2025年5月の投資雑誌を読んで感じたこと~内需株とトランプ関税の関係を考える~

はじめに
おはようございます。鼻つぶれぱぐ男です。
このブログでは、金融機関や周囲の人たちがなかなか教えてくれない、でも「へー」と思えるお金の話を、40歳でリタイアした私の視点から発信しています。
今日もお金の話を一緒に学んでいきましょう。
2025年5月の投資雑誌を読んで
今回は「5月の投資雑誌を読んで思ったこと」というテーマでお話しします。
毎月発売される投資雑誌を、私は2冊ほど読んでいます。
投資のヒントや市況の捉え方など、いろいろな意味で参考にしているため、欠かさず目を通しています。
今月も2冊読みましたが、いずれも国内株式、とくに個別銘柄の紹介が中心でした。
加えて、今月は「内需株」や「連続増配銘柄」、「高配当株」といった特集が組まれていました。
5月の雑誌に共通する「内需株」推しの理由
なぜ今、内需株に注目が集まっているのか。
その背景には「トランプ関税」の影響があります。
トランプ大統領が再び関税強化の動きを見せており、これにより海外輸出を主力とする大型株や景気敏感株は、今後影響を受ける可能性が高いと見られています。
特に日本の輸出企業は、米国市場への依存度が高く、関税の影響をモロに受けます。
そのため、株価が伸び悩むリスクがあります。
輸出株と内需株の違いとは?
輸出株は為替の影響を強く受けます。
特に円高になると、海外での売上が目減りするため、株価にとってマイナス要因となります。
逆に、円安は追い風になりますが、為替は常に変動するため、安定性には欠けます。
一方で、内需株は国内市場を主軸とした企業が多く、為替の影響を受けにくいというメリットがあります。
今回の投資雑誌でも、飲食業や生活インフラに関わる企業など、ディフェンシブ銘柄が多く取り上げられていました。
私自身のポートフォリオと雑誌の内容
私自身も、国内の内需株をいくつか保有しています。
ただし、どちらかというと中小型株が中心です。
大型株も少しは保有していますが、ディフェンシブ性の高い銘柄を選んでいます。
雑誌に掲載されていた銘柄の中には、私が保有している銘柄もいくつかありました。
個人的には、「やっぱり注目されてきたな」という印象です。
投資雑誌の情報をどう活かすべきか
ここで注意しておきたいのが、**「雑誌に載った銘柄はすでに買われている可能性がある」**ということです。
多くの人が投資雑誌を読んで同じような行動を取ることで、一時的に株価が上がってしまい、「高値掴み」になるリスクがあります。
特に雑誌発売直後のタイミングで安易に飛びつくのは、注意が必要です。
投資の判断は、自分の視点と分析が欠かせません。
雑誌はあくまで情報の一部。鵜呑みにせず、自分なりに裏付けをとったうえで判断することが大切です。
最後に:来月の雑誌も要チェック
今回は2025年5月の投資雑誌から見えた内需株トレンドについてお話ししました。
6月の投資雑誌にも、きっとまた新たなヒントがあるはずです。
覚えていれば、また来月も同じように紹介したいと思います。
毎月の市況変化を感じながら、少しずつ知識を積み上げていきましょう。
それでは、また次回の更新でお会いしましょう。読んでいただき、ありがとうございました。