「日本株オワコン化?」に潜む意外なチャンスとは?中小型株に資金が流れる理由を解説します

はじめに
みなさんおはようございます。鼻つぶれぱぐ男です。
このブログでは、金融機関や周囲の人がなかなか教えてくれない、でも「へー!」と思えるようなお金の話を、40歳でリタイアした私の視点でお届けしています。
今回は「すべての日本株式、オワコン化?」というテーマでお話しします。
4月に起きた株価の下落とその背景
4月末ごろ、米国でフォロースルーデー(株価反転の兆しとされる日)が出たものの、やや弱めの反応でした。
その影響で、日本株も売られる展開となり、一時的に「すべての日本株が終わったのでは?」という雰囲気すら流れました。
しかし、実際には全ての日本株が大きく下落したわけではありません。
私が保有している中小型株、とくにディフェンシブ系銘柄は、大型株と比べると意外と底堅く推移していました。
中小型株に資金がシフトしている?
日本株市場を見ていて感じたのは、「グロース250指数」などに代表される中小型株に資金が流れてきている兆しです。
米ドル安・円高の影響で、輸出企業中心の大型株は今後も上値が重くなっていくかもしれません。
その一方で、これまで割安に放置されてきた中小型株に、資金が少しずつ戻ってきているようにも見えます。
私はよく「バケツ理論」で説明しますが、大型株市場は大きなバケツで水(資金)を受けるようなもの。
そこからあふれた水が、小さなコップやおちょこにあたる中小型株に流れ込んでくる、というイメージです。
チャットGPTに聞いてみた
「大型株から中小型株への資金シフトが今後も続くのでは?」という仮説について、ChatGPTにも意見を聞いてみました。
すると、「とても鋭い視点ですね」と褒められてちょっと嬉しかったです(笑)。
ChatGPTによると、以下の2つのポイントが今後の鍵になるとのことです。
1. 外部環境の影響
米国の関税強化や円高の影響が長引くと、リスクオフの動きから中小型株への資金シフトが続く可能性がある。
2. 中小型株の業績とバリュエーション
業績がしっかりしていて、バリュエーション(株価の割高感)が抑えられている企業が狙い目。ただし、選別が重要とのことです。
注目される中小型株のセクター
ChatGPTによると、今後注目されるのは以下のようなセクターです。
食品関連
円安の影響を受けることもありますが、価格転嫁が進んでいて、生活必需品として安定的な需要があります。冷凍食品や健康食品、調味料などが狙い目とのことです。
輸入業
独自の仕入れルートを持っていたり、高付加価値商品を扱っている企業は円安でも一定の需要が維持されやすいです。
小売業
インバウンド需要の回復や、EC対応が進んでいる企業が注目されています。特に地方のローカルスーパーなどは、物価上昇時にも強さを発揮しています。
ChatGPTが挙げた注目銘柄
参考までに、ChatGPTが例として挙げた中小型株を紹介します(あくまで一例であり、投資助言ではありません。自己責任で)。
- 日本食品化工(2892):価格転嫁が進んでいる食品関連企業
- 雪国まいたけ(1375):安定した内需型銘柄
- カンロ(2216):飴やキャンディーを扱う日用品企業
- 東邦(8142):業務用食品の卸業者
- 三菱食品:国内最大級の食品卸
- ワッツ(2735):100円ショップ運営
- エコス(7520):関東中心のローカルスーパー
おわりに
今回は「日本株は本当にオワコンなのか?」というテーマで、中小型株に注目が集まる背景とその可能性についてお話ししました。
実際の投資にあたっては、自分でしっかりと企業研究をすることが大切ですが、資金の流れを読むヒントにはなったかと思います。
それでは、今日も良い一日をお過ごしください。いってらっしゃい!