資産形成の基本は「4本柱」|長期・積立・分散・低コストでお金に困らない生き方へ
はじめに
こんにちは、鼻つぶれぱぐ男です。
このブログでは、金融機関や周囲の人がなかなか教えてくれない「身近なお金の話」をお伝えしています。
私自身、40歳でリタイアし、資産形成における考え方を実践してきました。
今日は、お金に困らない人生をつくるための「資産形成の4本柱」について解説します。
参考記事
https://media.moneyforward.com/articles/9831
(出典:MONEY PLUS)
資産形成の4本柱とは?
多くの人が聞いたことのある「長期・積立・分散」の3本柱。
最近では、そこに 「低コスト」 を加えた「4本柱」が資産形成の基本とされています。
| 資産形成の柱 | 内容 |
|---|---|
| 長期 | じっくり時間を味方につける |
| 積立 | コツコツ継続して買い続ける |
| 分散 | リスクを広く分けて持つ |
| 低コスト | 手数料を最小限にして資産を減らさない |
特に「低コスト」は、長期運用を前提とするなら 確実に差が出る要素 です。
① 長期投資:時間を味方にする
長期投資の最大のメリットは「複利の力」を活かせることです。
複利とは、増えた利益に対してさらに利益が積み重なる仕組みです。
例えば、100万円を年利5%で運用した場合:
| 運用期間 | 単利 | 複利 |
|---|---|---|
| 10年 | 150万円 | 162万円 |
| 20年 | 200万円 | 265万円 |
| 30年 | 250万円 | 432万円 |
同じ利回りでも、長く運用するほど差が大きくなります。
今日がこれからの人生で一番若い日です。投資は早く始めるほど有利です。
② 積立投資:価格の上下を味方にする
毎月一定額をコツコツ投資していく方法が「積立投資」です。
これは「ドルコスト平均法」と呼ばれ、価格が高いときには少なく、安いときには多く買うことになり、自然と平均購入価格がならされます。
一括で大きく入れるのが精神的に不安な人でも、積立なら無理なく取り組むことができます。
③ 分散投資:卵は1つのカゴに入れない
株式だけ、特定の国だけに集中させると、下落したときのダメージが大きくなります。
そこで複数の資産・国に分散することでリスクを抑えることができます。
迷ったら、まずは下記が代表的な選択肢です:
- S&P500(米国株)
- 全世界株(オールカントリー)
- 先進国株式(除く日本)
- バランス型ファンド(株式+債券+リートを自動で配分)
特に初心者は「オールカントリー」または「S&P500」一本で十分です。
④ 低コスト:見えない手数料ほど影響が大きい
投資で最も見落とされがちなポイントが 手数料(コスト) です。
手数料が高い商品は、運用益が積み上がるほど、差が大きく開きます。
おすすめは、業界でも手数料が最安水準の eMAXIS Slimシリーズ です。
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
- eMAXIS Slim 先進国株式(除く日本)
このあたりを 新NISAで積立購入すればOK です。
まとめ
資産形成は「センス」や「才能」よりも、 正しい仕組みを続けられるかどうか が重要です。
✅ 長期
✅ 積立
✅ 分散
✅ 低コスト
この4本柱を守るだけで、投資は難しいものではありません。
あなた自身のお金を、あなた自身で守り育てていきましょう。
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