減税に期待する前に知ってほしい本質|減税は「保険の見直し」と同じ構造です


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はじめに|減税のニュースに違和感を覚えた理由

このブログでは、金融機関や周囲の人がなかなか教えてくれない、
身近だけれど本質的なお金の話を、40歳でリタイアした私が発信しています。

今回のテーマは少し雑談寄りですが、とても重要な話です。
それは「減税」と「保険の見直し」が、実はよく似た構造をしているという点です。

選挙のたびに話題になる減税。
特に消費税減税は、多くの人が強く反応します。
しかし私は、その議論に強い違和感を覚えました。


消費税はどこに使われているのか

日本の消費税の多くは、社会保障費に充てられています。
医療、年金、介護、福祉、生活保護などです。

これらは相互扶助の仕組みで成り立っており、
そもそも「儲かる構造」ではありません。

高齢化が進む日本では、
社会保障費が不足し続けているのが現実です。

つまり、消費税を減らせば、
どこかで必ず別の財源を確保する必要が出てきます。


減税しても負担が減らない理由

仮に消費税が減税されたとします。
しかし、その分を社会保険料の引き上げで補ったらどうでしょうか。

結果として、
私たちの負担はほとんど変わりません。

実際、社会保険料は毎年のように少しずつ上がっています。
しかし、多くの人は給与明細を細かく見ていません。

そのため、
・消費税には敏感
・社会保険料の増加には無関心

という歪な状態が生まれているのです。


ステルス増税はすでに始まっています

近年では、
確定申告に載らない配当収入がある高齢者の社会保険料が上がる、
といった制度変更もありました。

これは明らかに、
見えにくい形での歳入確保です。

どこかの税収が下がれば、
別のところで必ず帳尻を合わせる。

この構造を理解せずに
「減税=得」と考えるのは危険だと感じています。


減税は「保険の見直し」と同じ構造です

ここで、今日の本題です。

減税の議論は、
「保険の見直し」に非常によく似ています。

保険の外交員に言われ、

貯蓄型保険に再度、言われるがまま、再加入する。

これは本質的な改善ではありません。


本当に必要なのは「家計全体の見直し」

家計(歳出)を本気で改善しようと思えば、
保険の見直しではなく、保険の解約など家計全体の見直しです。

・不要な保険は解約する
・車は中古で十分か考える
・不要なサブスクをやめる

こうした根本的な支出の見直しを行うはずです。

これは国で言えば、
歳出の抜本的な見直しと同じです。


目先の減税では何も変わりません

減税だけを見て喜ぶのは、
サブスクを一つ解約して、
別のサブスクに入り直すのと同じです。

支出の総額が変わらなければ、
生活は何も改善しません。

減税も同じで、
歳出改革が伴わなければ、
どこかで必ず負担は戻ってきます。


日本はこれから増税社会に向かいます

人口減少と高齢化が進む日本では、
今後も税や社会保険料の負担が増える可能性は高いです。

デフレ時代はまだ耐えられましたが、
今はインフレ時代です。

物価が上がり、
税と社会保険料が増えれば、
現金だけでは確実に資産は目減りします。


インフレ時代の個人の対策とは

だからこそ、
個人レベルでできる対策が重要です。

新NISAなどを活用し、
低コストのインデックスファンドを
長期・積立で運用する。

これはインフレから資産を守る
有効な手段の一つです。


まとめ|見た目に惑わされず本質を見る

減税そのものを否定しているわけではありません。
ただし重要なのは、
見た目ではなく構造を見ることです。

・減税しても負担は別の形で戻る
・社会保険料はすでに静かに上がっている
・本当に必要なのは歳出改革

この視点を持つことが、
お金に困らない人生につながると私は考えています。

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