
リタイアできたのは妻のおかげ~感謝と信頼が生んだ自由な暮らし
はじめに
こんにちは、鼻つぶれぱぐ男です。
本日は「リタイアできたのは妻のおかげ」というテーマでお届けします。
2022年3月に郵便局を退職してから、現在(2025年6月)でリタイア生活も4年目に突入しました。
音声配信などはしていますが、ほぼ無収入。
それでも満たされた日々を過ごせているのは、やはり妻の存在が大きいと感じています。
妻の一言「いいんじゃない」がリタイアを後押し
リタイアを決めたとき、最初に相談したのは妻でした。
「辞めようかな」と言った時、
返ってきたのは「いいんじゃない?」というあっさりした一言。
条件や反対も一切なく、そのまま背中を押してくれました。
普通なら「生活はどうするの?」「本当に大丈夫?」といった不安の声が出てもおかしくない場面です。
でも、妻はずっと私の生き方を見てきて、信頼してくれていたのだと思います。
信頼貯金がたまっていたからこそ
リタイアに至るまで、私は妻に対して無理なお願いをしたことはありません。
自分の意見を押しつけず、投資の話も無理に説明しませんでした。
たとえば、妻に「NASDAQってなに?」と聞かれても、簡単に答えるだけにとどめ、「S&P500って知ってる?」と言われても、「そう、優良企業の集まりだよ」と一言で済ませる。
余計なウンチクは語りません。
そのかわり、妻の話は全力で聞きます。
基本、否定もしません。
唯一、否定したのは銀行が硬貨両替に手数料を取るようになってからの小銭貯金ぐらい(笑)
妻もむちゃな要求などしてくることはないので、いつも安心して話を聞けます。
こうした積み重ねが、相手に「この人の話は聞ける」「信じられる」と思ってもらえる“信頼貯金”につながったと考えています。
家事を進んでこなす姿勢も信頼に
私は家事も自然に行います。
お風呂掃除やトイレ掃除、排水口の掃除も進んでやります。
それは「やらなきゃ」という義務感ではなく、「気になるからやる」という感覚です。
自分たちの使った場所だから、嫌ではないのです。
それが結果的に、妻に対する思いやりや信頼の蓄積になっていると感じています。
妻の実家からも理解を得られた
リタイアを考え始めた頃、妻の実家にも報告しました。
義母は「もしダメでも、うちの娘が働けばいいんじゃない?」と笑いながら言ってくれました。
これも、義実家との関係が信頼に基づいていたからこそ。
普段からこまめに顔を出したり、無理な主張をしない姿勢が功を奏したのだと思います。
相手を変えようとせず、自分が変わる
多くの人が「家族が投資に反対する」「リタイアを理解してくれない」と悩みます。
でも、他人を変えるのは本当に難しい。
変えようとするのではなく、自分がどう接するかを変えていくことが、信頼を得る一番の近道だと思っています。
「なんでわかってくれないの?」と怒る前に、まずは相手の立場や感情に配慮すること。
それが信頼貯金を築く第一歩です。
感謝を言葉にすることの大切さ
私は普段から妻に「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えるようにしています。
「愛してる」という言葉よりも、「ありがとう」「おいしかった」の方が、ずっと心に響くと思うのです。
料理がレトルトでもお惣菜でも、作ってくれたことや体調が悪い時に考えてくれたことに感謝して「おいしい」と伝える。
それが、夫婦関係を穏やかに、そして温かく保つ秘訣だと信じています。
おわりに
リタイアできたのは、間違いなく妻のおかげです。
自分を信じて、自由を与えてくれたことに日々感謝しています。
これを読んでくださっている皆さんも、ぜひ身近な人に感謝を伝えてください。
「ありがとう」は、人生を変える力を持っています。
それでは、今日も気をつけて。いってらっしゃい。