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米国株以外に投資すべき?投資スタンスを守る重要性について

米国株以外に投資すべき?投資スタンスを守る重要性について


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すべての投資を米国株以外にした方がいいのか?

みなさん、おはようございます。鼻つぶれぱぐ男です。
このチャンネルでは、金融機関や周囲が教えてくれない「身近なお金の話」を、40歳でリタイアした私が配信しています。
一人でも多くの方がお金に困らない人生を送れるよう、お伝えしていきます。

さて、今日のテーマは「すべての投資を米国株以外にした方がいいのか?」です。
さっそく話していきますので、よろしくお願いします。


米国株以外の資産が好調な現状

最近、インデックス投資の積立や株価の動きを見ていると、米国株よりも好調な資産が目立っています。
2024年に最も伸び率が良かったのは、米国株ではなくゴールドでした。
2025年に入ってからも、米国株以外の指数の方が成績が良い状況です。

こうなると、「今後は米国株以外に投資した方が良いのでは?」と考える人も出てきます。
しかし、ここで焦って投資方針を変える必要があるのでしょうか?


米国株を外すべきではない理由

私の考えとしては、米国株も引き続き投資対象にしておくべきだと思っています。

理由はシンプルで、私の投資目的は「60歳以降、特に65歳や70歳頃に困らないための資金作り」だからです。
つまり、今から約20年〜30年後を見据えた長期投資を前提としています。

仮に米国株がここから長期停滞局面に入ったとしても、今の安いタイミングで買い続けていけば、将来的にリターンを得られる可能性が高いと考えています。

インデックス投資は平均回帰が基本です。
長期間保有し続ければ、途中の上下に惑わされず、最終的に成長を取り込めるという前提があります。


米国株の比率はそもそも高い

また、オールカントリーや先進国株式インデックスを買っている場合でも、米国株の比率は非常に高いのです。
つまり、米国株を完全に外すという選択は、実はかなりリスキーとも言えます。

特に、20年後、30年後のお金が必要な人にとっては、今焦って動く必要はないのではないでしょうか。
お金を守るための長期投資をしているのであれば、米国株はポートフォリオに入れておくべきだと思います。


分散投資は引き続き大事

とはいえ、資金の一部を米国株以外に分散させることは大事です。
私もサテライト運用として米国株以外の資産も持っています。

最近ではトランプ前大統領の発言など、政治的な動きも相場に影響を与えています。
一時的に米国株が弱くなり、資金が他国に流れる可能性もありますが、だからといって米国株をゼロにする必要はないと考えます。

小さな市場に資金が流れ込めば、そこの株価は大きく上がるかもしれません。
しかし、それに全資産を賭けるのはリスクが高いです。


自分の投資方針を守ろう

ここで一番大事なのは、自分の投資方針を守ることです。
早くお金を増やしたいという気持ちはわかりますが、焦って方針転換をすると、かえって大きなリスクを負うことになります。

特に、NISAや積立NISAで非課税枠を使っている場合、それを解約して課税口座に移すと、せっかくの非課税メリットが失われてしまいます。
過去の自分がなぜNISAを始めたのか、その原点を忘れないことが大切です。


まとめ

米国株以外が好調な局面でも、米国株を完全に外す必要はありません。
投資は短期的な動きに惑わされず、自分が目指すゴールに向かってコツコツ積み上げていくことが大切です。

皆さんも、自分自身の投資方針をしっかりと持ち、焦らずじっくりと資産形成を進めていきましょう。
今日も気をつけて、いってらっしゃい!

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