民間保険に加入するなら保険会社の株を買うべき理由
はじめに
おはようございます、鼻つぶれぱぐ男です。
このブログでは、金融機関や周囲の人が教えてくれないお金の話をお届けしています。
40歳でリタイアした私が、皆さんが将来お金に困らないような知識を発信していきます。今回のテーマは、「民間保険に加入するなら保険会社の株を買おう」というお話です。
保険の仕組みと相互扶助の考え方
まず、保険制度は本来「相互扶助」の精神に基づいていました。
たとえば、国民年金は現役世代が保険料を支払い、それが現在の年金受給者に使われる仕組みです。
現在も健康保険も同じです。
そもそも、民間医療保険が誕生した由来は、医療費が支払えない場合に備えて、皆で助け合うことを目的としていました。
しかし、現在の民間保険会社は大きく変わりました。
民間の保険会社は利益を追求する企業であり、決算を見ると非常に高い利益を上げています。
その利益つまり、皆から集めた保険料は株主に配当金として支払われているのです。
保険料の負担とその実態
ある保険会社の貯蓄保険を調べてみました。
30歳 男性
養老保険 10年満期 満期金100万円
保険料月々9010円
月々9010円×120か月=約108万円
いかがでしょうか?
もし、将来の資産形成を目的で保険を始めたのなら、本末転倒です。
資産が減っています。
保障と貯蓄を混ぜてはいけません。
また、もう一つ医療保険を例にしてみましょう。
30歳 男性 終身医療保険 終身払い 入院5000円 保険料月々1578円
月々1578円×120か月=約19万円(40歳まで)
月々1578円×240か月=約38万円(50歳まで)
月々1578円×360か月=約57万円(60歳まで)
いかがでしょうか?
月々は安いですが、まとまると大きい金額になります。
健康保険は高額医療費制度もあり、入院の医療費は少ないです。
また、現在は、入院も短いです。
保険料を資産運用に回す考え方
では、同じ1万円を毎月保険会社の株購入に回したらどうなるでしょうか。
個別株が苦手の人は、インデックス投資でもいいです。
年間平均利回り3%で10年間運用すると、
120万円のお金が約140万円になります。
もちろん、株のリスクはありますが、資産が減らないどころか増えるチャンスがあるのは大きな利点です。
現在では、1株から購入できるため、少額ずつでも積み立てが可能です。
10年間続けることで、元本を増やせる可能性があります。
まとめ
保険の支払いはコストが高く、資産形成には不向きです。
民間保険を見直し、保険料を保険会社の株に投資することを検討する価値はあります。
コツコツと資産を育て、明るい未来に向けてお金を運用していきましょう。