インデックス投資の分散効果とは?何銘柄あれば十分なのかを40歳リタイア目線で解説します
インデックス投資の分散効果とは?何銘柄あれば十分なのかを40歳リタイア目線で解説します
はじめに|金融機関が教えてくれないお金の話
このブログでは、金融機関や周りの人がなかなか教えてくれない「身近だけど大切なお金の話」を発信しています。
私は18年間コツコツ資産形成を続け、40歳でリタイアしました。
一人でも多くの方が、お金に振り回されず、将来に不安を感じない人生を送るための判断材料になれば幸いです。
今回は質問コーナーとして、「インデックス投資の分散効果」についてお話しします。
質問内容|インデックスファンドは何銘柄から分散が効くのか?
質問は以下のような内容でした。
VTIは約3,500銘柄、S&P500は500銘柄、NASDAQは100銘柄、TOPIXは約1,700銘柄など、インデックスごとに銘柄数が違います。
いったい何銘柄くらいから「分散が効いている」と考えればよいのでしょうか、というものです。
結論から言うと、この疑問自体を深く考える必要はありません。
大前提|インデックス投資で分散を考えなくていい理由
インデックスファンドとは、特定の株価指数と同じ値動きを目指して運用される投資信託です。
分散は、投資家が意識して行うものではありません。
指数に連動することで、自動的に分散される仕組みになっています。
銘柄数が50でも、500でも、数千でも、インデックスファンドであることに変わりはありません。
「分散は何銘柄から効くのか」と悩む時点で、インデックス投資の本質からズレています。
インデックスファンド最大のメリット
インデックス投資の最大のメリットは、
- 投資家が何も考えなくても
- 数百~数千銘柄に自動分散され
- 定期的にリバランスもされる
という点です。
どの国が強いか、どの業種が伸びるかを考える必要はありません。
その時間があるなら、仕事や家族、趣味に使ったほうが人生は豊かになります。
私が全世界株式を勧める理由
私はすべてのインデックスファンドを肯定しているわけではありません。
正直に言えば、日経平均のインデックスファンドは好みではありません。
私が一貫しておすすめしているのは、全世界株式インデックスファンドです。
これ1本で、日本、アメリカ、先進国、新興国を含む約40~50か国の株式に分散投資ができます。
大型株から中型株まで網羅され、アップルやアマゾン、エヌビディアもすべて含まれています。
初心者が考えるべきは「銘柄数」ではありません
投資初心者が考えるべきことは、
- 生活防衛費が確保できているか
- 収入の範囲で生活できているか
- 余剰資金で投資しているか
この3点です。
これができているなら、新NISAを使って毎月コツコツ全世界株式を積み立てる。
これだけで十分です。
個別株をやりたくなったらどうする?
個別株投資を否定しているわけではありません。
ただし、あくまで**サテライト(趣味の範囲)**に留めるべきです。
「何銘柄買えば分散できるか」という問いに、明確な答えはありません。
大切なのは、
- なぜその銘柄を買ったのか
- 短期か長期か
- 配当目的なのか
という目的の一貫性です。
長期投資なら、個々の銘柄の上下は気にする必要はありません。
パック全体でプラスになっていれば問題ありません。
まとめ|考えすぎない人が資産形成に成功します
インデックス投資は、考えないための投資です。
- 分散は自動でされる
- 銘柄選びは不要
- 世界経済の成長に乗るだけ
今は、圧倒的に良い商品が揃っています。
今日が一番若い日です。
迷ったら、全世界株式インデックスを淡々と積み立ててください。
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