【最強】健康保険と保険診療の真の実力とは?

はじめに
こんにちは。鼻つぶれぱぐ男です。
このブログでは、金融機関や身近な人が教えてくれない「へぇ〜」と思えるお金の話を、40歳でリタイアした私が発信しています。
今日のテーマは「健康保険最強と保険診療最強」です。
意外と知られていない健康保険の実力について、わかりやすくお話ししていきます。
健康保険は「世界最強」のシステムです
私たちが日常的に利用している健康保険。
会社員の方は「健康保険」、自営業の方は「国民健康保険」に加入していますが、これらは世界的に見ても超優秀な仕組みです。
まず、医療費の自己負担が原則3割で済むという点。
例えば1万円の治療を受けたとしても、実際に支払うのは3,000円だけ。
残りの7,000円は保険でカバーされます。
これ、冷静に考えるとすごいことですよね。
しかも薬も対象です。
医師が処方する薬は、市販薬より効果が高く、それも3割負担で手に入ります。
これが「保険診療」の力です。
民間保険との違いを見極めよう
多くの人が民間の医療保険に加入していますが、実際には入院や手術といった特定条件でしかお金が出ないものがほとんどです。
一方で健康保険には「高額療養費制度」があります。
これは、一定額以上の医療費を支払った場合に、それ以上の負担をしなくて済む制度です。さらに、4ヶ月以上連続して高額になった場合は負担がさらに軽減されます。
しかも、近年では「外来」でもこの制度が使えるようになりました。
以前は入院が対象でしたが、今は診察や通院でも高額療養費制度の恩恵を受けられるのです。
先進医療や自由診療はどうなのか?
ここで誤解しがちなのが、「先進医療=最先端で絶対に効く」という考えです。
実はそうではありません。
先進医療とは、症例数が少なく、国がまだ効果を認めきれていない段階の治療です。
言い換えれば、実験的な意味合いが強いものも含まれています。
先進医療特約という保険もありますが、保険料が非常に安いですよね?
月100〜300円程度。
これは、実際にその治療を受ける人が非常に少ないから成り立っているのです。
もし、誰もがその治療を受けるようになれば、保険会社はとっくに成り立たなくなっています。
つまり、「効果が不確かな治療にお金をかけるより、実績のある保険診療を利用した方が合理的」ということです。
自由診療や漢方、高額な治療に対する考え方
私自身、両親ががんで亡くなっていますが、自由診療や高額な療法には手を出しませんでした。
なぜなら、国が保険診療として認めていないということは、効果がまだ十分に証明されていないということだからです。
もちろん、人によっては自由診療や漢方で効果を感じることもあると思いますし、
それを否定する気はありません。
ただ、それに多額のお金をかける前に、まずは保険診療をしっかり活用することをおすすめしたいです。
お医者さんの質はピンキリ、でも制度は最強
正直、お医者さんの中にも尊敬できない方はいます。
体型のことを指摘されたけど、その先生自身が明らかに不健康だった…なんてこともあります。
でも、制度自体は信じて大丈夫です。
お医者さん個人ではなく、「保険制度」が用意してくれている診療内容に注目しましょう。
健康保険と保険診療は、症例数・効果・コストの3点でしっかり管理されており、まさに国が「太鼓判」を押している治療ばかり。
だからこそ、3割負担で安心して使えるんです。
普段の生活こそが最大の予防
もちろん、病院に行かずに済むのが一番です。
私も普段から以下のような生活習慣を心がけています。
- 腹八分目の食事
- 適度な運動
- 自然なおやつ(焼き芋、煮干し、高カカオチョコなど)
- 十分な睡眠
これらの習慣こそ、医療費を抑える最大の方法かもしれません。
まとめ:保険診療は「普通」じゃない。「最強」です。
私たちが普段、何気なく使っている健康保険。
実はこれ、日本が世界に誇る最強の社会保障制度の一つです。
3割負担で効果の高い治療が受けられ、高額療養費制度で上限も設けられている。
こんな制度、世界を見渡してもなかなかありません。
だからこそ、民間保険にお金をかける前に、まずはこの「最強の保険制度」をしっかり理解し、活用していきましょう。
そして、自分の体を日々ケアしながら、無理なく・無駄なく・健やかな生活を送っていければ、それが何よりの資産になると私は思っています。
「健康第一、無駄な出費は最小限に」——これからも、そんなお金と健康の話を届けていきます。
それでは今日も、気をつけていってらっしゃい!