「お金持ち」と「経済的自立」はイコールじゃない?目指すゴールを明確にしよう

はじめに
こんにちは、鼻つぶれぱぐ男です。
このブログでは、金融機関や周囲の人がなかなか教えてくれない「へぇ〜」と思える身近なお金の話をお届けしています。
40歳でリタイアした私が、一人でも多くの方がお金に困らない人生を送れるようにという思いで書いています。
さて、今日のテーマは 「お金持ちと経済的自立はイコールではない」 という話です。
「セミリタイア=経済的自立」ではない
最初は「セミリタイアと経済的自立はイコールじゃない」というタイトルも考えましたが、少し分かりにくいかなと思い、今のタイトルにしました。
多くの人が「ファイヤー(FIRE)」を目指す時代ですが、その中の「FI(Financial Independence:経済的自立)」と「RE(早期リタイア)」は別物です。
特に、セミリタイアはあくまでライフスタイルの選択であり、必ずしも経済的自立と同じとは限りません。
目指すのは「お金持ち」?それとも「経済的自立」?
皆さんはどちらを目指しているでしょうか?
- お金持ちになりたいのか
- 経済的自立=お金に困らない人生を手に入れたいのか
この2つは似て非なるものです。
目指すゴールが違えば、たどる道も変わってきます。
セミリタイアしたいのか、仕事を続けながら経済的に自由になりたいのか、
そこをはっきりさせるだけでも行動の優先順位が変わってきます。
経済的自立は、実は一番達成しやすい
私の感覚では、
- 経済的自立
- セミリタイア
- お金持ち
この順番で達成しやすいと感じています。
経済的自立とは、ざっくり言えば「お金に困らない人生」です。
今すぐ仕事を辞めても、ある程度の資産があることで生活が回る状態。
あるいは、仕事を減らしても生活が成り立つという状態も、経済的自立に含まれると思います。
ライフスタイルによって変わるゴール
例えば、独身か夫婦か、共働きかどうか、子どもがいるか、地域や住居の違いでも生活コストは大きく変わります。
私たち夫婦は完全リタイアしていますが、皆さんはどんなライフスタイルを思い描いていますか?
「何を目指すか」によって、資産の必要額も投資スタイルも大きく変わります。
だからこそ、「お金持ち=経済的自立」とは言えないのです。
経済的自立を達成するには?
経済的自立の達成方法は人それぞれですが、インデックス投資を中心とした堅実な資産形成が一番現実的で取り組みやすい方法だと思います。
- 新NISAやiDeCoを活用する
- 低コストのインデックスファンドを積み立てる
- 投資に関して過度に悩まず、仕事や生活とのバランスをとる
このようにコツコツと資産形成を続けていけば、時間をかけてでも達成できるのが経済的自立です。
早く達成したい人はどうする?
もちろん、「できるだけ早く経済的自立を達成したい」という人もいるでしょう。そういう方は以下のような工夫が必要です。
- 固定費を見直す
- 支出を抑える(無理のない範囲で)
- 貯蓄率を上げる
- サテライト投資(個別株・高配当株・ETFなど)も取り入れる
ただし、勉強や情報収集の時間が必要になるので、「お金に関することはあまり考えたくない」という人には向かないかもしれません。
お金持ちになりたい人へ
私のチャンネルを見てくださっている方で「お金持ちになりたい」と思っている方はあまり多くないかもしれませんが、念のため。
投資だけで大きくお金持ちになるのは、かなりハードルが高いです。
タネ銭(元手)が必要ですし、株式市場の9割は個人投資家が負ける世界です。
もし本気でお金持ちを目指すなら、ビジネスで稼ぐ力をつけることが重要だと思います。
とはいえ、勉強せずに高額セミナーなどに頼っても近道にはなりません。
結局、自分で経験して学ぶことが一番の近道です。
まとめ:目指す方向を見誤らないように
「お金持ち」と「経済的自立」は同じではありません。
目的が違えばアプローチも違います。
仕事を続けながら資産を築き、経済的自由を得たいのか。
それとも、早期にリタイアして完全に自由な生活を目指すのか。
あるいは、ビジネスを通じて富を築くのか。
まずは、自分が何を目指しているのかを明確にすることが大切です。
そのうえで、自分の生活スタイルや価値観に合った方法で進んでいきましょう。
それでは、今日も気をつけていってらっしゃい。ご覧いただきありがとうございました!