こんにちは、鼻つぶれぱぐ男です。
このブログでは、40歳でリタイアした私が、金融機関や周りの人が教えてくれない身近なお金の話をしていきます。
今回のテーマは「毎月の貯金額の決め方」です。
毎月の貯金額の決め方
貯金は金額ではなく割合で考える
結論から言うと、貯金額は具体的な金額ではなく、
給与の割合で決めることをおすすめします。
これには重要な理由があります。
割合で決めるメリット
1. 収入に応じた柔軟な貯金
給与が変動しても、一定の割合で貯金することで、無理なく継続できます。
2. 自然な貯金額の増加
昇給に伴い、貯金額も自然に増えていきます。
3. 生活費の見直しにつながる
収入が減った場合でも、貯金の割合を維持しようとすることで、
支出の見直しにつながります。
具体的な割合の提案
最低でも総支給の10%以上を貯金に回すことをおすすめします。
ちなみに総収入とは、税金など引く前の収入です。
会社員なら、通帳に振り込まれる金額ではなく、
給与明細の一番上に書いてある金額です。
可能であれば15%や20%といった、より高い割合を目指すのも良いでしょう。
計算例:
– 総支給20万円の場合:10%で2万円、20%で4万円
– 総支給30万円の場合:10%で3万円、20%で6万円
貯金を始める前の準備
1. 給与明細の確認
総支給額を確認しましょう。
これは通常、給与明細の左上などに記載されています。
2. 目標割合の設定
自分の状況に合わせて、貯金の目標割合を決めます。
3. 自動振り込みの設定
決めた割合に基づいて、給料日に自動的に貯金口座に振り込まれるよう設定しましょう。
割合管理の重要性
割合で管理することのメリットは、単に貯金だけでなく、投資やその他の資産管理にも適用できる点です。
これは「ポートフォリオ管理」と呼ばれる考え方で、金融の世界では広く使われています。
生活費の見直しにつながる効果
例えば、総支給20万円の10%である2万円を貯金し、
残りの18万円(実際には税金等で手取りはさらに少なくなります)で
生活するのが難しいと感じたら、自然と生活費の見直しを考えるようになります。
具体的には:
– 不要なサブスクリプションの解約
– 嗜好品(タバコなど)の節約
– その他の固定費の見直し
このように、貯金を割合で決めることで、
収支のバランスを意識するようになり、より効率的な家計管理につながります。
まとめ
貯金額を決める際は、具体的な金額ではなく、収入の割合で考えることが重要です。
これにより、収入の変動に関わらず持続可能な貯金習慣を築くことができます。
まずは総支給の10%から始めて、徐々に割合を増やしていくことをおすすめします。
皆さん、今日からさっそく割合での貯金を始めてみてはいかがでしょうか。
お金に困らない人生への第一歩となるはずです。