非常に強い制度です。

新NISAも非課税期間が恒久化されました。

これらの制度が充実する中で、「高コストなアクティブファンドを積立NISAでわざわざ持ち続ける意味」は薄れてきたと感じました。


解約のタイミングとその後の対応

実際には、7月ごろに解約しようと考えていましたが、6月中旬に市場の動きなどでやや不安を感じ、早めに全解約することにしました。

私と妻の両方の口座で同じファンドを持っていたため、夫婦ともに一気にポジションを現金化。

今は次の新NISA枠での投資先を検討しつつ、現金で待機中です。


投資初心者へのアドバイス:金融機関の窓口には近づかないで!

これから投資を始める方、またはすでに始めている方に伝えたいのは、「金融機関の窓口や営業にはできる限り近づかない方が良い」ということです。

私自身も過去に金融機関で働いていた経験があるからこそ断言できますが、

窓口で勧められる商品は、販売側の利益が優先されていることが多いです。

勧められるがままに購入してしまうと、手数料負けする可能性もあるので注意が必要です。


まとめ:基本はインデックス投資でOKです

アクティブファンドがすべて悪いとは言いません。

ファンドマネージャーの手腕に期待したい方、テーマ型に魅力を感じる方には向いている面もあります。

ただ、私自身の結論としては、「感情を入れず、機械的に時価総額加重平均に乗れるインデックス投資」が最も安定していると実感しています。

趣味的に応援したい企業の株を持つのはOKですが、資産のコア(中心)はインデックスファンドで構成するのが無難だと思います。


おわりに:行動の積み重ねが未来を変える

このブログや配信を通じて、「自分で考えて行動する」人が増えてきたことがとても嬉しいです。

中には、「チャットGPTで調べながら新NISAを始めました!」という声もいただきます。

わからないことがあったら、まずは聞いてみてください。

自分の未来は、自分の選択でいくらでも良くしていけますよ。

ということで、今回はアクティブファンド解約についての実体験でした。

今日も一日、気をつけていってらっしゃい!


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