こんにちは、40歳でリタイアを果たした鼻つぶれぱぐ男です。
このブログでは、金融機関や周囲の人々が教えてくれない、
身近で実用的なお金の話をお届けしています。
今回は、固定費削減シリーズの一環として、死亡保険の必要性について考えていきます。
固定費削減(死亡保険)
死亡保険は本当に必要か?
結論から言うと、死亡保険は全ての人に必要というわけではありません。
しかし、特定の状況下では必要となる場合があります。
死亡保険が必要な人
死亡保険が必要な人は、主に以下のような状況にある方々です:
1. 自分が亡くなった場合に、家族の当面の生活費が困る可能性がある人
2. 小さな子供がいて、教育費の負担が大きい人
3. 配偶者の生活費を心配する必要がある人
死亡保険の加入を考える前に
死亡保険に加入する前に、以下の点を考慮する必要があります:
1. 職種による遺族年金の有無
– 会社員の場合、国民年金、厚生年金や共済年金からの遺族年金が支給される可能性があります。
– フリーランスの場合は、国民年金からのみ遺族年金がい給される可能性があります。
自分が亡くなった時に、いくら遺族年金が下りてくるか確認をしましょう!
2. 住宅ローンの団信(団体信用生命保険)の有無
– 住宅ローンに団信が付いている場合、死亡時にローンが完済される場合があります。
なので、一度団信の内容も確認しましょう!
3. 既存の保険や貯蓄の状況
– 現在加入している保険や貯蓄額を考慮し、追加で必要な保障額を算出します。
死亡保険の選び方
必要と判断した場合、以下のポイントを押さえて選びましょう:
1. かけ捨ての保険を選ぶ
– 最も安い掛け金で必要な保障を得られます。
10年で更新するタイプにしましょう!
必要な保障が変わる可能性があります。
2. 収入保障保険の検討
– 年々保障額が減少していく保険で、子育て期間に合わせて設計できます。
3. 必要最小限の保障額にする
– 遺族年金や団信などを考慮し、本当に必要な金額だけを保障します。
注意点:保険の見直し
多くの人が、入社時にセールスレディーに勧められるまま、様々な特約付きの高額な保険に加入しています。
しかし、これらの保険は必ずしも最適とは限りません。
以下の点に注意しましょう:
1. 定期的な見直し
– 生活環境の変化に合わせて、保険の内容を見直します。
2. 特約の必要性の再検討
– 不要な特約を外すことで、保険料を抑えられる可能性があります。
3. 更新時の保障額と保険料のバランス
– 更新時に保険料が上がる場合、保障額を下げることで保険料を抑えられることがあります。
現在は、ネット保険で安いものがたくさんありますので、他社に乗り換えるのも一つの手です。
まとめ
死亡保険は、全ての人に必要なわけではありません。
自分の状況をよく分析し、本当に必要な場合にのみ、最小限の保障で加入することをおすすめします。
以下の手順で検討してみてください:
1. 現在の収入や貯蓄、遺族年金の有無を確認する
2. 住宅ローンの団信の有無を確認する
3. 家族の生活に必要な金額を算出する
4. 上記を踏まえて、追加で必要な保障額を決める
5. 必要最小限の保障額で、かけ捨ての保険に加入する
皆さんも、自分の状況に合わせて死亡保険の必要性を考え、
適切な判断をしてみてはいかがでしょうか。
今日も気をつけてお過ごしください。