最初の一歩

墓じまいが増える時代に思う、後悔しない人生とお金の価値観


墓じまいが増える時代に思う、後悔しない人生とお金の価値観

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はじめに:お金に困らない人生を目指して

こんにちは。40歳でリタイアした、鼻つぶれぱぐ男です。
このブログでは、金融機関や周囲の人がなかなか教えてくれない「へぇ〜」と思えるようなお金の話を中心に発信しています。
一人でも多くの方が「お金に困らない人生」を歩んでもらえることを目指して配信しています。

今日のテーマは**「墓じまいが増えている」という社会の変化**についてです。

お金の使い方や人生観にも深く関わる話題ですので、ぜひ最後までお読みください。


増え続ける「墓じまい」

2023年度、全国での墓じまいの件数は約16.6万件に上り、10年間で2倍に増えました。
将来的には年間30万件を超える可能性もあると言われています

(出典:日経新聞2024年6月23日)。

背景には少子化や核家族化、

そして「墓を継ぐ人がいない」「子供に迷惑をかけたくない」といった理由があります。
墓じまいは、もはや一部の人の話ではなく、私たちすべてに関係するテーマになっています。


墓の新しいカタチ:樹木葬や散骨も人気に

今では**「墓石を買わない選択」**をする人が増えており、樹木葬や海への散骨など、管理のいらない新しい弔いのカタチが主流になりつつあります。

樹木葬は、墓石の代わりに木を植える形で、後継ぎも不要、宗教不問、コストも抑えられるということで人気を集めています。
実際、従来型の墓の購入者が20%ほどに対し、樹木葬の利用は50%近くに達しています。

AIによる弔い支援やメタバース上の「仮想墓」など、テクノロジーを活用した供養の形も出てきており、「死後のあり方」すらも変わってきていると感じます。


私自身の考え:墓や葬式にこだわらない

私自身も、正直「墓」や「葬式」に強い思い入れはありません。
今のお墓は姉に任せていますが、自分は永代供養で十分だと思っています。

葬式もできれば生前葬のように、生きているうちに感謝を伝えるほうがいいかなと。
亡くなったときは家族だけで静かに送ってもらえれば、それで十分です。

子どもがいない私たちは、自分の死後の手続きも弁護士に依頼することになるかもしれません
自分の最後をどうするかを事前に考えて準備しておくことは、お金の問題と同様に大事なことだと実感しています。


常識にとらわれず、自分の価値観で生きる

「結婚しなきゃいけない」「家は建てるべき」「車は一家に一台」など、
世の中にはいろんな“常識”がありますが、それはその人の常識でしかないと思います。

私の考えが他の人にとって非常識であっても、それでいい。
**「自分がどう生きたいか」**が大切で、周りの声に振り回される必要はないのです。


両親の死が教えてくれたこと

私の両親は早くに亡くなりました。
その経験が、私が40歳でリタイアを決断するきっかけになりました。

亡くなってしまったからこそ、時間は戻らないことを強く実感したのです。
だからこそ「お金がある程度あるなら、自分の時間を大切に使いたい」と思うようになりました。

リタイア後の生活は不安もありましたが、妻と二人でならやっていけると判断し、今に至ります。

両親には感謝しています。
彼らがいなければ、私は「自分の人生をどう生きたいか」なんて真剣に考えなかったかもしれません。


まとめ:人生も供養も、お金の使い方も「自由でいい」

結局のところ、人生の選択肢は人それぞれです。

  • 結婚するかしないか
  • 家を買うか買わないか
  • 子どもを持つか持たないか
  • 墓を持つか持たないか
  • 葬式をするかしないか

すべてあなた自身の価値観で決めてよいことです。
「こうすべきだ」という声があっても、耳を貸す必要はありません。

大切なのは、自分で考えて、自分で選ぶこと。
そして後悔のない人生、お金に困らない人生を自分でつくっていくことだと思っています。

これからも、そうした気づきや情報をお届けできるよう発信していきます。
今日も良い一日をお過ごしください。いってらっしゃいませ。


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