新NISAで米国株を買う理由。40歳でリタイアした私が伝えたい「お金に困らない人生」のための投資術

はじめに
このブログでは、金融機関や周囲の人がなかなか教えてくれない「へぇ〜」と思えるようなお金の話を、40歳でリタイアした私が日々お届けしています。
一人でも多くの方がお金に困らない人生を歩めるよう、少しでも参考になる内容を発信していきます。
今回は「新NISAでなぜ米国株を買っているのか」というテーマでお話ししていきます。
新NISAで米国株を買っているけど、万人におすすめではありません
まず大前提として、今回のお話は「米国株を買ったほうがいいですよ」という推奨ではありません。
人それぞれの考え方があって当然ですし、投資の目的もライフスタイルも違います。
最近では、米国株よりも他地域の株式のパフォーマンスが優れているという話も耳にします。
ですが、新NISAで何を買うかは、あなたがその制度をどう使いたいかによって変わってくると思うんです。
私が米国株を買う理由① 長期で見たらやはり米国株が強い
米国株がこの先もずっと強いとは思っていません。
現時点では割高感もありますし、有名なマグニフィセント・セブンなどの銘柄が指数を大きく引っ張っている現状です。
それでも、私は今43歳。
新NISAを使って30年先、つまり70代の自分を見据えて投資しています。
5年や10年でパフォーマンスが劣ったとしても、30年の視点で見れば米国株はやはり強いと考えているのです。
私が米国株を買う理由② イノベーションの中心は米国だから
今後、私が90歳まで生きると仮定すれば、あと約50年の資産運用期間があります。
その間に起こるイノベーションの多くは、引き続き米国が中心になるのではないかと思っています。
米国は人口が増加し、法整備も進んでいて、世界の経済の中心であり続ける可能性が高い国です。
そんな国の株式に長期で資金を置くのは、安心感のある選択肢だと感じています。
私が米国株を買う理由③ サテライト投資で調整しているから
私はコアとして米国株を持ちながらも、
サテライト部分では他の資産にも分散投資をしています。
たとえば金や新興国株、欧州株などです。
今後のトレンドによって柔軟に投資対象を調整しながらも、新NISAでは王道のインデックス投資として米国株を中心に据えています。
私が米国株を買う理由④ すでに十分な分散をしているから
オールカントリー(全世界株式)を買えば自然と分散投資にはなりますが、私はすでに他の手法で分散をしているので、新NISAではあえて米国株一本にしています。
ただ、もしリスクを抑えつつ手間もかけたくない方には、現金+オールカントリーというシンプルな構成をおすすめします。
これは多くの方にとって無理なく続けられる方法だと思います。
新NISAを始めた理由を思い出してみましょう
新NISAを始めた理由、覚えていますか?
多くの方にとって、それは「老後の資産形成」ではないでしょうか。
新NISAで増やすお金は、基本的に失敗できない大事なお金だと思います。
だからこそ、目先のリターンやトレンドに惑わされず、堅実に資産形成をすることが大切だと思います。
結論:大事なのは30年後に資産が残っていること
今年の米国株が+10%だろうが、他地域の株がそれを上回ろうが、正直それはあまり重要ではありません。
大切なのは、30年後に老後を支えるお金としてその資産が育っているかどうかです。
そのためには、市場平均に乗るインデックス投資をベースに、ブレずに積み立てていくこと。新NISAはそのための強力な制度です。
おわりに:迷ったらオールカントリー+現金でもOK
「いろいろ分散するのは難しい」「どこに投資したらいいかわからない」という方は、現金+オールカントリーのシンプル構成が一番わかりやすくておすすめです。
また、私が好きな本である**山崎元さんと水瀬ケンイチさんの『ほったらかし投資術』**も、迷っている方には参考になります。
新NISAにどう向き合えばいいかのヒントが詰まっていますので、ぜひ読んでみてください。
それでは、今日も気をつけて、いってらっしゃい!