60代からの安全な資産運用術|元本割れデータとリスク許容度の現実【失敗しない始め方】

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はじめに

このブログでは、金融機関が教えてくれない“身近なお金の話”を、40歳でFIREした私・鼻つぶれぱぐ男がわかりやすく解説しています。
今回は「60代からの資産運用とリスク許容度」について、フィナンシーの記事を参考にしながら、私の視点で深掘りしていきます。

参考記事

https://media.finasee.jp/articles/-/17172

(出典:フィナシー)

60代は退職金・年金・老後不安・インフレなど、多くのテーマが一気に押し寄せる時期です。

だからこそ「焦って間違える人」が非常に多くなります。

この記事が、これから資産運用を始める方の道しるべになれば幸いです。


60代の元本割れ経験者はどれくらい?

調査によると、60代単身世帯のうち 39.4%が元本割れを経験 しています。
一方で 約6割は元本割れを経験していない という結果でした。

一見すると「6割はうまくやっている」と思うかもしれません。

しかし、背景には以下の可能性もあります。

  • 大きなリスクを取っていない(=元本確保型の商品中心)
  • 損失に気づいていないほど高コストな商品を買っている

特に後者は注意が必要です。

「損していない」と思っているだけで、実際は“手数料で quietly 負けている”ケースが非常に多いです。


70代では元本割れ経験がさらに増える

70代になると元本割れ経験者は 47.4% と約半数に増えます。
理由としては以下が考えられます。

  • 運用期間が長くなり、暴落局面に遭遇する可能性が高い
  • 過去のバブル崩壊の影響を受けている世代が含まれる

つまり、長く投資を続けるほど元本割れに出会う確率は上がるということです。
これは投資の本質を示す大事なポイントです。


元本割れをした60代の“受け止め方”

元本割れした60代の人は、次のように回答しています。

  • 相場予想が外れたから仕方ない:74.6%
  • リスクを理解していなかった:16%
  • 金融機関の説明不足:9.5%

ほとんどの人が「自己責任」と感じているのが現実です。
そして金融機関への不満は1割以下。
つまり、金融機関の「売り方」よりも、自分の知識不足がトラブルの原因になりやすいのです。

但し、私がいつも言っている事を追加します。

金融機関の社員は、金融のプロではなく、金融商品の販売のプロです。

なので、金融機関が悪くなく、自分が判断が悪いと思ってしまっている。

なので、金融機関の社員に近づくな!!!!!

という事です。

彼らは、合法詐欺ビジネスです。

郵便局に勤めていた私が言うから、間違いないです。


60代が陥りやすい“危険なパターン”

私は日々、多くの相談を受けますが、60代の方には共通点があります。

  • 退職金という大金を急に手にする
  • 仕事がなくなり時間ができ、不安が膨らむ
  • 老後資金の話をテレビやSNSで見て焦る
  • 金融機関の窓口に行ってしまう
  • 勧められた高コスト商品を買う

これが典型的な「失敗ルート」です。

しかし今は時代が変わりました。
AIに聞いた方が、はるかに的確で中立な答えが返ってきます。


AIが出した“60代初心者への最適解”

実際に私はAIにこう聞きました。

60代で投資初心者。リスクはあまり取れない。長生きする可能性もある。どんな商品が適切?

返ってきた答えはシンプルでした。

「株と債券を半分ずつ含む低コストのバランス型ファンドが最適です。」

まさにその通りです。
例えば、

  • eMAXIS Slim バランス8資産均等型ファンド

など、低コストで世界分散されている商品が理想的です。

AIはこうした質問に対し、金融機関のように手数料を取る動機がありません。
だからこそ、最も合理的・中立的な答えが返ってくる のです。

注意点

皆さんが質問して、AIが最適な答えが返ってくるかはわかりませんので、

投資判断等は自己責任でお願いします。


“投資の最大の敵”は商品ではなく自分の感情

60代に限らず、投資で一番の敵は 自分の感情 です。

  • 不安
  • 焦り
  • 自信過剰
  • 口コミに流される

感情に振り回されると、間違った商品を買い、暴落で狼狽売りしやすくなります。

投資は「冷静に、淡々と」が何よりも大切です。


インフレ時代に“何もしない”のは最大のリスク

これまではデフレで物価が上がりませんでした。
しかし今は、物価3〜5%上昇 が当たり前になりつつあります。

銀行に預けても利息はほぼゼロ。
インフレで「預金は確実に目減り」してしまいます。

だからこそ、

  • 株式
  • 債券
  • 物価上昇に強い資産

これらをバランスよく持つことが、老後の生活を守るために必要なのです。

そして、このお金は最悪、亡くなるまで出さなくてもいいと思える資産部分を投資に回してください。

それは、人はいつ亡くなるかわかりません。

そして、いつお金が要るようになるかもわかりません。

そして、本当に必要になった時に、

「必要な時に必要な分だけ出す」

これが一番大事な事です。


結論|60代から始めるなら“低コストのバランス型”一択

私が一貫して伝えているのはこれです。

✔ 60代初心者は、ネット証券で低コストのバランス型投資信託を選ぶべき。
✔ 金融機関の高コスト商品は買わない。
✔ 焦らず、感情に振り回されない。

老後は長いです。
90歳まで生きる前提で資産設計をすれば、運用は必須になります。

「今からでも遅くない」
ただし「間違えたら取り返しがつかない」

だからこそ、正しい知識と冷静な判断が必要です。

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