小金持ちへの道

【資産リバランスの実例】FIRE後の資産管理術|半年ごとに見直す理由と売却タイミングの考え方

【資産リバランスの実例】FIRE後の資産管理術|半年ごとに見直す理由と売却タイミングの考え方


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はじめに

皆さんこんにちは。鼻つぶれぱぐ男です。
このブログでは、金融機関や周りの人が教えてくれない身近なお金の話を、40歳でリタイアした私の視点からお届けしています。

「お金に困らない人生」を一人でも多くの人が送れるように、今日もお話していきます。

今回のテーマは「資産のリバランスをしました」という内容です。

少し雑談も含みながら、実際にどのように資産を見直しているのかお伝えします。


半年に一度の資産チェックをする理由

私は半年に1回、資産の棚卸しをしています。
現在は夫婦ともに働いておらず、資産運用の取り崩しで生活しています。

そのため、今どれくらい資産があり、どれだけリスクを取っているかを定期的に確認する必要があるのです。

仕事で収入がある人は投資を続けていれば資産が増えていく可能性がありますが、私のように取り崩す側の場合、資産配分のバランスが崩れていくとリスクが大きくなります。

だからこそ**「確認 → 調整」が欠かせません。**


今年のリバランスのきっかけとなった状況

今年の前半、株式市場では予想外の値動きが起こりました。
私はその前のタイミングで一度、現金比率を高める調整を行っていましたが、その影響で確定申告上(税法上)は一部でマイナスが出ていた時期もあります。

しかし、資産全体としてはゴールドやディフェンシブ銘柄を組み合わせていたことが功を奏し、生活費を使っても資産の総額は大きく崩れませんでした。

ここで大事なのは、値動きの大きい資産だけを持たないこと。一方向に偏らせないことで、下落時でも資産を守りやすくなります。


今回のリバランス内容

今回調整したのは主に3つです。

① 個別株の比率調整

私は「1銘柄は総資産の2%以内」というルールを設けています。
長期で応援したい企業は複数ありますが、比率が増えすぎるとリスクが集中するため、2%を超えたものは一部売却しました。

② 金(ゴールド)の比率調整

金は分散効果が高く、長期保有に向く資産ですが、こちらも総資産の5~10%を目安にしています。
10%を超えそうだったため、相場が高いタイミングで少しだけ売却しました。

③米国長期債券ETF(為替ヘッジあり)を購入

サテライト部分に関しては、株高の影響でリスクを下げるため、

現金(日本円)を持っていました。

株高はいつまで続くかわかりません。

現金をそのまま置いておくよりは、米国長期債券ETFで保有することにしました。

しかし、米国が利下げをしていく方向性なので、ドル安円高に向かいやすいため、

為替ヘッジありにしました。

そのかわり、長期保有ではなく、株高のリスク回避のためと、

株式投資への資金確保のためです。

参考程度で。

投資判断は自己責任でお願いします。


リバランスは「必要な人」と「不要な人」がいる

ここが重要なポイントです。

✔ リバランスが必要な人

・FIREやセミリタイアで取り崩しながら生活している人
・資産が生活に直結する人

✔ リバランスが不要な人

・まだ働いており、収入がある人
・投資を続けて積み上げている段階の人

こうした人は、無理に売ったりせず、**買い続けていく「BUY&HOLD。」**で十分です。


まとめ:資産管理は自分の状況に合わせることがすべて

資産管理には「正解」はありません。
ただし、共通して大切なのは次の2点です。

  • 自分がどれくらいのリスクを取っているか理解すること
  • 生活への影響を考えた資産配分にすること

FIRE後の資産運用は、増やすより「守る」比重が高くなります。
一方、働いている人は「育てる」フェーズです。

状況が違えば、取るべき行動は違います。
だからこそ、周りに流されず、自分に合った運用を選んでいきましょう。

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