小金持ちへの道

株式市場のお祭り騒ぎに流されないための平常心の持ち方

株式市場のお祭り騒ぎに流されないための平常心の持ち方

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株式市場も世の中もお祭り騒ぎ?

こんにちは、鼻つぶれぱぐ男です。
最近、株式市場はまるで夏祭りのような賑わいを見せています。

7月末まで市場最高値更新が続き、SNSのトレンドでは「FANG爆上げ」や「最高値更新」などのお祭りムード一色でした。

しかし、翌日には一転して「ブラックマンデー」がトレンド入りするなど、熱狂と恐怖が交互にやってきています。


FANGとFOMOの関係

FANGとは、Facebook(現Meta)、Apple、Netflix、Google(またはAmazonを含める場合も)といった米国の主要テック企業群の総称です。

こうした銘柄が大きく値を動かすと、SNS上では一気に話題になり、投資家心理が大きく揺れ動きます。

その時によく見られるのが「FOMO(Fear Of Missing Out)」、

つまり「乗り遅れる恐怖」です。

「今買わないと損するかも」と焦って投資をする心理状態を指します。


お祭りには参加しない選択肢もある

私自身、こういったお祭り的な株価上昇局面には基本的に乗りません。

地元のお祭りにも行きません(笑)。

混雑や熱気が苦手というのもありますが、株式市場においても冷静さを欠くような行動は避けるべきだと考えているからです。


平常運転が資産形成の基本

長期投資の基本は、定期的に一定額を積み立て続ける「平常運転」です。

S&P500やオールカントリーのようなインデックス投資は、1〜2ヶ月の値動きや、数年単位の調整局面を気にせず続けることが成功の近道です。

例えば、30歳の方であれば30年後、40歳の方であれば20年後を見据えて投資しているはずです。

その間に市場は何度も急騰・急落を繰り返しますが、長期で見れば右肩上がりが続く傾向があります。


資産配分とリスク許容度の確認

とはいえ、全員が同じ戦略で良いわけではありません。

自分のリスク許容度を把握し、それに合わせた資産配分を行うことが大切です。

もし20〜30%の暴落があっても生活に支障がないよう、現金や安全資産も一定割合は保有しておくべきです。

特にリタイア後の方や、定期収入がない方は現金比率を高めに保ち、必要以上のリスクを取らないことが重要です。


「他人が貪欲な時こそ恐れよ」

ウォーレン・バフェットの有名な言葉に「他人が貪欲な時は恐れ、他人が恐れている時は貪欲になれ」があります。

お祭りムードで皆が株を買っているときに同調すると、高値掴みになりやすく、結局は売るしかない状況に追い込まれます。

逆に、恐怖で売りが殺到しているときは、優良企業の株が割安になっている可能性が高く、買い時となる場合もあります。


ギャンブル感覚はNG

株式投資をギャンブル感覚で行う人もいますが、私の配信を聞いてくださる方には、そういう短期的な売買はおすすめしません。

長期的な資産形成を目指すなら、冷静な判断と継続力が何よりも大切です。


まとめ:お祭りはほどほどに

株式市場は時にお祭り騒ぎのような熱狂に包まれますが、その波に飲まれないためには、自分の投資方針を守る平常心が必要です。

FOMOに流されず、自分のリスク許容度を理解し、長期的な視点でコツコツと資産を積み上げていきましょう。

この夏も暑い日が続きます。

体調管理にも気をつけつつ、投資でも無理をせず、健全な資産形成を続けてください。

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