新NISA制度は未来永劫続く?制度変更の可能性と賢い活用法

新NISA制度は未来永劫続く?制度変更の可能性と賢い活用法
こんにちは、鼻つぶれぱぐ男です。
今回は「新NISA制度は未来永劫続くのか?」というテーマについてお話しします。
結論から言うと、私の考えでは「たぶん、ずっと続くとは限らない」と思います。
なぜそう考えるのか?
そして、新NISA制度をどのように活用すべきなのかを詳しく解説します。
新NISA制度は未来永劫続くのか?
2024年から新しくなったNISA制度ですが、この制度が将来も続くとは限りません。
理由はいくつかありますが、大きな要因は 「国の財政状況」 にあります。
現在、日本は「資産運用立国」を目指し、投資を促進しています。
しかし、日本の人口は減少傾向にあり、将来的に税収も減る可能性があります。
そうなると、政府が税収を確保するために 非課税枠を縮小したり、制度を見直したりすることは十分あり得る のです。
実際に過去には、以下のような制度が廃止・変更されてきました。
- ジュニアNISA(2023年廃止)
- かつてあった65歳以上の貯金非課税枠(350万円まで非課税だったが廃止)
これらの前例を考えると、新NISA制度も 「今のまま永遠に続く」とは考えにくい です。
というよりは、なくなると思って早く始めるのが大事です。
制度が変わるとどうなる?考えられる変更点
制度が変更される場合、以下のようなパターンが考えられます。
- 新規の年間投資枠が縮小される
- 例えば、「年間360万円までの投資枠」が「年間180万円まで」に減る可能性。
- 制度の廃止が事前告知される
- 「5年後に制度終了します」といった形で、徐々に廃止される可能性。
- 復活制度が無くなる。
- 現在は投資した商品を売却した場合、枠が復活しますが、無くなる可能性も。
こうした変更がいつか起こると考えると、「いつか投資しよう」ではなく、「今ある制度をしっかり活用する」ことが重要になります。
今すぐできる新NISAの活用法
では、制度が変わる可能性を踏まえて、私たちはどうすればいいのでしょうか?
- 今の非課税枠をできるだけ活用する
- 年間360万円の枠を埋めることを意識する。
- 予算が少なくても、少しずつ投資を始める。
- 制度変更を見越して柔軟に対応する
- 「将来、制度がなくなるかも」という前提で資産運用計画を立てる。
- 例えば、iDeCo(個人型確定拠出年金)など、他の非課税制度も併用する。
まとめ:新NISAは「いつまでもある」と思わない方がいい
新NISA制度はとても優れた非課税制度ですが、未来永劫続くとは限りません。
過去の制度変更の例を見ると、 「今ある制度はいつか変わるかもしれない」と考えておくことが賢明 です。
だからこそ、 「今のうちに枠を活用しておく」 ことが大切です。
「いつかやろう」と思っているうちに、制度が変わってしまうかもしれません。
皆さんも、新NISAをうまく活用して、賢く資産形成を進めていきましょう!